WBC2023予選参加国はどこ?12か国の組分け・日程・本大会進出を徹底解説
2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場するため、2022年に予選を戦ったのはどの国だったのでしょうか。予選には12か国が参加し、ドイツで行われたプールAと、パナマで行われたプールBの2組に分かれて、4つの本大会出場枠を争いました。最終的に切符をつかんだのは、イギリス、チェコ、パナマ、ニカラグアの4か国です。
2023年大会では、従来の16チームから20チームへと参加枠が拡大しました。予選突破を決めた国の中には、WBC初出場となったイギリス、チェコ、ニカラグアも含まれています。この記事では、WBC2023予選参加国一覧、組分け、2022年の開催日程、ダブルイリミネーション方式の仕組み、本大会の出場国、侍ジャパンの試合結果まで整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 予選参加国:12か国が2つのプールに分かれ、4つの本大会出場枠を争った。
- 予選突破国:イギリス、チェコ、パナマ、ニカラグアの4か国が2023年大会に進出した。
- 大会の変更点:2023年WBCは20チーム制に拡大。侍ジャパンは全勝で1次ラウンドを突破し、3大会ぶり3度目の世界一に輝いた。
【一覧】WBC2023の予選参加国12か国と組分けを紹介
2023年WBCの予選は、2022年9月から10月にかけて開催されました。大会を主催するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)とMLBの公式発表では、ドイツのレーゲンスブルクとパナマのパナマシティが予選会場に指定され、各会場に6か国ずつが集まりました。
予選参加国は、ヨーロッパを中心とするプールAと、中南米などの国々が集まったプールBに分かれています。各プールから2か国、合計4か国が本大会へ進出する仕組みでした。
プールA:ドイツ開催の予選
プールAの会場は、ドイツ・レーゲンスブルクのアルミン・ヴォルフ・アレーナです。開催国ドイツをはじめ、イギリス、チェコ、スペイン、フランス、南アフリカの6か国が参加しました。
- ドイツ代表
- チェコ代表
- スペイン代表
- フランス代表
- グレートブリテン代表(イギリス)
- 南アフリカ代表
この組では、グレートブリテン代表とチェコ代表が本大会出場権を獲得しました。イギリスはスペインとの接戦を制して突破を決め、チェコもスペインを破って初の本大会出場を果たしています。
プールB:パナマ開催の予選
プールBは、パナマシティのロッド・カルー・ナショナル・スタジアムで開催されました。パナマ代表に加え、ニカラグア、ブラジル、アルゼンチン、ニュージーランド、パキスタンの6か国が出場しています。
- パナマ代表
- ニカラグア代表
- ブラジル代表
- アルゼンチン代表
- ニュージーランド代表
- パキスタン代表
この組を突破したのは、開催国のパナマ代表とニカラグア代表です。パナマはブラジルを4対0で下して出場権を獲得。ニカラグアも最終戦でブラジルに3対1で勝ち、悲願のWBC初出場を決めました。
なお、グレートブリテン代表はイギリスの野球代表チームを指す名称です。日本語の記事では「イギリス代表」と表記されることもありますが、WBCの公式なチーム名を確認する際には「Great Britain」の表記が目印になります。

【日程・結果】2022年WBC予選はいつ開催された?
2022年の予選は、プールAが9月16日から21日まで、プールBが9月30日から10月5日までの日程で行われました。WBC公式の予選日程発表は2022年9月1日付で公表されており、両会場でそれぞれ6か国が本大会出場権を争っています。
| 項目 | プールA | プールB |
|---|---|---|
| 開催地 | ドイツ・レーゲンスブルク | パナマ・パナマシティ |
| 開催期間 | 2022年9月16日〜21日 | 2022年9月30日〜10月5日 |
| 参加国数 | 6か国 | 6か国 |
| 予選突破国 | イギリス、チェコ | パナマ、ニカラグア |
| 注目の決定試合 | イギリスがスペインに延長10回で10対9、チェコがスペインに3対1 | パナマがブラジルに4対0、ニカラグアがブラジルに3対1 |
プールAの注目試合と突破の経緯
プールAでは、グレートブリテン代表が9月20日にスペイン代表と対戦しました。試合は延長10回までもつれ込み、イギリスが10対9で勝利。この結果により、イギリスはWBC本大会への初出場を決めました。
もう一つの出場枠を獲得したのはチェコ代表です。9月21日の最終戦でスペインを3対1で下し、こちらも初の本大会進出を果たしました。スペインは打線の爆発力を見せながらも、最後の2試合を勝ち切れずに予選敗退となっています。
プールBの注目試合と突破の経緯
プールBでは、開催国パナマが10月4日にブラジルを4対0で破り、最初の出場権を獲得しました。パナマがWBC本大会に出場するのは2009年以来です。
残る1枠を争った10月5日の最終戦では、ニカラグアがブラジルに3対1で勝利しました。ニカラグアは予選の序盤でブラジルに敗れていましたが、敗者側の試合を勝ち上がり、最後のチャンスを生かしています。これにより、ニカラグアは国際大会の大舞台であるWBCに初めて進出しました。
このように、予選は単に初戦の勝敗で決まる大会ではありません。特にニカラグアの突破は、敗戦後も勝ち上がれる方式が、最後まで出場争いを成立させることを示した事例でした。
【仕組み】ダブルイリミネーション方式とは?
2023年WBCの予選で採用されたのが、ダブルイリミネーション方式です。英語では「Double Elimination」と呼ばれ、基本的には2敗するまで敗退が決まらないトーナメント方式を意味します。
一般的な一発勝負のトーナメントでは、1試合負けるとその時点で敗退します。一方、ダブルイリミネーション方式では、初戦に敗れたチームにも敗者側の試合が用意されており、そこで勝ち続ければ本大会進出の可能性が残ります。
一度負けても敗退とは限らない
予選では、勝者側の試合で勝ち進むチームがいる一方、敗れたチームは敗者側の試合へ回ります。そこで敗れれば敗退となりますが、勝ち続けることで最終的な出場枠を争うことができます。
ただし、実際の予選トーナメントでは、開催国やシードされたチームに初戦の免除が設けられていました。そのため、すべてのチームが同じ試合数を戦うわけではありません。大会の仕組みを理解する際は、単純な総当たり戦とも、1敗即敗退の方式とも異なる点を押さえておきましょう。
この方式が予選に採用された理由
WBC予選には、世界各地の代表チームが参加します。チームの実力差がある場合でも、一度の試合で結果が決まることを避け、複数の試合を通じて出場国を選びやすくすることが、ダブルイリミネーション方式の特徴です。
実際、ニカラグアはブラジルに敗れた後も勝ち上がり、最終的に本大会出場を決めました。予選参加国にとっては、初戦の結果だけでなく、敗戦後の立て直しや投手起用、連戦への対応も重要だったのです。

【本大会進出】予選突破した4か国と2023年WBCの出場国一覧
2023年WBCでは、2017年大会に参加した16チームが2023年大会への出場権を得ており、そこに2022年予選を突破した4チームが加わりました。これにより、大会史上初めて参加チーム数が20に拡大しています。
予選を通過した4か国は、グレートブリテン代表、チェコ代表、パナマ代表、ニカラグア代表です。特にイギリス、チェコ、ニカラグアは2023年大会でWBC初出場を果たしました。
2023年WBC本大会の全20チーム
本大会の1次ラウンドは5チームずつ4つのプールに分かれて行われました。予選突破国はそれぞれ別のプールに組み込まれています。
- プールA(台湾・台中):チャイニーズ・タイペイ、オランダ、キューバ、イタリア、パナマ
- プールB(日本・東京):日本、韓国、オーストラリア、中国、チェコ
- プールC(アメリカ・フェニックス):アメリカ、メキシコ、コロンビア、カナダ、グレートブリテン
- プールD(アメリカ・マイアミ):プエルトリコ、ベネズエラ、ドミニカ共和国、イスラエル、ニカラグア
各プールの上位2チームが準々決勝へ進出し、その後は一発勝負のトーナメントで優勝を争いました。予選のダブルイリミネーション方式と、本大会の決勝トーナメント方式は別物である点に注意が必要です。
予選参加国と本大会出場国を混同しないために
WBC2023の参加国一覧を調べる際、予選参加国12か国と、本大会出場国20チームを混同しないことが大切です。予選参加国はあくまで4枠を争った12か国であり、2023年3月の本大会には、2017年大会から出場権を得た16チームも参加しています。
また、ドイツ、スペイン、フランス、南アフリカ、ブラジル、アルゼンチン、ニュージーランド、パキスタンは2022年予選に出場しましたが、2023年本大会の出場国には含まれていません。予選での善戦と、本大会への出場権獲得は区別して見る必要があります。
【侍ジャパン】2023年WBCの試合日程・結果と優勝までの道のり
日本の野球ファンにとって最大の注目は、侍ジャパンの戦いでした。日本代表は東京ドームで開催された1次ラウンドのプールBを4戦全勝で突破。その後の準々決勝、準決勝、決勝も勝ち抜き、2023年3月22日(日本時間)にアメリカを3対2で破って優勝を決めました。
1次ラウンドから決勝までの結果
- 3月9日:日本 8対1 中国
- 3月10日:日本 13対4 韓国
- 3月11日:日本 10対2 チェコ
- 3月12日:日本 7対1 オーストラリア
- 3月16日:準々決勝でイタリアに9対3で勝利
- 3月21日:準決勝でメキシコに6対5で勝利
- 3月22日:決勝でアメリカに3対2で勝利
準決勝では、村上宗隆の逆転サヨナラ打によってメキシコを破り、決勝進出を決めました。決勝では大谷翔平が最後を締めくくり、侍ジャパンは3大会ぶり3度目の世界一に輝いています。大会公式サイトや侍ジャパン公式記録でも、優勝と大谷翔平の大会MVP受賞が記録されています。
予選から本大会を見ると分かるWBCの魅力
2023年大会は、日本やアメリカなどの優勝候補だけでなく、予選を勝ち抜いた国々の挑戦にも注目が集まりました。イギリスとチェコは初出場ながら本大会に進み、ニカラグアも初めて世界の舞台に立っています。
チェコ代表は日本との1次ラウンドでも対戦し、野球以外の職業を持つ選手が代表入りしていたことでも話題になりました。WBCは各国のトップ選手が集う大会であると同時に、野球の競技基盤が異なる国々が同じ舞台で戦う国際大会でもあります。予選の結果を知ってから本大会を振り返ると、出場国が決まるまでの競争も大会の一部として理解できます。

【wbc 2023 予選参加国】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:WBC2023の予選参加国は全部で何か国ですか?
A1:全部で12か国です。プールAにドイツ、チェコ、スペイン、フランス、グレートブリテン、南アフリカ、プールBにパナマ、ニカラグア、ブラジル、アルゼンチン、ニュージーランド、パキスタンが参加しました。
Q2:WBC2023の予選を突破した国はどこですか?
A2:グレートブリテン代表、チェコ代表、パナマ代表、ニカラグア代表の4か国です。各プールから2か国ずつが本大会に進出しました。
Q3:2022年WBC予選はいつ開催されましたか?
A3:プールAは2022年9月16日から21日までドイツのレーゲンスブルクで、プールBは9月30日から10月5日までパナマのパナマシティで開催されました。
Q4:ダブルイリミネーション方式とは何ですか?
A4:基本的に2敗するまで敗退が決まらないトーナメント方式です。初戦で敗れても、敗者側の試合で勝ち上がれば本大会出場の可能性が残ります。ただし、シードや開催国の扱いによって試合数は異なります。
Q5:WBC2023の本大会には何か国が出場しましたか?
A5:20チームが出場しました。2017年大会に参加した16チームに、2022年予選を突破した4チームが加わった構成です。
Q6:WBC2023で侍ジャパンは優勝しましたか?
A6:はい。日本は1次ラウンドを4戦全勝で突破し、準々決勝でイタリア、準決勝でメキシコ、決勝でアメリカを破りました。2023年3月22日(日本時間)に3大会ぶり3度目の優勝を決めています。
まとめ:WBC2023の予選参加国を理解するためのポイント
WBC2023の予選参加国は12か国で、ドイツ開催のプールAとパナマ開催のプールBに分かれていました。2022年9月から10月に行われた予選を突破したのは、グレートブリテン、チェコ、パナマ、ニカラグアの4か国です。
予選の大きな特徴は、2敗するまで敗退が決まらないダブルイリミネーション方式にあります。初戦で敗れたニカラグアが最終的に出場権を獲得したように、最後まで勝ち残る力が問われる大会でした。
また、2023年WBCは20チーム制に拡大され、予選突破国がそれぞれ本大会の異なるプールに入りました。侍ジャパンの優勝だけでなく、イギリス、チェコ、ニカラグアの初出場や、パナマの復帰にも目を向けると、WBCが世界各地の野球の発展を映し出す大会であることが分かります。参加国一覧、予選日程、組分け、本大会の結果を整理しておくことが、2023年大会を振り返るうえでの基本となります。 (出典: wbc 2023 予選参加国(Yahoo!ニュース))