青学箱根駅伝2026最新!3連覇を支えた選手一覧と歴代成績・強さの理由を徹底解説
2026年10月23日時点で、青山学院大学の箱根駅伝における最新の実績は、2026年1月2日・3日に開催された第102回大会の総合優勝です。青学は10時間37分34秒の大会新記録で3年連続9回目の総合優勝を果たし、往路・復路でも大会記録を更新。同一大学による2度目の3連覇という歴史的な成果を残しました。
一方、2026年10月12日の出雲駅伝では11位に終わっており、次の箱根駅伝に向けては課題も見えています。2026年大会の出場選手一覧、原晋監督のコメント、往路・復路の公式記録、歴代優勝回数に加え、2023年の出雲駅伝・全日本大学駅伝の成績まで整理すると、青学の強さと今後の注目点がより明確になります。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年の結果:総合・往路・復路のすべてで大会新記録を達成し、総合優勝は通算9回目。
- 注目選手:黒田朝日が5区で1時間7分16秒の区間新記録を樹立。塩出翔太も8区で区間新記録をマーク。
- 今後の課題:2026年10月の出雲駅伝は11位。秋の駅伝での立て直しと、次回の箱根駅伝に向けた選手層の再構築が焦点。
【2026年大会の結論】青学は総合・往路・復路を制して3連覇
第102回東京箱根間往復大学駅伝競走は、青山学院大学が総合10時間37分34秒で優勝しました。2024年、2025年に続く3連覇であり、総合優勝は通算9回目。往路、復路、総合のすべてで大会記録を更新する圧巻の結果となりました。
東京・大手町から箱根・芦ノ湖までの往路は107.5km、箱根から東京へ戻る復路は109.6km。合計217.1kmを10人の選手がつなぐレースで、青学は往路5時間18分08秒、復路5時間19分26秒を記録しました。2位の國學院大學との総合タイム差は2分33秒でした。
- 総合順位:1位・10時間37分34秒(大会新)
- 往路成績:1位・5時間18分08秒(大会新)
- 復路成績:1位・5時間19分26秒(大会新)
- 総合優勝回数:9回
- 大会の特徴:同一大学による2度目の3連覇を達成
特に印象的だったのは、序盤から独走したわけではない点です。1区は16位でスタートし、3区終了時点でも先頭との差が3分以上ありました。それでも4区の平松享祐が流れを変え、5区の黒田朝日が驚異的な走りで逆転。往路優勝を引き寄せ、その勢いを復路へつなげました。
青学の2026年大会は、最初から最後まで首位を守り続ける展開ではなく、劣勢から勝機をつかみ取ったレースでした。こうした展開を大会新記録につなげた点に、チームの総合力が表れています。

【2026年の出場選手一覧】10区間の実走メンバーと注目選手
第102回大会の青山学院大学は、原晋監督の指揮のもと、各区間に適性のある選手を配置しました。以下は、2026年大会で実際に出走した10人の選手と区間成績です。学年は大会当時のものです。
- 1区・小河原陽琉(2年):1時間01分47秒、区間16位。前回大会では10区で区間賞を獲得した実績を持つ。
- 2区・飯田翔大(2年):1時間06分29秒、区間10位。各校のエースが集まる主要区間を担当。
- 3区・宇田川瞬矢(4年):1時間01分51秒、区間7位。経験豊富な4年生として中盤をつないだ。
- 4区・平松享祐(3年):1時間00分45秒、区間3位。先頭との差を詰め、逆転への流れをつくった。
- 5区・黒田朝日(4年):1時間07分16秒、区間1位。山上りで区間新記録を樹立した最大の注目選手。
- 6区・石川浩輝(1年):57分15秒、区間3位。山下りを任された1年生が安定した走りを披露。
- 7区・佐藤愛斗(2年):1時間02分49秒、区間3位。復路序盤で上位を維持した。
- 8区・塩出翔太(4年):1時間03分45秒、区間1位。区間新記録をマークし、復路の優勝争いを有利に進めた。
- 9区・佐藤有一(4年):1時間07分38秒、区間1位。終盤の重要区間で区間賞を獲得。
- 10区・折田壮太(2年):1時間07分59秒、区間2位。最後まで安定した走りで大手町のフィニッシュへつないだ。
大会のエントリー選手には、荒巻朋熙、上野山拳士朗、松田祐真、鳥井健太、中村海斗、遠藤大成も名を連ねました。実際の出走メンバー10人と、エントリーされた選手全員を区別して見ることが、選手一覧を確認する際のポイントです。
個人別では、黒田朝日の5区が特に際立ちました。従来のエース区間である2区ではなく、標高差の大きい5区を任された黒田は、1時間07分16秒で区間新記録を樹立。青学が往路優勝を果たすうえで決定的な役割を担いました。
また、塩出翔太は8区で1時間03分45秒の区間新記録を記録し、佐藤有一も9区で区間賞を獲得しています。特定の選手だけに依存せず、山上りから復路の終盤まで複数の選手が結果を残したことが、2026年の勝利を支えました。
【歴代成績を比較】青学の総合順位・往路成績・復路成績
青山学院大学の箱根駅伝の歩みを振り返ると、2015年の初優勝を境に、大学駅伝界を代表する強豪へと成長したことが分かります。2026年までの直近7大会の公式記録を比較すると、優勝を逃した年を挟みながらも、近年は再び安定して頂点に立っていることが読み取れます。
| 開催年・大会 | 総合順位・タイム | 往路成績 | 復路成績 |
|---|---|---|---|
| 2026年・第102回 | 1位・10時間37分34秒 | 1位・5時間18分08秒 | 1位・5時間19分26秒 |
| 2025年・第101回 | 1位・10時間41分19秒 | 1位・5時間20分01秒 | 2位・5時間21分18秒 |
| 2024年・第100回 | 1位・10時間41分25秒 | 1位・5時間18分13秒 | 1位・5時間23分12秒 |
| 2023年・第99回 | 3位・10時間54分25秒 | 3位・5時間25分13秒 | 3位・5時間29分12秒 |
| 2022年・第98回 | 1位・10時間43分42秒 | 1位・5時間22分06秒 | 1位・5時間21分36秒 |
| 2021年・第97回 | 4位・11時間01分16秒 | 4位・5時間35分43秒 | 4位・5時間25分33秒 |
| 2020年・第96回 | 1位・10時間45分23秒 | 1位・5時間21分16秒 | 1位・5時間24分07秒 |
出典は東京箱根間往復大学駅伝競走の公式記録。タイムは大会公式記録に基づいています。
この推移で注目したいのは、2023年の3位から、2024年に再び総合優勝へ返り咲いたことです。さらに2025年、2026年と連覇を重ね、2026年には従来の大会記録を大幅に更新しました。2024年の10時間41分25秒、2025年の10時間41分19秒、2026年の10時間37分34秒と、3年続けて優勝しながら記録も伸ばしています。
青学の総合優勝回数は、2026年大会終了時点で9回です。初優勝は2015年で、その後2015~2018年に4連覇を達成。2020年、2022年にも優勝し、2024~2026年には再び3連覇を成し遂げました。
歴代優勝校と比較する際は、単純な優勝回数だけでなく、競技の歴史や出場回数も考慮する必要があります。長い歴史を持つ中央大学、早稲田大学、日本大学、順天堂大学などに対し、青学は2015年以降の短期間で優勝を積み重ねてきました。近年の箱根駅伝を語るうえで欠かせない存在となった理由は、この継続的な結果にあります。

【原晋監督のコメント】「輝け大作戦」と黒田朝日の起用が生んだ逆転劇
2026年大会で原晋監督が掲げたスローガンは「輝け大作戦」でした。一人ひとりが輝き、チームとして大手町に戻ってくるという願いを込めたもので、監督独自のネーミングによる作戦は、青学の箱根駅伝を象徴する要素の一つです。
青山学院大学が1月8日に開催した優勝報告会では、原監督が3連覇と通算9回目の総合優勝を報告。日本大学などの強豪がそろう大会で、選手たちが大会記録を更新したことへの感謝を示しました。日刊スポーツの報道によると、原監督は作戦の成果について「300%、輝きました」と振り返っています。
2026年大会の采配で大きな話題となったのは、黒田朝日を5区に起用したことです。黒田は過去2大会で2区を走り、2024年大会では区間賞、2025年大会では区間3位の実績を残していました。エースとして2区を任せる選択肢もあるなか、原監督は山上りへの起用を決断しました。
優勝報告会で原監督は、黒田の起用について、レースを面白くし、ファンがわくわくする展開を生み出すことも意識したと説明しました。結果は区間新記録。報道では、監督が黒田を「シン・山の神」と評したことも伝えられています。
もちろん、選手起用の意図を話題性だけで説明することはできません。5区は距離や高低差への適性が問われる特殊な区間であり、エース級の選手を配置するには、本人の能力やチーム全体の戦力バランスを踏まえた判断が欠かせません。黒田の圧倒的な走力と、4区の平松を含む前後の選手の走りがかみ合ったことで、采配が結果につながりました。
原監督のコメントを読む際には、スローガンの印象だけでなく、実際の区間配置と記録を合わせて見ることが大切です。2026年の青学は、言葉で掲げた目標を記録という形で実現したチームでした。
【2023年の三大駅伝を検証】出雲駅伝と全日本大学駅伝の成績は?
2023年の青山学院大学を振り返るときは、1月の箱根駅伝と、秋に行われた出雲駅伝・全日本大学駅伝を分けて整理する必要があります。大会名に同じ「2023年」が付いていても、開催時期によって対象となるチームや学年構成が異なるためです。
まず、2023年1月の第99回箱根駅伝では、青学は総合3位でした。優勝した駒澤大学、2位の中央大学に続く順位で、総合タイムは10時間54分25秒。往路は5時間25分13秒、復路は5時間29分12秒でした。
一方、2023年10月9日の第35回出雲駅伝については、順位に注意が必要です。大会結果によると、青山学院大学は2時間11分28秒で5位でした。4位は國學院大學であり、「2023年の青学は出雲駅伝4位」という記述は、公式成績とは一致しません。
その後、2023年11月5日の第55回全日本大学駅伝では、青学は5時間12分34秒で2位に入りました。優勝した駒澤大学との差は3分34秒。青学は2区の黒田朝日が区間新記録をマークするなど、上位争いを展開しました。
2023年の学生三大駅伝を整理すると、次のようになります。
- 箱根駅伝(2023年1月):総合3位
- 出雲駅伝(2023年10月):総合5位
- 全日本大学駅伝(2023年11月):総合2位
秋の大会で優勝を逃した青学は、その後の箱根駅伝に向けて調整を重ね、2024年1月の第100回大会で総合優勝を果たしました。出雲や全日本での順位だけを見て、箱根での結果まで決めつけることはできません。各大会の距離や区間数、コース特性の違いが、チームの順位に影響するからです。

【青学箱根駅伝の強さの理由】選手層・データ分析・区間配置の相乗効果
青学の強さを考えるうえで、黒田朝日のような突出したエースの存在は欠かせません。しかし、2026年大会の結果は、エース一人の力だけでは3連覇を説明できないことも示しています。
第一の要因は、劣勢から立て直せる選手層です。2026年大会では1区16位という出遅れがあり、3区終了時点でも先頭から3分以上離れていました。それでも4区で差を詰め、5区で逆転しています。さらに復路でも6区から10区までの各選手が上位の区間成績を残し、優勝を確実なものにしました。
第二の要因は、区間ごとの適性を踏まえた配置です。箱根駅伝は、平地のスピードだけでなく、山上り・山下り、長距離区間での持久力、終盤の安定性など、異なる能力が求められる大会です。黒田の5区起用や、塩出の8区での区間新記録は、個々の選手の強みをチームの結果に結び付けた事例といえます。
第三の要因は、継続的なトレーニングとデータ活用です。笹川スポーツ財団の箱根駅伝に関する解説では、原監督の指導について、心拍数や体調などを踏まえたトレーニング管理、データ分析、フォームの最適化といった観点が紹介されています。長距離競技では、単に練習量を増やすのではなく、負荷と回復を適切に管理し、選手の能力をレースで発揮できる状態へ導くことが重要です。
第四の要因は、勝利の経験を次の大会へ生かす組織力です。2015~2018年の4連覇、2024~2026年の3連覇という実績は、単年の好調だけでは説明しにくいものです。選手の入れ替わりがある大学駅伝では、卒業による戦力変化を前提に、次の世代へ経験や準備の方法を引き継ぐ必要があります。
ただし、強豪校であることと、毎大会優勝できることは別です。2026年10月12日の第38回出雲駅伝で、青学は2時間09分53秒の11位に終わりました。1区の石川浩輝が区間2位で好走し、チームは上位でスタートしたものの、最終的には順位を落としました。
この結果は、2027年1月の箱根駅伝に向けて見逃せない材料です。ただし、出雲駅伝は6区間45.1km、箱根駅伝は10区間217.1kmで、求められる選手構成もレース展開も異なります。出雲11位だけを根拠に箱根での苦戦を断定するのも、過去の箱根優勝だけを根拠に連覇を予想するのも適切ではありません。今後は全日本大学駅伝の結果や、年末に発表される箱根の区間エントリーが、チームの状態を見極める重要な材料になります。
【青学箱根駅伝】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:青山学院大学の箱根駅伝の優勝回数は何回ですか?
A1:2026年の第102回大会終了時点で、総合優勝は通算9回です。2015~2018年に4連覇を達成し、2024~2026年にも3連覇を果たしました。
Q2:2026年の箱根駅伝で活躍した青学の選手は誰ですか?
A2:特に注目されたのは、5区で1時間07分16秒の区間新記録を樹立した黒田朝日です。また、8区の塩出翔太も1時間03分45秒の区間新記録を記録し、9区の佐藤有一も区間賞を獲得しました。
Q3:青学は2023年の出雲駅伝で4位だったのですか?
A3:第35回出雲駅伝の公式成績では5位です。4位は國學院大學でした。一方、2023年11月の第55回全日本大学駅伝では2位となっています。
まとめ:青学箱根駅伝の記録と次回大会の注目点
青山学院大学は2026年の第102回箱根駅伝で、総合・往路・復路のすべてで大会新記録を樹立し、通算9回目の総合優勝を果たしました。黒田朝日の5区での区間新記録、塩出翔太の8区での区間新記録、そして序盤の出遅れを挽回したチーム全体の走りが、3連覇を支えました。
歴代成績を見れば、2015年の初優勝から4連覇、そして2024~2026年の3連覇へと、青学が長期にわたって強さを維持してきたことが分かります。一方、2023年の出雲駅伝は5位、全日本大学駅伝は2位であり、2026年秋の出雲駅伝も11位でした。箱根での実績だけでは、次の大会の結果を確実に予測できません。
2027年の箱根駅伝に向けて注目したいのは、秋の大会からどのように立て直すか、主力選手の卒業後にどの選手が台頭するか、そして区間配置がどう変化するかという3点です。青学の強さを正しく評価するには、優勝回数や総合順位だけでなく、往路・復路のタイム、区間記録、秋の三大駅伝の成績を合わせて見ることが欠かせません。
大会の公式記録を確認する際は、東京箱根間往復大学駅伝競走の公式サイト、青山学院大学の陸上競技部公式発表、日本テレビの箱根駅伝特集を参照すると、選手一覧や歴代成績を正確に追えます。
(出典: 青学 箱根 駅伝(Yahoo!ニュース))