メジャーのホームラン記録2026最新|通算・シーズン最多と日本人ランキングを徹底解説
メジャーリーグのホームラン記録を調べると、シーズン最多本塁打の73本、通算本塁打の762本、そして日本人選手による記録など、さまざまな数字が登場します。2026年のレギュラーシーズン終了時点では、シーズン本塁打ランキングの首位争いも決着し、2025年にカル・ローリーが達成した60本塁打という歴史的な記録も、あらためて注目されています。
ただし、1シーズンで最も多く本塁打を打った選手と、長い現役生活を通じて最も多く本塁打を積み重ねた選手は、必ずしも同じではありません。本塁打王のタイトル、MLB通算本塁打ランキング、日本人メジャーリーガーの記録、そして「真の記録」と呼ばれる議論まで、数字の意味を分けて見る必要があります。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 通算本塁打記録:バリー・ボンズが762本で歴代1位。ハンク・アーロンの755本、ベーブ・ルースの714本が続く。
- シーズン最多本塁打:2001年のボンズによる73本がMLB歴代記録。2025年はカル・ローリーが60本、2026年はピート・クロウ=アームストロングとカイル・シュワーバーが45本で並んだ。
- 日本人選手の記録:大谷翔平は2025年に55本塁打を記録し、日本人選手のMLBシーズン最多記録を更新。2026年終了時点のMLB通算本塁打は310本に達している。
【2026年最新】メジャーリーグのホームラン記録は単年と通算で見る
メジャーリーグのホームラン記録を正しく理解するには、まず「シーズン本塁打」と「通算本塁打」を区別することが大切です。
シーズン本塁打は、特定の1シーズンに何本のホームランを打ったかを示します。一方、通算本塁打は、選手がMLBでプレーしたキャリアを通じて積み上げた本数です。前者は瞬間的な打撃の爆発力、後者は長期にわたる実績を比較する指標として使われます。
2026年のレギュラーシーズンでは、ピート・クロウ=アームストロングとカイル・シュワーバーが、ともに45本塁打でMLB全体のトップに並びました。ピート・アロンソは43本、ヨルダン・アルバレスとジュニア・カミネロは42本を記録しています。
前年の2025年は、シアトル・マリナーズのカル・ローリーが60本でMLB全体の最多本塁打を記録しました。ナ・リーグではシュワーバーが56本、大谷翔平が55本を放っています。わずか1年でも上位の顔ぶれや本数が変わることから、単年の成績はそのシーズンの競争状況を反映する数字だと分かります。
なお、以下で扱うシーズン本塁打と通算本塁打は、原則としてレギュラーシーズンの公式記録です。ポストシーズンの本塁打は別集計となるため、両者を合算してランキングを比較することはできません。

【歴代ランキング】MLB通算本塁打とシーズン最多記録を一覧で比較
MLB.comの公式成績やBaseball-Referenceの歴代記録を基にすると、通算本塁打ではバリー・ボンズ、シーズン最多本塁打でもボンズが首位に立っています。ただし、記録を作った年代や選手のキャリアは大きく異なります。
以下は、歴代通算本塁打の上位選手、シーズン最多記録、2025年と2026年のシーズンランキング、日本人選手の主要記録をまとめた一覧です。
| 記録の種類 | 順位・項目 | 選手 | 本塁打数・達成年 |
|---|---|---|---|
| MLB通算 | 1位 | バリー・ボンズ | 762本 |
| MLB通算 | 2位 | ハンク・アーロン | 755本 |
| MLB通算 | 3位 | ベーブ・ルース | 714本 |
| MLB通算 | 4位 | アルバート・プホルス | 703本 |
| MLB通算 | 5位 | アレックス・ロドリゲス | 696本 |
| MLB通算 | 6位 | ウィリー・メイズ | 660本 |
| MLB通算 | 7位 | ケン・グリフィー・ジュニア | 630本 |
| MLB通算 | 8位 | ジム・トーミ | 612本 |
| MLB通算 | 9位 | サミー・ソーサ | 609本 |
| MLB通算 | 10位 | フランク・ロビンソン | 586本 |
| シーズン最多 | 1位 | バリー・ボンズ | 73本・2001年 |
| シーズン最多 | 2位 | マーク・マグワイア | 70本・1998年 |
| シーズン最多 | 3位 | サミー・ソーサ | 66本・1998年 |
| シーズン最多 | 4位 | マーク・マグワイア | 65本・1999年 |
| シーズン最多 | 5位 | サミー・ソーサ | 64本・2001年 |
| シーズン最多 | 6位 | サミー・ソーサ | 63本・1999年 |
| シーズン最多 | 7位 | アーロン・ジャッジ | 62本・2022年 |
| シーズン最多 | 8位 | ロジャー・マリス | 61本・1961年 |
| シーズン最多 | 9位タイ | カル・ローリー | 60本・2025年 |
| シーズン最多 | 9位タイ | ベーブ・ルース | 60本・1927年 |
| 2025年シーズン | 1位 | カル・ローリー | 60本 |
| 2025年シーズン | 2位 | カイル・シュワーバー | 56本 |
| 2025年シーズン | 3位 | 大谷翔平 | 55本 |
| 2025年シーズン | 4位 | アーロン・ジャッジ | 53本 |
| 2025年シーズン | 5位 | エウヘニオ・スアレス | 49本 |
| 2026年シーズン | 1位タイ | ピート・クロウ=アームストロング | 45本 |
| 2026年シーズン | 1位タイ | カイル・シュワーバー | 45本 |
| 2026年シーズン | 3位 | ピート・アロンソ | 43本 |
| 2026年シーズン | 4位タイ | ヨルダン・アルバレス | 42本 |
| 2026年シーズン | 4位タイ | ジュニア・カミネロ | 42本 |
| 日本人通算 | 1位 | 大谷翔平 | 310本・2026年終了時点 |
| 日本人通算 | 2位 | 松井秀喜 | 175本 |
| 日本人通算 | 3位 | イチロー | 117本 |
| 日本人通算 | 4位 | 鈴木誠也 | 113本・2026年終了時点 |
| 日本人シーズン最多 | 歴代最多 | 大谷翔平 | 55本・2025年 |
通算本塁打のランキングは、選手が引退した後も基本的に変わりません。一方、シーズン記録は現役選手の活躍によって更新される可能性があります。2025年のローリーが60本に到達したことは、ボンズの73本に届かなくても、歴史的な上位記録に新たな名前が加わった例です。
また、歴代ランキングでは選手名だけでなく、達成年を一緒に見ることが欠かせません。試合数、投手の起用法、球場環境などが時代によって異なるため、単純に本数だけで打者の能力を比較するのには限界があるからです。
【シーズン最多本塁打】73本の壁と2025・2026年の記録を解説
MLBのシーズン最多本塁打記録は、2001年にサンフランシスコ・ジャイアンツのバリー・ボンズが打ち立てた73本です。ボンズは1998年のマーク・マグワイアによる70本を上回り、現在も歴代1位の座を維持しています。
その後の歴代ランキングでは、マグワイアの70本、サミー・ソーサの66本、マグワイアの65本、ソーサの64本と63本が続きます。1998年から2001年にかけての記録が上位を占めていることは、当時の本塁打競争がMLB史に残る特別な時期だったことを示しています。
この上位記録に割って入った近年の代表例が、2022年のアーロン・ジャッジです。ジャッジは62本を放ち、ロジャー・マリスが1961年に樹立したアメリカン・リーグ記録の61本を更新しました。MLB全体の歴代記録では7位に相当する数字です。
さらに2025年には、マリナーズの捕手カル・ローリーが60本塁打を記録しました。MLB.comのシーズン記録解説によると、ローリーは捕手としてのシーズン最多本塁打、両打ち打者としてのシーズン最多本塁打、マリナーズの球団シーズン最多本塁打という記録も打ち立てています。
2026年はクロウ=アームストロングとシュワーバーが45本で並びました。2025年の60本からは大きく離れていますが、これは単年のランキングが毎年同じ水準になるわけではないことを示しています。シーズン最多記録への挑戦は、長期的なキャリア実績とは別の競争です。
本塁打数を見る際は、選手の最終的な本数だけでなく、出場試合数や打席数も確認すると、数字の背景が分かりやすくなります。例えば、同じ40本塁打でも、少ない打席数で到達した選手と、フルシーズン近く出場して積み上げた選手では、本塁打を打つ頻度が異なる場合があります。

【日本人メジャーリーガー歴代ホームランランキング】大谷翔平が記録を更新
日本人メジャーリーガーのホームラン記録では、大谷翔平が通算とシーズンの両方で歴代1位に立っています。2026年レギュラーシーズン終了時点で通算310本塁打を記録し、2位の松井秀喜が残した175本を大きく上回りました。
大谷の通算本塁打は、2024年シーズン終了時点の54本塁打、2025年の55本塁打、2026年の30本塁打などを積み重ねたものです。2025年には自身のMLBシーズン最多を更新し、日本人選手のシーズン最多本塁打記録も55本に伸ばしました。
日本人選手の通算本塁打ランキングでは、松井秀喜が175本、イチローが117本、鈴木誠也が113本で続きます。松井は長距離打者としての実績を残し、イチローは安打製造機として知られながら117本を記録しました。選手の打撃スタイルが異なることも、このランキングを読み解くポイントです。
2026年には村上宗隆もMLB1年目に35本塁打を記録しました。MLB.comは、村上が日本人選手としてMLBで30本塁打以上を記録した選手の仲間入りを果たしたと報じています。ルーキーシーズンでの35本は、日本人選手のパワーを比較するうえで注目すべき数字です。
ただし、日本人選手の記録を比較する場合、NPB時代の本塁打をMLB通算に加えてはいけません。大谷が日本ハム時代に打った本塁打や、松井が巨人時代に記録した本塁打は、それぞれNPBの公式記録として扱われます。MLB通算ランキングは、メジャーリーグで記録した本数のみで比較するのが基本です。
また、2026年の大谷は打者として30本塁打を記録した一方、投手としてもレギュラーシーズンに登板しています。打撃と投球を両立する選手の評価では、本塁打数だけでなく、投手成績も含めて実績を捉える必要があります。
【本塁打王と通算本塁打の違い】タイトルの意味を正しく理解する
「本塁打王」と「通算本塁打ランキング1位」は、同じ意味ではありません。本塁打王は、特定のシーズンにおいて所属リーグで最も多く本塁打を打った選手に与えられる個人タイトルです。通算本塁打ランキングは、キャリアを通じて打った本数を比較した記録であり、毎年のタイトル獲得とは別の指標です。
例えば、2025年はアメリカン・リーグでカル・ローリーが60本、ナショナル・リーグでカイル・シュワーバーが56本を記録しました。大谷翔平の55本はMLB全体で3位に相当しますが、ナ・リーグではシュワーバーに次ぐ数字でした。
2026年はナ・リーグでクロウ=アームストロングとシュワーバーが45本で並び、ア・リーグではピート・アロンソが43本でリーグ最多となりました。このように、MLB全体の最多本塁打と、各リーグの本塁打王は区別して確認する必要があります。
本塁打王を評価するときは、タイトルの獲得回数だけでなく、毎年どれだけ安定して本塁打を打ったかにも注目すると理解が深まります。1シーズンで突出した数字を残す選手もいれば、長いキャリアで複数回のタイトルを獲得する選手もいます。
一方、通算本塁打は出場機会の多さやキャリアの長さに大きく左右されます。長期間にわたって主力打者として出場し続けることが、通算記録を伸ばすうえで重要になります。そのため、通算ランキングだけで選手の瞬間的な打撃能力を判断することはできません。

【「真の記録」とは何か】ボンズ73本とジャッジ62本をどう見るべきか
MLBのホームラン記録を語るときに登場するのが、「真の記録」という表現です。これはMLBが定めた公式の記録区分ではなく、歴代記録の公正さや時代背景をめぐる議論の中で使われてきた言葉です。
この議論の背景には、1998年にマーク・マグワイアが70本、サミー・ソーサが66本を記録し、2001年にはバリー・ボンズが73本に到達したという歴史があります。後にこれらの選手をめぐって薬物使用の疑惑や証言が問題となり、当時の記録をどう評価するかについて意見が分かれるようになりました。
こうした議論の中で、ロジャー・マリスが1961年に記録した61本を「真の記録」と見る考え方が広まりました。また、2022年にアーロン・ジャッジが62本を記録した際には、薬物問題が大きく議論された時代より後の記録として、ジャッジを新たな基準とみなす見方も紹介されました。スポスルマガジンのMLBホームラン記録解説でも、こうした歴史的な背景が取り上げられています。
ただし、公式記録と個人の評価は分けて考えなければなりません。MLBの歴代シーズン最多本塁打は、2026年終了時点でもボンズの73本です。マグワイアやソーサの記録も公式ランキングに残っており、疑惑を理由に記録そのものが自動的に抹消されたわけではありません。
また、マリスの61本が記録された1961年は、ベーブ・ルースが60本を打った1927年とは試合数が異なります。ルースの記録は154試合制の時代、マリスの記録は162試合制の時代に生まれました。単純な本数比較だけではなく、当時の試合数や競技環境も考慮する必要があります。
「真の記録」をめぐる議論は、数字そのものと、その数字を生み出した条件を分けて考える重要性を示しています。公式記録を確認したうえで、薬物問題、試合数、時代ごとの投手環境などを踏まえて評価することが、歴代ランキングをより深く理解する方法です。
【ホームラン記録メジャー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:メジャーリーグの通算ホームラン記録は何本ですか?
A1:2026年終了時点で、バリー・ボンズの762本がMLB歴代最多です。2位はハンク・アーロンの755本、3位はベーブ・ルースの714本です。いずれもレギュラーシーズンの通算記録です。
Q2:MLBのシーズン最多本塁打記録は何本ですか?
A2:2001年にバリー・ボンズが記録した73本です。2022年にはアーロン・ジャッジが62本、2025年にはカル・ローリーが60本を記録しています。2026年のシーズン最多はピート・クロウ=アームストロングとカイル・シュワーバーの45本でした。
Q3:日本人メジャーリーガーのシーズン最多本塁打は誰が記録していますか?
A3:大谷翔平が2025年に記録した55本です。大谷は2024年にも54本を打っており、2シーズン連続で50本以上を記録しました。2026年終了時点のMLB通算本塁打も310本に達しています。
Q4:本塁打王と通算本塁打ランキング1位は何が違いますか?
A4:本塁打王は1シーズンにおけるリーグ最多本塁打のタイトルで、通算ランキングは選手のキャリア全体で積み上げた本数の順位です。1シーズンで本塁打王になっても、通算ランキングで上位になるとは限りません。
Q5:「真のホームラン記録」とは公式に認められた記録ですか?
A5:「真の記録」は公式の記録区分ではありません。薬物使用をめぐる疑惑や時代背景を理由に、ロジャー・マリスの61本やアーロン・ジャッジの62本を特別に評価する際に使われる表現です。公式のシーズン最多記録は、引き続きバリー・ボンズの73本です。
まとめ:メジャーのホームラン記録は数字の意味を分けて見る
メジャーリーグのホームラン記録は、通算本塁打、シーズン最多本塁打、本塁打王のタイトル、日本人選手の記録という複数の視点から見ることで、より正確に理解できます。
2026年終了時点で、通算本塁打の頂点はバリー・ボンズの762本、シーズン最多は同じくボンズの73本です。2025年にはカル・ローリーが60本、大谷翔平が55本を記録し、2026年にはクロウ=アームストロングとシュワーバーが45本でシーズン最多に並びました。日本人選手では大谷が通算310本、シーズン最多55本という記録を残しています。
ランキングを比較するときは、まず「いつの記録か」「通算か単年か」「MLB全体かリーグ別か」を確認することが大切です。そのうえで、試合数や時代背景、記録をめぐる議論を踏まえれば、単なる数字の比較を超えて、メジャーリーグの歴史と打者の実績をより立体的に捉えられます。
今後のシーズンでも、現役選手がどこまで歴代記録に迫るのかは大きな見どころです。特に大谷翔平の通算本塁打の伸びと、日本人選手による新たなシーズン記録の誕生は、2027年以降も注目されるテーマになるでしょう。 (出典: ホームラン 記録 メジャー(Yahoo!ニュース))