ユーリ阿久井政悟の現在は?2026年最新戦績と世界王者返り咲きの全貌
元WBA世界フライ級王者のユーリ阿久井政悟は、2025年3月の寺地拳四朗戦で王座を失った後、2連勝で再起を果たし、再び世界の頂点を狙える位置まで戻ってきた。2026年6月6日には東京・後楽園ホールでスーパーフライ級転向初戦に臨み、ローレンツ・ビアソンを5回59秒TKOで撃破。そして10月14日には、11月29日にWBA世界スーパーフライ級王者ダビド・ヒメネスへ挑戦することが報じられた。世界2階級制覇を懸けた大一番が、目前に迫っている。
1995年9月3日生まれ、岡山県倉敷市出身。倉敷守安ボクシングジム所属の阿久井は、地元のジムから世界王者に上り詰めた実力派だ。寺地戦での惜敗から、どのように復活し、次の世界戦へたどり着いたのか。2026年10月24日時点のプロフィール、最新戦績、王座陥落の経緯、復帰戦の結果、そしてヒメネス戦の展望を整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在の状況:2026年6月のビアソン戦で5回TKO勝ち。寺地拳四朗戦後の再起2連勝を達成した。
- 最新戦績:プロ27戦23勝(13KO)3敗1分。2026年10月時点でスーパーフライ級の世界ランキング上位につけている。
- 次の目標:2026年11月29日、WBA世界スーパーフライ級王者ダビド・ヒメネスに挑戦。勝てば世界2階級制覇となる。
【2026年最新】ユーリ阿久井政悟の現在は?11月に世界戦が決定
2026年10月現在、ユーリ阿久井政悟は世界王者への返り咲きを目指し、スーパーフライ級で新たな挑戦を続けている。大きな転機となったのは、2025年3月の寺地拳四朗戦での敗北と、その後の階級変更だ。
2025年12月17日の復帰戦でヴィンセント・ラカールを3回54秒KOで下すと、2026年6月6日のスーパーフライ級転向初戦でもローレンツ・ビアソンに5回59秒TKO勝ち。元世界王者としての実力を結果で示し、再起2連勝を達成した。日刊スポーツの報道によると、ビアソン戦では左フックでダウンを奪い、連打でレフェリーストップに持ち込んでいる。
さらに、10月14日に発表された世界タイトル戦では、11月29日に東京・両国国技館で開催される「U-NEXT BOXING.7」に出場し、WBA世界スーパーフライ級王者ダビド・ヒメネスに挑戦することが決まった。阿久井にとって、2025年3月の寺地戦以来、約1年8カ月ぶりの世界戦となる。
これは単に以前のベルトを取り戻すための試合ではない。フライ級から一階級上のスーパーフライ級へ転向し、新たな階級で世界王座を獲得する挑戦だ。勝利すれば、日本人ボクサーとして世界2階級制覇を達成することになる。

【プロフィール・戦績】年齢、出身地、所属ジムと主な経歴
ユーリ阿久井政悟の本名は阿久井政悟。1995年9月3日生まれで、2026年10月24日時点では31歳だ。岡山県倉敷市出身で、倉敷守安ボクシングジムに所属している。
公式プロフィールでは、オーソドックススタイルを基本とし、スピードと強烈なパンチを武器に戦う選手として紹介されている。日本フライ級王座を獲得した後、2024年1月にWBA世界フライ級王座を獲得。地方のジムに所属しながら世界の頂点に立ったことも、阿久井のキャリアを語るうえで欠かせない。
主な経歴を時系列で整理すると、次のとおりだ。戦績は2026年6月のビアソン戦までの結果を反映している。
| 時期 | 出来事・試合結果 | 意味・実績 |
|---|---|---|
| 1995年9月3日 | 岡山県倉敷市で生まれる | 2026年10月時点で31歳 |
| 2014年4月 | プロデビュー | 環太平洋大学在学中にプロのキャリアを開始 |
| 2019年10月 | 日本フライ級王座を獲得 | 国内トップ戦線で実績を積む |
| 2024年1月23日 | アルテム・ダラキアンに判定勝ち | WBA世界フライ級王座を獲得 |
| 2024年10月13日 | タナンチャイ・チャルンパクに2-1判定勝ち | 世界王座2度目の防衛 |
| 2025年3月13日 | 寺地拳四朗に12回1分31秒TKO負け | WBA世界フライ級王座から陥落 |
| 2025年12月17日 | ヴィンセント・ラカールに3回54秒KO勝ち | 約9カ月ぶりの復帰戦を勝利で飾る |
| 2026年6月6日 | ローレンツ・ビアソンに5回59秒TKO勝ち | スーパーフライ級初戦で再起2連勝 |
| 2026年11月29日(予定) | ダビド・ヒメネスとのWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ | 世界2階級制覇への挑戦 |
最新の通算戦績は、プロ27戦23勝(13KO)3敗1分。ボクシングモバイルの選手・試合情報では、スーパーフライ級のWBAランキング2位、WBOランキング1位、WBCランキング4位、IBFランキング7位に位置づけられている。複数団体で上位に入っていることからも、階級変更後の評価が高まっていることがうかがえる。
なお、ユーリ阿久井政悟の公式サイトには、2025年12月4日時点と記された古いプロフィール情報が掲載されており、現在の通算戦績とは数字が一致しない。最新戦績を確認する際は、過去のプロフィール欄だけでなく、直近の試合結果まで更新された選手データを参照することが大切だ。
【世界王者への道】ダラキアン撃破からタナンチャイ判定勝ちまで
阿久井が世界王者となったのは2024年1月23日。大阪のエディオンアリーナ大阪でWBA世界フライ級王者アルテム・ダラキアンに挑み、判定3-0で勝利した。岡山県内のジムに所属する選手として初めて世界王座を獲得したことは、地元ボクシング界にとっても大きな節目となった。
世界王者として迎えた2024年10月13日の防衛戦では、タイのタナンチャイ・チャルンパクと対戦。左ジャブを軸に圧力をかけ、右ストレートやボディーへの攻撃を交えながら試合を進めた。
ただし、タナンチャイも中盤以降にボディー攻撃を増やし、簡単には引き下がらなかった。判定は115-113で阿久井、115-113でタナンチャイ、117-111で阿久井。結果は2-1の判定勝ちとなり、阿久井は2度目の防衛に成功した。採点が割れたことからも、世界王者として勝ち切る難しさが表れた一戦だった。
この時期の阿久井は、前に出る圧力と強い右を生かし、相手に攻撃をためらわせるスタイルで世界王座を守っていた。KO能力だけでなく、12ラウンドを通じて相手にプレッシャーをかけ続ける力も評価されていた。
一方で、世界王座を防衛し続けるには、攻撃力だけでなく、相手の戦術変更に対応する判断力や終盤の危機管理も欠かせない。タナンチャイ戦で接戦を経験したことは、その後の寺地戦を考えるうえでも重要な背景となる。
【王座陥落の経緯】寺地拳四朗戦はなぜ最終12回TKOになったのか
2025年3月13日、東京・両国国技館で行われたWBA・WBC世界フライ級王座統一戦。WBA王者の阿久井は、WBC王者の寺地拳四朗と日本人世界王者同士の統一戦に臨んだ。
試合序盤から阿久井は強い右ストレートやカウンターを繰り出し、寺地に簡単には主導権を握らせなかった。中盤以降も互いに距離を詰めて打ち合い、阿久井が得意とする前進圧力が機能する場面もあった。
試合の流れを象徴したのは、11回終了時点の採点だ。報道によると、3人のジャッジのうち2人は阿久井を支持していた。つまり、阿久井は最終回を迎えるまで、判定勝利を十分に狙える位置にいた。
しかし、12回に寺地が勝負を動かす。阿久井の右に対して寺地の右ショートが入り、続く連打で一気に攻勢を強めた。阿久井も応戦を試みたが、寺地のパンチが続き、レフェリーは12回1分31秒に試合を止めた。阿久井はTKO負けとなり、WBA世界フライ級王座から陥落した。
この敗戦を単純に「実力差で終始押された試合」と捉えるのは正確ではない。11回まで競り合い、阿久井がリードしていた採点もあったからだ。最後に勝敗を分けたのは、最終回の攻防で生じた一瞬の隙と、そこを逃さず連打につなげた寺地の勝負強さだった。
ただし、最終回に逆転を許した事実は重い。接戦をリードしていても、試合終了まで集中力を維持し、被弾後に立て直す力が求められる。阿久井が再び世界王者を目指すうえでは、強打を生かす攻撃だけでなく、終盤の防御と危機管理も大切な要素になる。
【復帰戦の結果】ラカールKO、ビアソンTKOで再起2連勝
寺地戦後、阿久井は約9カ月の期間を経てリングに戻った。2025年12月17日、両国国技館で元世界ランカーのヴィンセント・ラカールと対戦し、3回54秒KO勝ち。相手の攻撃を冷静に見極めながらボディーを攻め、最後は右ストレートで試合を決めた。
この勝利は、単なる白星以上の意味を持っていた。世界王座を失った直後の復帰戦で、再び自分の持ち味である強打を発揮し、KOという形で結果を残したからだ。日刊スポーツや地元の報道でも、復帰戦での勝利と世界王者再挑戦への意欲が伝えられた。
続く2026年6月6日の「DYNAMIC GLOVE on U-NEXT Vol.44」では、スーパーフライ級に転向して初めての試合に臨んだ。相手はフィリピンのローレンツ・ビアソン。10回戦として組まれた試合は、5回59秒TKO勝ちで決着した。
決定的な場面では、阿久井が左フックでダウンを奪い、そのまま連打で相手を追い込んだ。公式サイトは6月8日付の勝利報告で「再起2連勝」を伝えている。これにより、フライ級での敗戦から2試合連続で勝利し、新階級での世界挑戦に向けて勢いをつけた。
階級変更の背景には、フライ級の減量が厳しくなっていたことや、フィジカル強化による体づくりの変化がある。母校のIPU・環太平洋大学のスポーツ科学センターは、阿久井へのトレーニング支援を続け、筋力やコンディションの改善をサポートしてきたと公表している。スーパーフライ級への転向は、単に体重を変えたのではなく、今後のキャリアを見据えた判断だった。
もちろん、再起2連勝だけで新階級への適応が完全に証明されたわけではない。世界タイトル戦では、相手の圧力やパンチの質、試合のペースが大きく変わる。それでも、2試合連続でKO・TKO勝利を挙げたことは、阿久井が再び世界戦線へ進むための重要な実績となった。

【次戦の展望】ヒメネス戦で世界王者返り咲きを実現できるか
2026年10月24日時点で、阿久井の次戦として発表されているのは、11月29日のWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチだ。会場は東京・両国国技館。対戦相手は、同級王者のダビド・ヒメネス(コスタリカ)で、12回戦として行われる予定だ。
ボクシングモバイルの試合情報では、ヒメネスは19戦18勝(12KO)1敗。阿久井は27戦23勝(13KO)3敗1分で、スーパーフライ級のランキングはWBA2位、WBO1位、WBC4位、IBF7位とされている。阿久井は挑戦者として十分な実績を持つ一方、相手はすでに世界王座を保持している強敵だ。
この試合の焦点は、阿久井の前進圧力と右ストレートが、ヒメネスの手数や動きにどこまで通用するかにある。阿久井は接近戦で強さを発揮するタイプだが、王者のペースに付き合いすぎれば、手数で上回られる展開も考えられる。反対に、ジャブで距離を測り、得意の右を的確に当てられれば、試合の主導権を握る可能性が高まる。
また、今回の挑戦は階級を上げてからわずか2試合を経た段階での世界戦となる。減量負担の軽減やフィジカル強化が実戦でどれほど生きるのか、長いラウンドでのスタミナや被弾後の対応を含めて試されることになる。
勝利すれば、阿久井はフライ級に続いてスーパーフライ級でも世界王者となり、世界2階級制覇を達成する。敗れた場合でも直ちにキャリアが終わるわけではないが、31歳で迎える今回の世界戦は、次のキャリアを大きく左右する重要な一戦だ。
試合の配信については、ボクシングモバイルの試合情報でU-NEXTのライブ配信予定が掲載されている。開始時刻や視聴条件などの最新情報は、開催日が近づいた段階で大会・配信側の案内を確認したい。
【ユーリ阿久井政悟】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ユーリ阿久井政悟の現在の年齢と出身地は? A1:1995年9月3日生まれで、2026年10月24日時点では31歳。岡山県倉敷市出身で、倉敷守安ボクシングジムに所属している。
Q2:ユーリ阿久井政悟の最新戦績は? A2:2026年6月のビアソン戦までで、プロ27戦23勝(13KO)3敗1分。2025年12月のラカール戦、2026年6月のビアソン戦で連続KO・TKO勝利を挙げている。
Q3:寺地拳四朗との試合結果は? A3:2025年3月13日のWBA・WBC世界フライ級王座統一戦で、寺地拳四朗が12回1分31秒TKO勝ち。阿久井はWBA世界フライ級王座から陥落した。
Q4:タナンチャイ戦では勝った? A4:2024年10月13日のWBA世界フライ級タイトルマッチで、タナンチャイ・チャルンパクに2-1の判定勝ち。世界王座の2度目の防衛に成功した。
Q5:ユーリ阿久井政悟の次の試合はいつ? A5:2026年11月29日、東京・両国国技館でダビド・ヒメネスとのWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチが予定されている。勝てば世界2階級制覇となる。
Q6:世界王者に返り咲くには何が必要? A6:まずはヒメネスに勝ってWBA世界スーパーフライ級王座を獲得すること。強打を生かす攻撃に加え、王者の手数への対応、終盤の防御、12ラウンドを通じた試合運びが重要になる。
まとめ:ユーリ阿久井政悟の現在と世界王者返り咲きへの道
ユーリ阿久井政悟は、2025年3月の寺地拳四朗戦でWBA世界フライ級王座を失ったものの、同年12月のラカール戦、2026年6月のビアソン戦で再起2連勝を達成した。スーパーフライ級への転向後も強打を発揮し、世界ランキング上位へと浮上している。
そして2026年11月29日、WBA世界スーパーフライ級王者ダビド・ヒメネスへの挑戦が決まった。目標は、かつてのフライ級王座を取り戻すことにとどまらず、新しい階級で世界王者になることだ。
今後の動向を追う際は、過去のプロフィールに掲載された古い戦績と最新の試合記録を区別し、公式発表や信頼できるボクシング報道で対戦カードや試合結果を確認したい。寺地戦での悔しい敗戦から再起し、2階級制覇へ挑む阿久井にとって、ヒメネス戦は復活を証明する最大のチャンスとなる。 (出典: ユーリ 阿久井 政 悟(Yahoo!ニュース))