カーリング女子世界ランキング2026最新!国別・チーム別順位とポイント算出法を徹底解説
2026年10月23日時点のカーリング女子世界ランキングは、国・地域の代表成績を評価する「国別世界ランキング」と、各チームの大会成績を評価する「チーム別世界ランキング」を分けて見ることが重要だ。世界カーリング連盟(World Curling)の国別ランキングではスイスが首位、日本は5位。一方、2026/27シーズンのチーム別ランキングでは、韓国のキム・ウンジ(Eun ji Gim)チームがトップに立ち、日本勢では仁平美来率いるチームが上位に食い込んでいる。
チーム別ランキングは、シーズン中の大会結果が加わるたびに順位が動く。さらに、2026年10月は集計対象となる今季の大会数と前季ポイントの反映率が切り替わる時期だ。今季ベスト2成績と前季ポイント75%というルールは、2026年10月23日時点ではすでに次の段階へ移行している。最新順位、国別とチーム別の違い、ポイント算出方法、日本女子の現在地を整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 国別ランキング:World Curlingの女子ランキングではスイスが1位、日本は31.442ポイントで5位。
- チーム別ランキング:2026年10月20日時点ではキム・ウンジが347.1ポイントで首位、仁平美来チームが257.9ポイントで7位。
- ポイント算出方法:10月23日時点は今季のベスト3大会と前季ポイントの62.5%を反映。ベスト2大会と75%というルールは10月5日までの集計段階に適用されていた。
【2026年最新】カーリング女子世界ランキングは国別とチーム別でどう違う?
カーリング女子世界ランキングを調べる際、最初に押さえたいのがランキングの種類だ。同じ「世界ランキング」という名称でも、世界カーリング連盟の国別ランキングと、World Curling Team Rankings(WCTRS)では評価対象もポイントの計算方法も異なる。
国別世界ランキングは、各国・地域のカーリング協会が国際大会などで残した成績を基に評価するもの。世界選手権やオリンピック、各種予選などの成績が順位に反映される。代表チームが国際舞台でどれだけ結果を残してきたかを把握するのに適している。
一方、チーム別世界ランキングは、個々のチームが対象大会で獲得したポイントを積み上げて順位を決める。世界選手権や国内選手権に加え、グランドスラム・オブ・カーリングや各種ツアー大会なども対象となる。
この違いを理解すると、「日本は国別5位なのに、日本のチームがすべて世界トップ5に入っているわけではない」という状況も自然に理解できる。国別ランキングは代表としての実績、チーム別ランキングは各チームの競技成績を示しているからだ。
2026/27シーズンのランキングを追うなら、チーム別順位はCurlingZoneが管理するWorld Curling Team Rankings、国別順位はWorld Curlingの公式ランキングを確認するのが基本となる。

【最新順位一覧】女子チーム上位20と国別世界ランキングトップ5
チーム別ランキングは、CurlingZoneが掲載する2026年10月20日時点の2026/27シーズンの順位を基準に整理した。国別ランキングは、World Curling公式ページに掲載された女子の順位とポイントを示す。国別とチーム別ではポイントの単位・算出方式が異なるため、数値を直接比較することはできない。
| ランキング区分 | 順位 | 国・チーム | ポイント |
|---|---|---|---|
| チーム別 | 1位 | キム・ウンジ(Eun ji Gim/韓国) | 347.1 |
| チーム別 | 2位 | ケリー・エイナーソン(Kerri Einarson/カナダ) | 328.8 |
| チーム別 | 3位 | ゼニア・シュヴァラー(Xenia Schwaller/スイス) | 325.2 |
| チーム別 | 4位 | レイチェル・ホーマン(Rachel Homan/カナダ) | 316.0 |
| チーム別 | 5位 | アリーナ・ペッツ(Alina Paetz/スイス) | 305.4 |
| チーム別 | 6位 | アンナ・ハッセルボリ(Anna Hasselborg/スウェーデン) | 285.3 |
| チーム別 | 7位 | 仁平美来(Miku Nihira/日本) | 257.9 |
| チーム別 | 8位 | イザベラ・ヴラナー(Isabella Wrana/スウェーデン) | 249.5 |
| チーム別 | 9位 | キム・ギョンエ(KyeongAe Kim/韓国) | 231.0 |
| チーム別 | 10位 | パク・ユビン(Youbeen Park/韓国) | 229.9 |
| チーム別 | 11位 | 藤澤五月(Satsuki Fujisawa/日本) | 227.8 |
| チーム別 | 12位 | 小林未奈(Mina Kobayashi/日本) | 217.3 |
| チーム別 | 13位 | セレナ・ストゥルメイ(Selena Sturmay/カナダ) | 210.9 |
| チーム別 | 14位 | 上野美優(Miyu Ueno/日本) | 205.9 |
| チーム別 | 15位 | 北澤育恵(Ikue Kitazawa/日本) | 196.0 |
| チーム別 | 16位 | セレナ・グレイ・ウィザーズ(Serena Gray-Withers/カナダ) | 184.6 |
| チーム別 | 17位 | テイラー・リース・ハンセン(Taylor Reese-Hansen/カナダ) | 155.0 |
| チーム別 | 18位 | キム・ジユン(JiYoon Kim/韓国) | 151.1 |
| チーム別 | 19位 | マデリーン・デュポン(Madeleine Dupont/デンマーク) | 144.1 |
| チーム別 | 20位 | ハ・スンヨン(Seungyoun Ha/韓国) | 137.2 |
| 国別 | 1位 | スイス | 84.651 |
| 国別 | 2位 | カナダ | 77.442 |
| 国別 | 3位 | スウェーデン | 61.977 |
| 国別 | 4位 | 韓国 | 45.256 |
| 国別 | 5位 | 日本 | 31.442 |
出典:チーム別はCurlingZoneのWorld Curling Team Rankings(2026年10月20日時点)、国別は世界カーリング連盟(World Curling)の女子世界ランキング掲載値。小数第1位に丸めたチーム別ポイントを掲載している。
チーム別では韓国、カナダ、スイスの有力チームが上位を占める一方、日本も仁平美来チームが7位、藤澤五月チームが11位、小林未奈チームが12位、上野美優チームが14位、北澤育恵チームが15位に入っている。日本勢が複数のチームで上位20に名を連ねている点は、今季のランキングを見るうえでの注目材料だ。
なお、チーム別順位は試合結果の反映や集計ルールの切り替えで変わる。上記は2026年10月20日時点のスナップショットであり、10月23日以降の大会結果を反映した順位と同一とは限らない。
【ポイント算出方法】今季ベスト3成績と前季ポイント62.5%が最新ルール
カーリング女子世界ランキングのチーム別ポイントは、単純に勝利数を合計する仕組みではない。World Curling Team Ranking System(WCTRS)では、大会の規模や出場チームの競技水準、大会の重要度などを考慮してポイントを配分する。世界選手権、国内選手権、グランドスラム・オブ・カーリング、対象となるツアー大会などでの成績がランキングに反映される。
さらに、シーズン序盤は前年の成績を一定割合で引き継ぎながら、今季の大会結果を段階的に多く反映していく。2026/27シーズンの女子チームランキングにおける集計段階は、次のとおりだ。
- 8月1日〜9月14日:今季の対象大会のうちベスト1大会分と、前季ポイントの100%。
- 9月15日〜10月5日:今季のベスト2大会分と、前季ポイントの75%。
- 10月6日〜10月26日:今季のベスト3大会分と、前季ポイントの62.5%。
- 10月27日〜11月16日:今季のベスト4大会分と、前季ポイントの50%。
- 11月17日〜12月7日:今季のベスト5大会分と、前季ポイントの37.5%。
- 12月8日〜12月28日:今季のベスト6大会分と、前季ポイントの25%。
- 12月29日〜2027年1月18日:今季のベスト7大会分と、前季ポイントの12.5%。
- 2027年1月19日以降:今季のベスト8大会分を反映し、前季ポイントは加算しない。
このため、2026年10月23日時点で正しいのは「今季ベスト3大会分+前季ポイント62.5%」というルールだ。「今季ベスト2成績と前季ポイント75%」は誤った情報ではないものの、適用期間は10月5日まで。過去の説明や更新日が古いランキング記事を参照すると、現在の集計方式と混同する可能性がある。
具体例を考えると、あるチームが今季3大会で30点、25点、10点を獲得した場合、10月6日以降は今季分として65点を集計できる。さらに前季の対象ポイントが100点なら、その62.5%にあたる62.5点を加え、合計127.5点となる。これは算出ルールを示すための仮定例であり、実在チームの獲得ポイントではない。
また、大会ごとのポイントも一律ではない。世界選手権などの重要大会と一般的なツアー大会では、出場チームの水準や大会の重要度を踏まえた評価が異なる。優勝回数だけではなく、どの大会でどのような成績を残したかが順位を左右する仕組みだ。
2026/27シーズンからは、男子・女子の総合ランキングに加えて、チャンピオン、エリート、チャレンジャーの3つの大会シリーズ別ランキングも導入されている。総合順位だけでは見えにくい大会カテゴリーごとの競争力を確認できる点も、新シーズンの変更点だ。

【日本女子の現在地】仁平美来・藤澤五月らの順位をどう見る?
日本女子のチーム別ランキングで最上位に位置するのは、仁平美来チームだ。2026年10月20日時点で257.9ポイントを獲得し、世界7位につけている。トップ5には届いていないものの、世界の強豪が並ぶ上位グループに食い込んでいる。
続く日本勢では、藤澤五月チームが11位、小林未奈チームが12位、上野美優チームが14位、北澤育恵チームが15位。上位20の中に日本のチームが5つ入っていることは、国別ランキングだけでは把握できない日本女子の競争層の厚さを示している。
ただし、チーム別ランキングは国別の代表選考順位をそのまま表したものではない。各チームが参加した対象大会で得たポイントを基にしたランキングであり、順位が高いチームが必ず次の国際大会の日本代表に選ばれるという意味ではない。代表選考には大会ごとの選考規定など、別の条件が関係する。
国別では、日本は31.442ポイントで5位。上位はスイス、カナダ、スウェーデン、韓国の順となっている。国別ランキングは各国・地域の代表実績を複数シーズンにわたって評価するため、今季序盤のツアー大会で一つのチームが好成績を挙げたとしても、それだけで国別順位が大きく変わるとは限らない。
日本女子の動向を追う際は、国別5位という代表全体の実績と、仁平チーム7位などの個別チームの成績を併せて確認したい。どちらか一方だけを見て日本女子全体の実力を判断するのは早計だ。
【順位変動の読み方】10月9日から20日に起きた変化とは
2026年10月のランキングでは、集計ルールの切り替えが順位の動きに影響している。カーリングナビが掲載した10月9日時点の女子チームランキングでは、キム・ウンジが326.1ポイントで1位、ゼニア・シュヴァラーが313.1ポイントで2位、レイチェル・ホーマンが312.2ポイントで3位だった。
その後、CurlingZoneの10月20日時点のランキングでは、キム・ウンジが347.1ポイントで1位を維持。ケリー・エイナーソンが328.8ポイントで2位に上がり、ゼニア・シュヴァラーが325.2ポイントで3位、レイチェル・ホーマンが316.0ポイントで4位、アリーナ・ペッツが305.4ポイントで5位となった。
特に注目したいのは、エイナーソンが10月9日時点の6位から、10月20日時点では2位へ上昇している点だ。この間には、今季の集計対象がベスト2大会からベスト3大会へ増え、前季ポイントの反映率も75%から62.5%に変わっている。したがって、順位の変動をすべて直近の勝敗だけで説明することはできない。
日本勢では、仁平美来チームのポイントが257.9で変わらない一方、順位は10月9日時点の5位から10月20日時点では7位となった。これは、仁平チームのポイントが減少したためではなく、他チームのポイントが増えて相対的な順位が変化したためと読み取れる。
ランキングの数字を正しく読むには、少なくとも次の3点を確認したい。
- 更新日:10月9日と10月20日の順位を、同じ時点のデータとして扱わない。
- 集計ルール:今季のベスト何大会分を反映しているか、前季ポイントの反映率はいくらかを確認する。
- ポイントと順位の両方:自チームのポイントが増減したのか、競争相手のポイント変動によって順位が変わったのかを区別する。
順位表を定期的に見比べる場合は、順位だけを記録するよりも、ポイントと更新日を一緒に記録したほうが、各チームの勢いやランキングの構造的な変化を捉えやすい。

【歴代順位と確認先】World Curling・CurlingZone・スポーツナビの使い分け
カーリング女子世界ランキングの歴代順位を調べる際にも、国別とチーム別を分けて考える必要がある。世界カーリング連盟の国別ランキングは、各国・地域の成績をシーズン単位で評価する仕組みで、2006年に導入された。現在の制度では、当季を100%、1年前を75%、2年前を60%、3年前を40%として過去4シーズンのポイントを反映する。
オリンピック・パラリンピックが開催されるシーズンには、出場した加盟協会に追加ポイントが与えられる仕組みもある。このため、歴代の国別順位を比較するときは、単にポイントの大小を見るだけでなく、対象シーズンや大会構成、当時の計算方式も考慮したい。
一方、チーム別ランキングでは、シーズン中の大会結果と前季ポイントの減衰が順位に影響する。シーズンが進むにつれて今季の成績を反映する割合が増えるため、同じチームでもシーズン序盤と終盤では順位の意味合いが異なる。過去の順位表を比較するときは、各時点の集計条件がそろっているかを確認することが欠かせない。
最新情報の確認先は、目的に応じて使い分けると効率的だ。
- 世界カーリング連盟(World Curling):国別ランキングの順位、ポイント、チームランキングの公式ルールや集計方法を確認する。
- CurlingZone:女子チームの最新順位、ポイント、シーズン成績を確認する。World Curlingの委託を受けてチーム別ランキングを管理している。
- カーリングナビ:日本語で整理されたチーム別順位や大会情報を参照し、英語のランキング表を読む際の補助にする。
- スポーツナビ:国内向けのカーリング世界ランキング情報を確認する際の選択肢。ただし、国別かチーム別か、いつ更新された情報かを確かめてから利用したい。
2026/27シーズンは、シリーズ別ランキングの導入もあり、総合順位以外にも比較できる指標が増えている。国別ランキングの歴代順位を知りたいのか、特定チームの今季の成長を追いたいのかによって、参照するデータを選ぶことが大切だ。
【カーリング女子世界ランキング】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年最新のカーリング女子世界ランキングで、日本は何位ですか?
A1:世界カーリング連盟の国別女子ランキングでは、日本は31.442ポイントで5位です。チーム別では、2026年10月20日時点で仁平美来チームが257.9ポイントの7位、藤澤五月チームが227.8ポイントの11位となっています。
Q2:カーリング女子のチーム別ランキングは、今季ベスト2大会と前季ポイント75%で計算されますか?
A2:2026年10月23日時点では、その計算方式ではありません。ベスト2大会と前季ポイント75%の方式は2026年10月5日まで適用され、10月6日から26日までは今季ベスト3大会分と前季ポイント62.5%を反映する方式になっています。
Q3:国別世界ランキングとチーム別世界ランキングは、どちらを見ればよいですか?
A3:日本代表としての国際大会での実績や各国の競争力を知りたい場合は国別ランキング、仁平美来や藤澤五月など個々のチームの成績や現在の勢いを知りたい場合はチーム別ランキングが適しています。両方を確認すると、日本女子全体の立ち位置と各チームの実力を分けて理解できます。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
2026年10月のカーリング女子世界ランキングでは、国別はスイスが首位、日本が5位。チーム別では韓国のキム・ウンジチームが首位に立ち、日本勢では仁平美来チームが7位につけている。藤澤五月、小林未奈、上野美優、北澤育恵の各チームも上位20に入っており、日本女子の複数チームが世界ランキングで存在感を示している。
一方、順位を正しく評価するには、ランキングの種類と更新日、ポイント算出ルールの3点が欠かせない。特に2026/27シーズンは、10月6日に今季ベスト3大会・前季ポイント62.5%の段階へ移行し、10月27日にはベスト4大会・前季ポイント50%へ切り替わる予定だ。順位表を比較する際は、この変更を踏まえて数字を読む必要がある。
今後の順位変動を追うなら、チーム別ランキングのポイント推移と各大会の成績を確認しながら、World Curlingの国別ランキングも併せて見るのが有効だ。最新順位だけでなく、その順位がどのような大会結果と集計条件によって生まれたのかを理解することが、カーリング女子の世界的な勢力図を正確に把握する近道となる。 (出典: カーリング 女子 世界 ランキング(Yahoo!ニュース))