ローカル路線バス乗り継ぎの旅25はなぜ失敗?正解ルートと最終回の全貌を徹底解説
「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」第25弾は、太川陽介・蛭子能収コンビの最終回として、今もシリーズを語るうえで欠かせないエピソードです。2017年1月2日にテレビ東京で放送された今回は、マドンナの新田恵利とともに、福島県会津若松市から秋田県由利本荘市まで、3泊4日で路線バスを乗り継ぐ旅に挑みました。
しかし、冬の東北で待ち受けていたのは、長い徒歩区間、限られたバスの運行本数、そして土曜日特有の乗り継ぎの難しさでした。最後までゴールを目指した3人でしたが、結果は失敗。では、本当にゴールできるルートは存在しなかったのでしょうか。テレビ東京の公式番組情報と旅行総合研究所タビリスによる時刻表ベースのルート検証をもとに、実際の経緯、別ルートの可能性、2026年の再放送情報まで詳しく振り返ります。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 放送日:2017年1月2日。太川陽介・蛭子能収の名コンビにとって、シリーズ第25弾が最後の旅となった。
- 結果:新田恵利をマドンナに迎え、会津若松から由利本荘を目指したが、最終日に山形県の余目駅付近でゴールを断念した。
- 正解ルートの有力候補:時刻表の事後検証では新潟・新発田経由が浮上するものの、初日の約12.8kmの徒歩など、冬季に実行するには厳しい条件があった。
- 2026年の再放送:BSテレ東ではシリーズの再放送枠が続いている。ただし、第25弾の次回放送日については、個別の番組表で確認する必要がある。
【第25弾の放送日はいつ?】太川・蛭子コンビ最後の旅の基本情報
第25弾の正式な放送日は、2017年1月2日(月)17時55分~21時00分です。テレビ東京系列の「土曜スペシャル」でおなじみだった人気企画が、年始の3時間スペシャルとして放送されました。
テレビ東京の番組情報では、今回が太川陽介と蛭子能収のコンビとしての最終回であることが紹介されています。2007年に始まったシリーズは、地図や時刻表を頼りに路線バスだけで目的地を目指す、3泊4日のアポなし旅。観光地を効率よく巡る通常の旅行番組とは違い、乗り継ぎの成否そのものが番組の展開を左右する点が特徴でした。
最終回の舞台に選ばれたのは、冬の東北。番組側が紹介した当時の通算成績は17勝7敗で、長年の旅を締めくくるにふさわしい難関ルートが用意されました。
- 番組名:ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第25弾
- 放送日:2017年1月2日
- 放送時間:17時55分~21時00分
- スタート:福島県会津若松市・飯盛山
- ゴール:秋田県由利本荘市
- 出演者:太川陽介、蛭子能収、新田恵利
- ナレーター:キートン山田
- 旅の条件:路線バスを乗り継ぎ、3泊4日でゴールを目指す
マドンナを務めた新田恵利は、元おニャン子クラブのメンバーとして知られるタレントです。最終回という節目に加え、冬の東北という厳しい舞台設定が重なり、シリーズの中でも印象的な一編となりました。

【実際のルートを時系列で検証】3日目の挽回から最終日の断念まで
旅の成否を理解するには、4日間の動きを追う必要があります。旅行総合研究所タビリスが公開したルート検証では、実際に乗ったバスの接続時刻や徒歩区間が整理されています。以下は、同検証に基づく主要な経路のまとめです。
| 日程 | 主な経由地・行動 | 成否を左右したポイント |
|---|---|---|
| 1日目 | 会津若松・喜多方方面を経て、猪苗代湖南岸から郡山へ | 喜多方での時間調整やバスの接続に制約があり、初日の進行距離が限られた。 |
| 2日目 | 郡山、本宮、二本松、福島、越河を経て白石へ | 本宮から二本松まで約7km、藤田南から越河清水まで約6.3kmの徒歩が発生した。 |
| 3日目 | 白石、蔵王町、村田、川崎を経て仙台、新庄へ | 仙台から新庄への長距離バスで一気に北上し、最終日に望みをつないだ。 |
| 4日目 | 新庄から最上川沿いに進み、狩川を経て余目へ | 小川町から古口方面、草薙温泉から狩川方面で徒歩が続いたが、余目から先の接続を確保できなかった。 |
1日目は、会津若松から郡山へ向かうルートを選択しました。会津若松を抜ける方向としては、東の郡山方面、北の米沢方面、西の新潟方面が考えられます。しかし、米沢方面へ直接つながるバスルートは見つからず、新潟方面も長距離徒歩が必要になるため、選択は容易ではありませんでした。
2日目は本宮から二本松まで歩くなど、時間短縮を優先した判断が見られます。3日目には白石から仙台を経て新庄まで移動できたため、序盤の遅れを取り戻したように見えました。ここでゴールへの期待が再び高まります。
ところが、最後の4日目に状況が変わります。新庄からバスで小川町方面へ進み、古口を経て草薙温泉へ。その後も徒歩を重ねて狩川駅へ向かい、余目駅に到着しました。しかし、先へ進むためのバスが見つからず、最終的にゴールを断念します。
つまり、最後に突然道が閉ざされたというより、序盤から積み重なった時間的な制約が、最終日の接続の少なさによって表面化した展開でした。
【なぜ長距離徒歩が続いた?】冬の東北と路線バスの空白地帯
第25弾が厳しい旅になった理由は、単純に歩く距離が長かったからだけではありません。複数の条件が重なり、徒歩を避ける判断そのものが難しくなっていました。
第一の理由は、路線バスの運行本数です。都市部では短い間隔で運行されるバスも、地方では数時間に1本という区間があります。乗り継ぎに失敗すると、次の便まで待つ時間が長くなり、3泊4日の制限がある旅では大きな痛手になります。
会津若松から郡山へ向かう猪苗代湖南岸のルートについて、タビリスの検証では、若松駅前を出る便の選択肢が限られていたことが指摘されています。実際のルートより早く郡山に着く方法があったかどうかを調べても、乗り継ぎ条件を考えると、初日の進行には大きな制約があったと分析されています。
第二の理由は、冬季の地理的条件です。東北の山間部や峠道では、距離だけを見れば歩けそうな区間でも、積雪や路面状況、日没時刻を考慮しなければなりません。時刻表上は成立するルートでも、実際に歩く場合の負担は大きく異なります。
第三の理由は、曜日による運行の違いです。タビリスの検証によれば、最終日の庄内地方では、土日運休となるバスが多く、鶴岡から酒田方面への移動にも時間的な制約がありました。平日なら利用できる路線が、土曜日には選択肢から外れることが、ゴールへの道を狭めたのです。
この3つの条件が重なった結果、徒歩は単なる移動手段ではなく、バスの空白を埋めるための不可欠な選択肢になりました。第25弾の過酷さは、出演者の判断力だけでは解決できない、地方交通の接続構造そのものを映し出していたのです。

【第25弾に正解ルートはあったのか】新潟・新発田経由を徹底検証
第25弾を見た人が気になるのは、「別のルートを選んでいればゴールできたのではないか」という疑問でしょう。実際、放送後には時刻表をもとに複数の経路が検証され、なかでも新潟・新発田方面を経由するルートが有力候補として取り上げられました。
タビリスのルート検証では、会津若松から坂下営業所、野沢駅前方面へ進み、野沢駅前から約12.8km歩いて津川営業所へ向かう案が提示されています。その後、新潟県内を北上して新発田、村上方面を経由し、山形県庄内地方から由利本荘へ向かう流れです。
この案の利点は、4日間でゴールに到達する接続が時刻表上で組み立てられることです。郡山経由の実際のルートでは、最終日に余目で行き詰まりましたが、新発田経由の案では、比較的早い時間に庄内地方へ進める可能性が示されています。
ただし、このルートにも大きな難点があります。初日から約12.8kmの徒歩が必要になるため、スタート直後にその選択をするのは簡単ではありません。さらに、冬の日本海側を移動する以上、雪や天候によって歩行速度や乗り継ぎの実現性が変わる可能性もあります。
一方、最終日の余目から酒田方面へ約10km歩き、酒田南部から由利本荘方面へ向かうバスに接続する案も検証されています。時刻表上ではゴールが可能になるものの、その時点ですでに長い距離を歩いていた3人に、さらに10kmを求めるルートです。計算上の可能性と、実際に遂行できる現実性には隔たりがあります。
ここで重要なのは、「時刻表上で成立するルート」と「現場で選択できる正解ルート」は同じではないという点です。番組のルールでは、出演者が利用できる情報は、紙の地図や時刻表、案内所、地元の人から得られる情報などに限られ、インターネットでの情報収集は禁止されています。放送後に全経路を調べて導き出した案を、そのまま旅の最中に見つけられたはずだと考えるのは公平ではありません。
したがって、第25弾には成功の可能性を持つ別ルートが存在したと考えられますが、誰が見ても疑いのない「唯一の正解」があったとまでは言い切れません。新潟・新発田経由は有力な候補である一方、初日の長距離徒歩や冬季の条件を考えれば、実行の難しい選択肢でもありました。
【歴代シリーズと何が違う?】Z・Wとの比較と2026年の再放送情報
第25弾をより深く理解するには、太川・蛭子コンビの時代だけでなく、その後のシリーズも押さえておくとよいでしょう。テレビ東京の公式情報では、初代シリーズ終了後に「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」が始まり、さらに2023年には「ローカル路線バス乗り継ぎの旅W」が登場しています。
- 初代シリーズ:太川陽介・蛭子能収と、毎回異なる女性ゲストの3人が旅をする形式。地図と時刻表を頼りに、ルート選びや人とのやり取りを積み重ねるスタイルが支持された。
- ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z:田中要次・羽田圭介のコンビが中心となった後継シリーズ。2017年3月25日に始まり、2022年8月20日の放送で最終回を迎えた。シリーズ通算成績は9勝10敗で、負け越しでの終了となった。
- ローカル路線バス乗り継ぎの旅W:2023年7月にスタートした女性メンバー中心の新シリーズ。髙木菜那らの出演で、従来の男性コンビとは異なるメンバー構成や旅の雰囲気が特徴となっている。
初代シリーズの魅力は、太川のルート選択や時間管理と、蛭子の独特なペースが同じ旅の中で交錯するところにありました。第25弾は、そのコンビの最後の旅でありながら、最後までゴールにたどり着けなかった点でも印象に残ります。
再放送については、2026年10月25日時点で、BSテレ東の公式サイトに「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Classic」の放送枠が掲載されています。月曜夜7時の枠で歴代エピソードが放送され、10月26日の予定は第13弾・東京~新潟です。第25弾も公式バックナンバーに掲載されていますが、10月の放送予定には含まれていません。第25弾の次回放送日が決まっているわけではないため、視聴を希望する場合はBSテレ東の最新番組表を確認するのが確実です。
なお、2025年8月30日には「ローカル路線バス乗り継ぎの旅W」第6弾がテレビ東京系列で放送されました。2026年の新作放送については、今回確認できた公式告知からは日程を特定できませんでした。Wの新作情報と、初代シリーズの再放送情報は分けて確認する必要があります。

【プロの結論】第25弾が今も語られる理由と、バス旅の本当の面白さ
第25弾は、単に「ゴールできなかった失敗回」ではありません。地方の路線バスが抱える運行本数の少なさ、曜日による接続の違い、徒歩でしか埋められない交通の空白を、3泊4日の旅という形で可視化したエピソードです。
旅の成否を分けたのは、出演者の判断だけではありませんでした。初日のルート選び、バスの接続時刻、冬季の徒歩の現実性、そして最終日の土曜日という条件が組み合わさり、どこか一つを改善すれば必ず成功したとは言い切れない状況が生まれていました。
また、放送後に詳細な時刻表を調べれば、現場では見つけにくかった別ルートを検討できます。しかし、それは事後検証だからこそ可能な作業です。出演者が限られた情報で決断する旅と、全区間を調べてから組み立てる机上のルートは、同じ条件ではありません。
この違いを理解すると、最終回の失敗は単なる結末ではなく、番組が持つゲーム性の本質を示すものとして見えてきます。ゴールに着くことだけが評価基準ではなく、限られた時間と情報の中で、どの道を選び、どこで判断を変えるか。その過程こそが、視聴者を引きつけてきた理由です。
【ローカル路線バス乗り継ぎの旅25】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:第25弾の放送日はいつですか?
A1:2017年1月2日(月)17時55分から21時00分まで、テレビ東京で放送されました。太川陽介・蛭子能収コンビの最終回で、マドンナは新田恵利でした。
Q2:第25弾はゴールできたのですか?
A2:ゴールには到達できませんでした。最終日に山形県の余目駅付近まで進んだものの、由利本荘方面への接続を確保できず、旅は失敗に終わりました。
Q3:正解ルートは新潟経由だったのでしょうか?
A3:旅行総合研究所タビリスの事後検証では、新潟・新発田経由が有力候補として示されています。ただし、初日から約12.8kmの徒歩を伴うなど、冬の旅で実行するには厳しい条件があり、確実な正解ルートと断定することはできません。
Q4:2026年に第25弾の再放送はありますか?
A4:BSテレ東では「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Classic」の再放送枠が続いています。ただし、2026年10月の公式ラインアップに第25弾は掲載されていません。次回放送については、最新の番組表で確認してください。
Q5:「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」と「W」は何が違いますか?
A5:Zは田中要次・羽田圭介の男性コンビを中心とするシリーズで、2022年8月に終了しました。Wは2023年に始まった女性メンバー中心のシリーズです。太川・蛭子コンビが出演した初代シリーズとは、旅人の構成や番組の雰囲気が異なります。
まとめ:第25弾の失敗は、バス旅の魅力と地方交通の難しさを映し出した
「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」第25弾は、太川陽介・蛭子能収コンビの最終回として、会津若松から由利本荘までの難関ルートに挑んだエピソードです。新田恵利をマドンナに迎えた3泊4日の旅は、最終日の余目でゴールを断念する結果となりました。
時刻表を事後検証すると、新潟・新発田経由など、成功の可能性を持つルートは見つかります。しかし、冬の長距離徒歩やバスの運行本数、土曜日の接続条件を考えると、机上の計算だけで「これが正解だった」と決めるのは難しい問題です。
2026年に再放送で見返す際は、最終的な成否だけでなく、各日のルート選択、バスを待つか歩くかという判断、そして地域ごとに異なる交通事情にも注目してみてください。第25弾が残したものは、コンビの別れだけではありません。限られた情報で旅を進める難しさと、最後までゴールを目指す姿勢こそが、このシリーズの魅力を今に伝えています。
参照した主な資料は、テレビ東京の第25弾公式番組情報、BSテレ東の歴代バックナンバーおよび2026年10月の放送予定、旅行総合研究所タビリスによるルート検証です。 (出典: ローカル 路線 バス 乗り継ぎ の 旅 25(Yahoo!ニュース))