巨人・増田大輝の現在は?経歴・年度別成績と俊足ユーティリティーの実力を徹底解説
読売ジャイアンツの増田大輝は、圧倒的な脚力と複数の内野守備を武器に、代走や守備固めなどでチームを支えてきた選手だ。小松島高校、近畿大学を経て徳島インディゴソックスに入団し、2015年の育成ドラフト1位で巨人に指名された経歴は、順風満帆なエリートコースとは異なる。2017年の支配下登録を経て、2019年から一軍で出場機会を重ねてきた。
2026年シーズン終了時点のNPB公式記録では、一軍通算423試合に出場し、70盗塁を記録している。一方、打撃成績には年度ごとの波があり、限られた打席で何をもたらせるかが評価のポイントになる。ここでは、増田大輝のプロフィール、徳島時代から巨人に至る経緯、年度別成績、俊足とユーティリティー性、2026年の状況、弟の増田将馬や応援歌まで整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- プロフィール:1993年7月29日生まれ、徳島県出身。巨人の背番号0を着ける内野手。
- 実績と強み:2020年に23盗塁を記録。代走、守備固め、バントなど複数の役割を担える。
- 2026年の成績:一軍34試合、打率.250、2盗塁。打席数が少ないため、打率だけで評価を決めるのは早い。
【プロフィール】増田大輝はどんな選手?背番号0の内野手を紹介
増田大輝は、徳島県出身のプロ野球選手。NPB公式サイトの個人年度別成績では、身長172センチ、体重71キロ、右投右打、ポジションは内野手と登録されている。生年月日は1993年7月29日で、2026年の誕生日を迎えた時点で33歳となった。
巨人では背番号0を着用。主軸打者として長打を量産するタイプではなく、俊足を生かした走塁や、内野の複数ポジションをこなす対応力に特徴がある。試合終盤に代走で出場して相手バッテリーへ圧力をかけたり、リードを守る場面で守備固めに入ったりする起用が代表的だ。
増田を理解するうえで押さえたいのは、出場試合数と打席数を分けて考えることだ。代走や守備固めを主な役割とする選手は、試合に出場していても打席に立つ機会が限られる。打率や本塁打だけでは、ベンチに置かれる理由や実際の貢献を十分に評価できない。

【経歴】小松島高校から近畿大学、徳島インディゴソックスを経て巨人へ
増田大輝の野球人生には、大学中退と建設現場での仕事を経て、独立リーグからプロ入りした転機がある。徳島新聞の2015年の人物記事などによると、小松島高校時代は野球部の主将・主軸を務めた一方、甲子園出場はなかった。近畿大学に進学したものの、2年時に中退し、地元へ戻った。
その後はとび職として働きながら草野球を続けていたが、周囲から野球を再び本格的に目指すよう勧められ、2013年秋に四国アイランドリーグplusのトライアウトに挑戦。徳島インディゴソックスへの入団につながった。独立リーグで技術を磨き直し、プロ入りへの道を切り開いたのである。
2015年のNPBドラフト会議では、読売ジャイアンツから育成選手ドラフト1位で指名された。2016年に巨人へ入団し、背番号015でプロ生活をスタート。2017年7月28日には支配下登録され、背番号は98に変更された。四国アイランドリーグplusの公式発表にも、この支配下登録と経歴が記録されている。
一軍での公式戦初出場は2019年4月19日の阪神戦。長い回り道を経て、ようやく一軍の舞台でプレーする機会をつかんだ。その後は代走や守備固めを中心に出場を重ね、2020年には23盗塁を記録。限られた打席でも走塁で試合の流れを変えられる選手として、役割を確立していった。
【年度別成績】NPB公式記録で見る増田大輝の実績と推移
増田大輝の一軍成績を振り返ると、走塁面で存在感を示した2020年と、出場機会や打席数が変動した近年の違いが見えてくる。以下はNPB公式サイトの個人年度別成績に基づく、2019年から2026年までの一軍打撃成績の要約だ。
| 年度 | 試合 | 打率 | 盗塁 | 打点 |
|---|---|---|---|---|
| 2019年 | 75 | .200 | 15 | 6 |
| 2020年 | 74 | .297 | 23 | 2 |
| 2021年 | 56 | .136 | 8 | 2 |
| 2022年 | 58 | .150 | 11 | 0 |
| 2023年 | 33 | .300 | 4 | 1 |
| 2024年 | 40 | .200 | 4 | 4 |
| 2025年 | 53 | .136 | 3 | 0 |
| 2026年 | 34 | .250 | 2 | 0 |
| 通算 | 423 | .208 | 70 | 15 |
最も際立つのは2020年の23盗塁だ。打率.297、出塁率.458を記録し、少ない打席数のなかで出塁後の走塁も含めた貢献を示した。出場74試合に対して打席は48にとどまっており、代走を含む起用が数字に表れている。
一方、2021年以降は打率が1割台となった年度もあり、打撃の安定性は課題として残る。2023年には打率.300を記録したものの、打数は10。2026年も16打数4安打で打率.250だが、19打席に限られる。これらの数字は、レギュラー打者のように年間を通して打撃能力を比較できるサンプルではない。
2024年は40試合で7犠打、2026年は34試合で3犠打を記録した。犠打はチームの進塁を優先するプレーであり、安打や本塁打とは異なる役割を示す指標だ。増田の貢献を評価するなら、打率だけでなく、盗塁、犠打、守備での起用、試合終盤の役割を合わせて見る必要がある。
【プレースタイル】俊足と複数の内野守備が「スーパーサブ」の強み
増田大輝の最大の武器は、スタートの判断や次の塁を狙う走塁センスを含めた脚力だ。報道では50メートル走5秒9の俊足が紹介されてきた。単純に足が速いだけでなく、投手のけん制やクイック動作、捕手の送球を見極め、得点につながるタイミングを選ぶことが代走の価値を左右する。
2019年には、代走で出場した試合で三盗を成功させ、相手のミスも絡めて決勝のホームを踏んだプレーが報じられた。盗塁は成功数だけでなく、相手バッテリーの警戒を強め、打者への配球や守備位置にも影響を与える。増田のような走者が控えていること自体が、ベンチの戦術の幅につながる。
ただし、俊足を持つ選手なら誰でも同じ働きができるわけではない。盗塁の成否には投手の癖を読む力、スタートの精度、カウントやアウト数の理解が関係する。2020年は23盗塁に対して盗塁刺が8あり、成功数と同時に失敗のリスクも確認できる。試合の状況に応じて走るか、次の打者に託すかを判断することが、今後も評価の基準になる。
もう一つの特徴は、内野の複数ポジションをこなすユーティリティー性だ。試合途中で守備位置を入れ替えたいときや、主力選手の休養を組み込みたいとき、複数の守備を担える選手はベンチ編成上の利点になる。終盤の守備固めとして投入できれば、リードを守るための選択肢も増える。
2020年8月6日の阪神戦では、11点差となった試合の八回に野手としてマウンドへ上がり、2アウトを奪って無失点に抑えた。NPBの投手成績にも、登板1試合、投球回0回2/3、防御率0.00と記録されている。これは通常の役割ではなく、試合展開を受けた例外的な起用だが、高校までの投手経験を生かした珍しい出来事として知られている。
スーパーサブの価値は、毎試合スタメンで出ることだけでは測れない。代走で一つ先の塁を奪う、守備位置を埋める、送りバントで走者を進める。こうしたプレーを状況に合わせて実行できることが、増田の起用理由の中心にある。
【2026年現在】一軍成績、起用法、登場曲と応援歌を整理
2026年シーズンの一軍公式戦成績は、34試合、19打席、16打数4安打、打率.250、2盗塁、3犠打。本塁打と打点はともに0だった。数字だけを見ると打撃面で大きくアピールしたシーズンとは言いにくいものの、そもそもの打席数が少ない点を踏まえる必要がある。
一軍での出場機会を考える際には、先発出場の数だけでなく、途中出場の場面と役割が重要だ。接戦の終盤に代走として投入されるのか、リード時に守備固めとして入るのか、送りバントを求められるのか。それぞれでチームが期待する成果は異なる。増田にとっては、限られた出場時間のなかで確実な判断と実行を積み重ねることが重要になる。
2026年の成績データでは、8月22日の一軍登録抹消が記録されている。シーズン終了時の一軍成績は34試合で、10月にはフェニックス・リーグでの出場も確認できる。一軍の打席数だけで選手としての評価を決めるのではなく、ファームでの調整や次のシーズンに向けた準備も含めて見る必要がある。
登場曲と応援歌は、混同されやすい情報だ。登場曲は選手が打席や登場時に使用する楽曲で、応援歌はスタンドから選手を後押しするための歌。読売ジャイアンツ応援団の2026年版選手応援歌では、背番号0の増田大輝のテーマが掲載されている。歌い出しは「走れ走れよ、ネクストベースへ」、続いて「ホームまで駆け抜けろ、増田大輝GOGO」と、俊足を持ち味とする選手像に沿った内容だ。
登場曲の曲名を確認する場合は、球団公式プロフィールに掲載される情報を参照するのが基本となる。登場曲と応援歌は別の情報であり、応援歌が掲載されていることだけで、その年の登場曲まで判断することはできない。
家族に関しては、弟の増田将馬も野球選手として知られる。徳島新聞は2022年、兄より5歳下の将馬を徳島インディゴソックスの外野手として紹介し、兄を目標に能力を磨く姿を伝えた。兄弟が同じ徳島の野球環境と関わりを持ったことは興味深いが、両者はそれぞれ異なるポジションとキャリアを歩んできた選手だ。

【2025年の重要事項】オンラインカジノ問題と不起訴の経緯
2026年の増田大輝を取り巻く状況を整理するうえでは、2025年に報じられたオンラインカジノ問題にも触れておく必要がある。報道によると、増田は2024年10~11月に国内からオンラインカジノを利用して賭博をした疑いで、2025年5月に警視庁から書類送検された。球団側への自主的な申告があり、警視庁は起訴を求める意見を付けなかったと伝えられている。
同年6月26日、東京地検は増田を不起訴とした。報道では、野球などスポーツを対象とした賭博は確認されなかったとされる。巨人は不起訴を受け、社会貢献活動などを通じて社会的責任を果たす考えを示すとともに、球団内での指導を徹底する方針を公表した。
ここで区別しておきたいのは、書類送検と不起訴は、それぞれ異なる段階の手続きだという点だ。書類送検は捜査資料を検察に送る手続きであり、起訴されたことを意味しない。不起訴は刑事裁判にかけない処分で、裁判で無罪判決が出たこととも異なる。経緯を正確に把握するには、当初の報道だけでなく、その後の検察の判断と球団の公表内容まで確認する必要がある。
選手の評価はグラウンド上の成績だけで完結しない。プロ野球選手には競技面の貢献に加え、社会的な責任も求められる。増田の今後を考えるうえでも、プレー面での働きと、球団が公表した対応や本人の責任の果たし方を分けて見ていくことが大切だ。
【巨人増田大輝】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:増田大輝は2026年現在、巨人に所属していますか?
A1:NPBの2026年シーズン終了時の個人年度別成績では、読売ジャイアンツの内野手として掲載されています。一軍公式戦は34試合に出場し、打率.250、2盗塁を記録しました。
Q2:増田大輝の最大の武器は何ですか?
A2:俊足を生かした走塁と、内野の複数ポジションをこなすユーティリティー性です。代走や守備固め、バントなど、試合状況に応じて役割を変えられる点が特徴です。2020年には23盗塁を記録しています。
Q3:増田大輝の弟もプロ野球選手ですか?
A3:弟の増田将馬も野球選手です。徳島新聞は2022年、将馬を徳島インディゴソックスの外野手として紹介しています。ただし、兄弟は別々の選手であり、経歴や所属はそれぞれの情報を確認する必要があります。
Q4:増田大輝の応援歌はどのような内容ですか?
A4:巨人応援団の2026年版では、背番号0の選手応援歌として「走れ走れよ、ネクストベースへ」「ホームまで駆け抜けろ、増田大輝GOGO」が掲載されています。登場曲とは別の楽曲情報です。
Q5:増田大輝が巨人で起用される理由は何ですか?
A5:脚力による走塁面の貢献に加え、内野守備の複数ポジションを担えることが大きな理由です。試合終盤の代走や守備固め、状況に応じた小技など、レギュラー打者とは異なる役割を担えるため、ベンチの戦術的な選択肢を広げられます。
まとめ:【プロの結論】増田大輝の今後は走塁・守備・打撃の再現性が鍵
増田大輝のキャリアは、小松島高校から近畿大学、建設現場での仕事、徳島インディゴソックスを経て、育成ドラフト1位で巨人に入団するという独自の歩みをたどってきた。2017年の支配下登録を経て、一軍では俊足とユーティリティー性を武器に役割を築き、通算70盗塁を記録している。
2026年の一軍成績は34試合、打率.250、2盗塁。打席数が限られる選手だけに、打率だけで評価を決めるのではなく、走塁の成功率、守備の安定性、犠打などの小技、試合終盤での起用場面を総合的に見る必要がある。
今後の評価基準は明確だ。第一に、代走で得点機会を生み出せるか。第二に、複数の守備位置で安定したプレーを続けられるか。第三に、少ない打席でも出塁や進塁打など、チームが求める結果を残せるか。この3点が積み重なれば、増田はスーパーサブとしての価値をさらに高められる。
育成から支配下登録を勝ち取り、長く一軍で役割を担ってきた増田大輝。2026年の数字を出発点に、走塁と守備でどのような貢献を続けるのか、そして打撃面でどこまで対応力を高められるのかが、次のシーズンに向けた注目点となる。 (出典: 巨人 増田 大輝(Yahoo!ニュース))