ミラノ・コルティナ五輪2026を徹底解説!日程・会場・競技一覧と日本のメダル結果
2026年冬季オリンピック(ミラノ・コルティナ2026)は、2026年2月6日から22日まで、イタリア北部を舞台に開催された第25回オリンピック冬季競技大会だ。ミラノの都市型競技施設と、コルティナ・ダンペッツォをはじめとするアルプスの山岳エリアを組み合わせた大会となり、冬季スポーツの伝統と新しい競技の魅力が交差した。
日本代表の最終成績は金メダル5個、銀メダル7個、銅メダル12個の計24個。日本オリンピック委員会(JOC)が公表した大会結果では、北京2022の18個を上回り、冬季五輪における日本の1大会最多メダル数を更新した。スノーボードやフィギュアスケートを中心とした活躍に加え、新競技スキーマウンテニアリングの採用や複数都市に分散した会場運営も、大会を理解するうえで欠かせないポイントとなっている。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 開催日程:2026年2月6日〜22日の17日間。開会式はミラノのサン・シーロ五輪スタジアムを中心に実施された。
- 競技・会場:16競技(種別)で116のメダル種目を実施。ミラノ、コルティナ・ダンペッツォ、ボルミオ、リヴィーニョなどに会場が分散した。
- 日本代表の結果:金5・銀7・銅12の計24個。北京2022の18個を超え、冬季五輪の日本最多記録を更新した。
【大会概要】開催日程は2月6日〜22日、開会式はサン・シーロが舞台
ミラノ・コルティナ2026の正式名称は「第25回オリンピック冬季競技大会(2026/ミラノ・コルティナ)」。開催国はイタリアで、大会期間は2026年2月6日から22日までの17日間だった。
国際オリンピック委員会(IOC)と大会組織委員会の案内によると、開会式は2月6日午後8時(イタリア現地時間)にミラノのサン・シーロ五輪スタジアムで行われた。サン・シーロは世界的に知られるサッカースタジアムであり、冬季五輪の開会式という大規模な国際イベントの舞台となった。
今回の特徴は、開会式を一つの都市だけで完結させず、山岳エリアを含む複数の地域を結びつけたことだ。コルティナ・ダンペッツォなどでも式典関連の催しが展開され、都市と山岳地域を同時につなぐ形式が採用された。競技会場への移動負担を抑えながら、各地域の特色を大会に反映させる狙いもあった。
閉会式は2月22日、ヴェローナのアレーナ・ディ・ヴェローナで開催された。古代ローマ時代に建造された円形闘技場を舞台に選んだ点も、歴史的建造物とスポーツイベントを組み合わせるイタリアらしい演出の一つだった。
大会には約2,900人の選手が参加し、16競技(種別)で116のメダル種目が実施された。冬季五輪の開催規模だけでなく、競技会場を北イタリアの複数地域に配置した点でも特徴的な大会となった。

【会場一覧】ミラノ・コルティナ五輪の開催地とそれぞれの特徴
ミラノ・コルティナ五輪の会場は、イタリア北部の複数地域に広がっていた。IOCの会場案内やイタリア国内オリンピック委員会(CONI)の競技施設情報を整理すると、都市部の屋内競技、アルプスの山岳競技、伝統的なウインタースポーツ地域という三つの特色が見えてくる。
ミラノ:氷上競技と国際都市の機能を集約
ミラノでは、フィギュアスケート、ショートトラック、スピードスケート、アイスホッケーなどの氷上競技が行われた。都市型の交通網や宿泊施設を活用しやすく、開会式の開催地としても大会の中心的な役割を担った。
コルティナ・ダンペッツォ:山岳景観と伝統ある冬季競技
ドロミーティ山地に位置するコルティナ・ダンペッツォは、1956年にも冬季五輪を開催した歴史あるリゾート地だ。今回もカーリングや女子アルペンスキー、ボブスレー、リュージュ、スケルトンなどの会場が設けられた。山岳観光で知られる地域の景観と、競技の迫力を組み合わせられる点が魅力だ。
ボルミオ:高速滑降と新競技の舞台
ボルミオでは、男子アルペンスキーとスキーマウンテニアリングが実施された。急斜面を高速で滑り降りるアルペンスキーと、登坂・滑降を組み合わせるスキーマウンテニアリングでは、必要とされる技術や体力が大きく異なる。山岳地域の地形を生かした競技配置が際立ったエリアだ。
リヴィーニョ:スノーボードとフリースタイルスキー
リヴィーニョでは、スノーボードやフリースタイルスキーを中心に競技が行われた。ジャンプの高さ、空中姿勢、回転数、着地の安定性などが評価される種目が多く、日本代表が多くのメダルを獲得した競技分野とも結びつく開催地となった。
バル・ディ・フィエンメ、アンテルセルヴァ、ヴェローナ
バル・ディ・フィエンメ地域ではクロスカントリースキー、スキージャンプ、ノルディック複合が行われ、アンテルセルヴァではバイアスロンが実施された。一方、ヴェローナは閉会式の舞台を担った。各地域に既存の競技文化や施設を生かすことで、一都市に全競技を集中させない大会構成が実現した。
会場情報を見る際には、開催都市の名称だけでなく、実際の競技施設と競技種目をセットで確認することが大切だ。ミラノとコルティナ・ダンペッツォは大会名に含まれる代表的な開催都市だが、競技はそれ以外の地域にも広がっていた。
【競技一覧】全16競技と新種目スキーマウンテニアリングに注目
ミラノ・コルティナ2026では、IOCが案内する16競技(種別)で、合計116のメダル種目が実施された。従来から人気の高いフィギュアスケートやスノーボードに加え、山岳スポーツの新競技が正式採用された点も注目された。
- スキー系:アルペンスキー、クロスカントリースキー、フリースタイルスキー、ノルディック複合、スキージャンプ、バイアスロン、スキーマウンテニアリング
- スノーボード:ハーフパイプ、ビッグエア、スロープスタイルなど
- スケート系:フィギュアスケート、スピードスケート、ショートトラック
- そり系:ボブスレー、リュージュ、スケルトン
- その他の競技:カーリング、アイスホッケー
五輪初採用のスキーマウンテニアリングとは?
今回の新競技として注目されたのが、スキーマウンテニアリングだ。通称「スキーモ」とも呼ばれ、選手がスキーで山を登り、必要に応じてスキーを外して徒歩で進み、再び滑降するなど、登坂力と滑走技術の両方が問われる。
2026年大会では、男子スプリント、女子スプリント、混合リレーがメダル種目として実施された。従来のアルペンスキーのような滑降中心の競技とは異なり、登りと下りを含めた総合的な山岳対応力が勝負を左右する。
追加された種目にも変化が表れた
大会プログラムでは、女子リュージュ2人乗り、スキージャンプ女子ラージヒル、スケルトン混合団体、フリースタイルスキーの男女デュアルモーグル、アルペンスキーの団体複合なども新たなメダル種目として実施された。
こうした変更は、競技の多様化だけでなく、男女の参加機会やチーム種目の広がりにもつながる。冬季五輪を観戦する際は、競技名だけでなく、従来の種目との違いや採点方式、勝敗の決まり方にも目を向けると理解が深まる。

【日本代表の競技結果】金5・銀7・銅12、合計24個のメダルを獲得
JOCが公表したミラノ・コルティナ2026のメダリスト一覧によると、日本代表の最終成績は金5個、銀7個、銅12個の計24個。メダル獲得数の国別順位では、金メダル数を優先する一般的な並び順で日本は10位となった。
金メダルはスノーボードとフィギュアスケートのペアに集中した。スノーボードでは戸塚優斗が男子ハーフパイプ、木村葵来が男子ビッグエア、深田茉莉が女子スロープスタイル、村瀬心椛が女子ビッグエアで優勝。フィギュアスケートの三浦璃来・木原龍一組もペアで金メダルを獲得した。
銀メダルでは、スキージャンプ男子ラージヒルの二階堂蓮、フリースタイルスキー男子デュアルモーグルの堀島行真、スノーボード男子スロープスタイルの長谷川帝勝、男子ビッグエアの木俣椋真らが表彰台に立った。フィギュアスケート団体も銀メダルを獲得し、個人競技だけでなくチームとしての総合力も示した。
銅メダルも幅広い競技に及んだ。スキージャンプでは男子ノーマルヒルや混合団体、フリースタイルスキーでは男子モーグル、スノーボードでは男子ハーフパイプや女子ハーフパイプ、女子スロープスタイルなどでメダルを獲得。スピードスケート女子の高木美帆らも表彰台に立った。
JOCのメダリスト一覧には、三浦璃来・木原龍一組のようなペア競技やフィギュアスケート団体のメンバーも掲載されている。そのため、メダルの「個数」とメダリストとして名前が掲載される「選手の人数」は同じではない。日本代表のメダル獲得数は24個だが、JOCが紹介するメダリストは25人となっている。
【歴代冬季五輪と比較】北京2022の18個を超え、日本の最多記録を更新
今回の日本代表の成績を評価するうえで、最もわかりやすい比較対象は北京2022と平昌2018だ。JOCが公表した過去大会の記録と2026年大会の最終結果を並べると、メダル総数の伸びがはっきりと見えてくる。
| 大会 | 開催地 | 金 | 銀 | 銅 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 平昌2018 | 韓国 | 4 | 5 | 4 | 13 |
| 北京2022 | 中国 | 3 | 6 | 9 | 18 |
| ミラノ・コルティナ2026 | イタリア | 5 | 7 | 12 | 24 |
北京2022では、日本は金3個、銀6個、銅9個の計18個を獲得し、当時の冬季五輪における最多記録を樹立した。ミラノ・コルティナ2026では、その記録をさらに6個上回った。金メダルも5個となり、平昌2018の4個を超えている。
注目したいのは、メダル総数だけでなく、複数の競技で結果を残したことだ。スノーボードでは金メダルが相次ぎ、フィギュアスケートではペアと団体が表彰台に立った。スキージャンプ、フリースタイルスキー、スピードスケートなどでもメダルを積み重ね、特定の一競技だけに依存しない成績となった。
一方、国別のメダル争いではノルウェーが金18個、銀12個、銅11個の計41個で首位となった。米国は金12個、銀12個、銅9個の計33個、イタリアは金10個、銀6個、銅14個の計30個だった。日本は金メダル数を基準とする順位で10位に入っている。
国別順位はメダル総数だけで決まるわけではない。一般的には金メダル数が優先され、同数の場合は銀、銅の順で比較される。そのため、合計メダル数が多い国が必ずしも上位になるとは限らない。大会結果を比較する際には、総数とメダルの内訳を分けて見ることが重要だ。

【大会の見どころと独自の特徴】開催地の分散が示した冬季五輪の新しい形
ミラノ・コルティナ2026の特徴は、メダル数や競技種目だけではない。開催地を広域に分散させ、都市部と山岳地域の既存施設や地域の競技文化を組み合わせた点にも、大会の設計思想が表れていた。
都市と山岳地域を組み合わせる開催方式
ミラノには屋内の氷上競技を、コルティナ・ダンペッツォやボルミオなどには山岳地形を生かす競技を配置した。これにより、競技ごとに適した環境を確保しやすくなる一方、選手や関係者、観客の移動計画は複雑になる。観戦する側にとっても、開催都市の名前だけを見て移動距離を判断するのではなく、各会場の位置を確認することが欠かせない。
スノーボードとフィギュアスケートが日本の強みを示した
日本代表の結果を振り返ると、空中技の完成度や着地の安定性が勝敗を左右するスノーボードと、技術要素と演技構成の両方が評価されるフィギュアスケートで、特に大きな成果が見られた。さらに、スキージャンプやモーグル、スピードスケートでも表彰台を獲得しており、競技ごとの特性に応じた選手層の広がりも見て取れる。
ただし、メダル獲得数だけで競技力のすべてを評価するのは適切ではない。決勝進出や入賞、自己記録の更新、若手選手の国際大会経験なども、次の大会へつながる重要な成果だ。順位とメダルの両方を確認することで、代表チームの実力をより立体的に把握できる。
情報を確認するときの判断基準
大会結果を調べる際は、速報と確定結果を区別することが大切だ。競技直後の報道では暫定順位が掲載される場合があり、団体競技や採点競技では最終結果の確認も必要になる。確定したメダル数を知りたい場合は、JOCのメダリスト一覧や大会公式の競技結果を優先するとよい。
また、競技数を比較する場合は「競技」「種別」「メダル種目」という用語の違いにも注意したい。大会案内によっては競技の大分類と細分化された種別を異なる数え方で紹介しているため、数字だけを抜き出して比較すると誤解につながる。開催日程、会場、競技結果を一緒に確認することが、正確な大会理解につながる。
【2026年冬季オリンピック】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年冬季オリンピックはいつ開催されましたか? A1:2026年2月6日から22日までの17日間、イタリアで開催されました。開会式はミラノのサン・シーロ五輪スタジアムを中心に行われ、閉会式はヴェローナのアレーナ・ディ・ヴェローナで実施されました。
Q2:ミラノ・コルティナ五輪で日本は何個のメダルを獲得しましたか? A2:金5個、銀7個、銅12個の計24個です。北京2022の18個を上回り、日本の冬季五輪における1大会最多メダル数を更新しました。
Q3:2026年冬季五輪では何競技が実施されましたか? A3:IOCが示す16競技(種別)で、116のメダル種目が実施されました。スキーマウンテニアリングが五輪に初採用されたほか、デュアルモーグルや女子リュージュ2人乗りなどの新種目も行われました。
Q4:コルティナ・ダンペッツォではどの競技が行われましたか? A4:カーリング、女子アルペンスキー、ボブスレー、リュージュ、スケルトンなどが実施されました。1956年冬季五輪の開催地でもあり、山岳リゾートとしての歴史と競技施設を生かした地域です。
Q5:2026年冬季五輪のメダル獲得数で首位になった国はどこですか? A5:ノルウェーです。金18個、銀12個、銅11個の計41個を獲得し、国別メダル順位の首位となりました。
まとめ:ミラノ・コルティナ2026の結果から見える冬季五輪の現在地
ミラノ・コルティナ2026は、2026年2月6日から22日まで開催された第25回冬季オリンピックだ。ミラノの都市型施設とコルティナ・ダンペッツォなどの山岳地域を組み合わせ、16競技(種別)・116のメダル種目を実施した。スキーマウンテニアリングの五輪初採用や、新たな種目の導入も大会を特徴づけた。
日本代表は金5個、銀7個、銅12個の計24個を獲得し、北京2022の18個を上回る冬季五輪の最多記録を打ち立てた。戸塚優斗、木村葵来、深田茉莉、村瀬心椛、三浦璃来・木原龍一組らの金メダルに加え、スキージャンプ、フリースタイルスキー、スピードスケートなどでも成果を残した。
大会を正確に振り返るには、メダル数だけでなく、競技日程、開催地、種目の変更、各国の成績をあわせて見ることが重要だ。公式結果と過去大会の記録を比較すれば、日本代表の到達点だけでなく、冬季五輪そのものがどのように変化しているのかも理解しやすくなる。 (出典: th vn hi ma ng 2026(Yahoo!ニュース))