王馬小吉の正体とは?嘘の理由・DICEの目的と第4〜6章の真相を徹底解説【2026年版】
『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』に登場する王馬小吉は、無邪気な笑顔と軽薄な言動で周囲を翻弄する「超高校級の総統」です。構成員1万人以上を抱える悪の秘密結社を率いると自称し、思いつきのような嘘を繰り返す一方、学級裁判では鋭い観察眼と計算された策略を見せます。彼の発言はどこまでが嘘で、何を本当に望んでいたのでしょうか。
物語を第6章まで進めると、王馬の言動は単なる悪ふざけでは片づけられなくなります。DICEという組織の実態、第4章で獄原ゴン太を巻き込んだ事件、第5章で百田解斗と仕掛けた計画、そして第6章で明かされる学園とコロシアイの真相。それぞれをつなげると、王馬小吉が物語の構造そのものを揺さぶる存在だったことが見えてきます。2026年現在も公式グッズの展開が続く人気キャラクターを、ゲーム本編の描写と公式キャラクター紹介を踏まえて読み解きます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 王馬小吉の正体:超高校級の総統を名乗る嘘つきで、鋭い洞察力と周到な計画性を持つ人物。
- DICEの目的:本人が語る大規模な悪の秘密結社とは異なり、仲間といたずらや笑える犯罪を楽しむ組織として描かれる。
- 第4章・第5章の行動:生徒たちの判断を揺さぶり、第5章では犯人と被害者を特定しにくい事件を作り、ゲームのルールを崩そうとする。
- 死亡の真相:第5章でプレス機を利用した計画を実行。百田との協力によって、モノクマ側が正しく判定できない状況を作り出した。
- 物語上の役割:第6章で明らかになるコロシアイの裏側を、残された証拠や発明品を通じて解き明かす手がかりとなる。
※重大なネタバレ注意:この記事では第4章・第5章の事件の犯人や計画、第6章で判明する学園の真相まで解説します。未プレイの方はご注意ください。
【王馬小吉とは】超高校級の総統の正体と基本プロフィール
王馬小吉は、スパイク・チュンソフトのゲーム『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』に登場する高校生です。担当声優は下野紘。公式キャラクター紹介では「超高校級の総統」として紹介され、構成員1万人以上の悪の秘密結社を率いているという設定が示されています。
ただし、物語の序盤で語られる組織の規模や悪の総統という肩書きは、そのまま事実として受け取れるものではありません。PlayStation.Blogの作品紹介でも、秘密結社の実在や詳細は謎に包まれた存在として扱われています。王馬自身が嘘つきを自称しているため、プロフィールの段階からプレイヤーは彼の言葉を疑う必要があります。
| 項目 | 内容 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 名前 | 王馬小吉(おうま こきち) | 『ニューダンガンロンパV3』の登場人物 |
| 才能 | 超高校級の総統 | 悪の秘密結社を率いると自称する |
| 声優 | 下野紘 | 無邪気さと不気味さを併せ持つ演技が特徴 |
| 所属組織 | DICE | 第6章で組織の実態が明らかになる |
| 主な特徴 | 嘘、観察眼、策略 | 言葉だけでなく行動の目的も読み取りにくい |
| 物語上の役割 | コロシアイの攪乱者、計画の実行者 | 学級裁判と運営側のルールに揺さぶりをかける |
外見や態度だけを見ると、王馬はいたずら好きで無責任な少年です。相手を挑発し、泣きまねをし、深刻な場面でも冗談を挟みます。しかし、周囲の反応を観察しながら情報を集め、状況に応じて立場を変える能力は侮れません。
王馬の恐ろしさは、単に嘘が多いことではなく、相手が何を信じ、何を疑うのかまで計算に入れている点にあります。彼の発言を額面どおりに受け取れば騙されますが、すべてを嘘だと決めつけても、隠された意図を見失ってしまいます。

【本当の性格】王馬小吉が嘘を重ねる理由とは?
王馬小吉の性格を理解するうえで重要なのは、嘘を単なる会話の癖ではなく、情報収集と心理操作の手段として使っていることです。スパイク・チュンソフトの開発者ブログでも、王馬は場をかき回し、思いつきで発言する自由人として紹介されています。その表面的な印象と、物語が進むにつれて明らかになる計画性の差が、人物像の核心です。
1.嘘で相手の反応を引き出す
王馬は、相手に事実を直接尋ねるだけでなく、あえて誤った情報や挑発的な発言を投げかけます。そのとき、誰が動揺するのか、誰が否定するのか、誰が黙っているのかを観察できます。
これは、首謀者を探すうえでも有効な方法です。自分を首謀者だと名乗れば、本当の首謀者が反応する可能性があります。ある人物を疑うような発言をすれば、その人物の反応から新たな手がかりを得られるかもしれません。王馬の嘘は、相手の行動を引き出すための試験でもあるのです。
2.本音を隠し、相手に主導権を渡さない
本心を知られなければ、相手は次の行動を予測しにくくなります。王馬は自分の目的を明確に説明する代わりに、矛盾する言動を重ね、周囲に複数の解釈を与えます。
その結果、周囲の生徒たちは王馬の発言を信じるべきか、疑うべきかという判断に時間を費やします。王馬は自分についての情報を相手に与えず、相手についての情報だけを集めることができるのです。
3.嘘をつくこと自体が防御になる
王馬の本当の性格を考えるとき、嘘によって他人を操るという側面だけでは説明が足りません。彼が本心を明かさない限り、周囲は彼の弱点や大切なものを正確につかめません。嘘は、相手を惑わせる武器であると同時に、自分自身を守る壁としても機能していると考えられます。
ただし、王馬を「本当は優しいだけの人物」と解釈するのも適切ではありません。彼の策略は実際に他人を傷つけ、取り返しのつかない結果を生んでいます。仲間を守ろうとする意図があったとしても、そのために他人を利用した責任まで消えるわけではありません。
王馬の本当の性格は、善人か悪人かという二択では捉えきれません。人を殺さないというDICEの理念を掲げながら、コロシアイの中では極めて危険な計画を実行する。その矛盾こそが、彼を単純な悪役に分類できない理由です。
王馬小吉の名言が示すもの
王馬の印象的な言葉のひとつに、公式グッズの紹介文にも採用された「みんな、嘘に騙されるのが下手だよねー!」があります。この言葉は、彼が嘘をつく側に立つだけでなく、相手が嘘をどう受け取るかまで意識していることを象徴しています。
王馬の台詞を読む際は、発言の内容だけでなく、誰に向けて言ったのか、その直前に何が起きたのか、発言によって誰が得をするのかを確認するのが有効です。言葉の真偽だけでなく、発言が生み出す効果まで考えることで、彼の策略が見えてきます。
【DICEの実態】王馬小吉が率いる組織の目的と理念
DICEは、王馬が率いる秘密結社です。序盤では1万人以上の構成員を抱える悪の組織として語られますが、第6章で明らかになる実態は、その誇張された肩書きから受ける印象とは大きく異なります。
作中で示されるDICEは、王馬を含む少人数の仲間たちによる、いたずらや人を笑わせる犯罪を楽しむ集団です。少なくとも、王馬が掲げる組織の理念には、人を殺さないという一線があります。大規模な犯罪組織という序盤の説明は、王馬の嘘と誇張を理解するための重要な伏線になっています。
DICEは本当に悪の秘密結社なのか
王馬の肩書きだけを見れば、DICEは暴力的な犯罪組織のように思えます。しかし、明らかになる組織の姿は、彼の自己演出とは一致しません。いたずらや悪ふざけを楽しむ集団であり、殺人を目的とする組織ではないのです。
この違いは、王馬の言葉をどのように読むべきかを示しています。彼は事実を完全に捨て去って嘘をつくというより、実際に存在する要素を誇張したり、相手に誤解させたりすることで、虚像を作り上げます。DICEという実在の組織を利用しながら、恐ろしい総統というイメージを演出しているわけです。
DICEの目的はコロシアイを止めることだったのか
ここは慎重に区別する必要があります。DICEそのものの目的は、作中で示されるいたずらや笑える犯罪という理念です。一方、才囚学園で王馬が行う行動には、コロシアイの終了や首謀者の特定を目指していると解釈できる要素があります。
つまり、DICEの組織目的と、学園内で王馬が立てた計画は同じものではありません。DICEの理念が王馬の価値観を考える手がかりになる一方、学園内ではその理念だけでは説明できない危険な手段を選んでいます。
王馬が仲間をどこまで大切にしていたのか、DICEの理念をどこまで自分自身の信念として守っていたのか。これらは物語を読み解くうえで重要な論点ですが、本人が一貫して嘘をつく以上、すべての内面が明確に説明されるわけではありません。

【第4章の行動】入間美兎と獄原ゴン太を巻き込んだ計画
第4章「ねえ、協力してくれるよね?」では、王馬の行動が周囲の生徒に深刻な影響を及ぼします。事件の中心となるのは、超高校級の発明家・入間美兎と、超高校級の昆虫博士・獄原ゴン太です。
この章で重要なのは、王馬が単に事件を起こした人物というだけではなく、コロシアイの状況を自分の目的に利用しようとしている点です。ただし、その狙いと実際に起きた結果は必ずしも一致しません。
外の世界の映像と動機の利用
王馬は動機に関する映像を通じて、外の世界が滅び、人類がほとんど存在しないかのような情報に触れます。この情報は彼に大きな衝撃を与えますが、彼はすぐに周囲へ共有するのではなく、自分の手元に留めます。
やがて、外の世界に出たいと考える入間は、王馬を殺害しようと計画します。王馬はその危険を察知し、獄原を巻き込んで対抗しようとします。ここで彼は、情報を誰に、どの順番で伝えるかによって、周囲の判断を変えようとするのです。
獄原ゴン太が犯人となった理由
事件の舞台となるのは、新世界プログラムの仮想世界です。入間の殺害をめぐる計画は、獄原が入間を殺害するという結果につながります。学級裁判では、仮想世界の情報と証拠をもとに事件の真相が追及され、獄原が犯人として特定されます。
王馬の行動を評価するうえで見逃せないのは、獄原が本来持っていた優しさや他者を守ろうとする性格が、王馬の計画によって悲劇的な方向へ利用されたことです。王馬に別の目的があったとしても、獄原が事件に巻き込まれた事実は変わりません。
第4章は第5章への布石だったのか
第4章の王馬は、外の世界に関する情報、入間の行動、獄原の心理、学級裁判のルールなど、複数の要素を同時に扱っています。これらは第5章で見せる大規模な計画につながる、王馬の情報収集能力と状況操作能力を示す場面です。
ただし、第4章のすべてを、最初から第5章の計画のためだけに用意された行動と断定することはできません。王馬の行動には想定外の事態や、他人の意思によって変化した結果も含まれています。彼は周到な計画者であると同時に、他人を完全には支配できない人物でもあるのです。
【第5章の計画と死亡の真相】百田解斗と仕掛けた前代未聞の事件
第5章は、王馬小吉の目的と人物像を考えるうえで最も重要な章です。彼は自らをコロシアイの首謀者だと名乗り、周囲の生徒たちを混乱させます。しかし、その発言を額面どおりに受け取ると、彼の行動の本当の狙いを見誤ります。
首謀者を名乗った理由
王馬が首謀者を自称する行動には、本当の首謀者を揺さぶり、周囲の反応を観察するという意味があります。自分が首謀者だと宣言すれば、運営側がどのように反応するか、ほかの生徒がどのような判断を下すかを確認できます。
また、彼は百田解斗を連れ去り、最原終一たちから切り離すことで、集団の行動にも影響を与えます。王馬の目的を理解するには、彼が何を発言したかだけでなく、誰を動かし、どのような状況を作ったのかを見る必要があります。
百田解斗との協力とプレス機の事件
第5章の終盤、王馬と百田は互いの状況を利用しながら、モノクマ側が簡単には正解を出せない事件を成立させようとします。エレクトボムなどの発明品を利用し、監視や判定の仕組みを妨害しながら、犯人と被害者の特定を困難にする計画を進めます。
計画の核心は、誰が被害者で、誰が犯人なのかを確定できない状況を作り出すことです。コロシアイは、事件の真相を学級裁判で突き止め、犯人を正しく判定するというルールに依存しています。その判定自体が成立しなくなれば、運営側はゲームを従来どおり進められなくなります。
王馬はプレス機を利用した計画を実行し、自らの死をその仕組みに組み込みます。百田は計画に協力し、最終的に学級裁判では百田が犯人として特定されます。事件の真相を明らかにするためには、残された証拠だけでなく、二人が何を目的として協力したのかを理解する必要があります。
王馬小吉はなぜ死亡しなければならなかったのか
王馬の死亡は、単に相手に殺された結果ではありません。彼自身が立てた計画の中で、プレス機による死を利用し、事件の判定を困難にすることを選んだのです。百田との協力によって、運営側が通常のルールに従って事件を処理することを妨げようとしました。
ただし、この計画を成功させるために王馬が命を失う必要があったという点と、彼の内面にある動機のすべてが明らかになったという点は別です。ゲームを終わらせようとしたのか、首謀者を追い詰めようとしたのか、あるいは両方だったのか。物語には複数の要素が重なっており、彼の本心をひとつの説明に限定することはできません。
第5章で重要なのは、王馬が死んだという事実以上に、彼が自分の死を含む計画を通じて、コロシアイのルールそのものを破綻させようとしたことです。彼は自分自身をも計画の一部にすることで、ゲームの仕組みに正面から挑みました。

【第6章の真相】学園の正体と王馬小吉が残した手がかり
第6章「さよならダンガンロンパ」では、才囚学園とコロシアイをめぐる大きな謎が明らかになります。王馬はすでに死亡していますが、彼の部屋に残された証拠や発明品の設計図は、最原終一たちが真相に迫るための重要な手がかりとなります。
王馬の部屋に残された証拠
王馬の部屋には、過去の事件に関する証拠品や発明品の設計図などが残されています。これらは、彼が周囲を混乱させるだけの人物ではなく、事件を継続的に調査し、学園の仕組みを探ろうとしていたことを示しています。
とくに注目すべきなのは、王馬が情報をひとつの場所に整理して残していたことです。生前の彼は、必要な情報を周囲に明かさず、自分の計画に利用していました。しかし死亡後には、その情報が最原たちの推理を支える材料となります。
また、王馬の設計図や発明品は、学園内の監視システムや隠された仕組みを探るうえでも役立ちます。彼の計画は第5章で終わったように見えても、その成果は第6章の謎解きに引き継がれているのです。
学園の真相と「チームダンガンロンパ」
第6章では、コロシアイが単なる閉鎖空間の殺人事件ではなく、外部の運営と視聴者を含む、より大きな仕組みの中で行われていたことが明らかになります。物語は「チームダンガンロンパ」の存在を通じて、登場人物たちが置かれた状況と、彼らの存在そのものに疑問を投げかけます。
この展開によって、序盤から繰り返されてきた嘘や演技というテーマは、王馬個人の性格を超えた意味を持ちます。生徒たちが信じていた過去や世界の情報にも、仕組まれた要素が含まれていたことが判明するからです。
第4章で王馬が目にした、外の世界が滅びたという情報も、最終的にはそのまま現実の事実として受け取れないことが明らかになります。思い出しライトによって与えられる情報や、登場人物たちの記憶そのものが、物語の重要な謎となっているのです。
王馬は首謀者だったのか
第5章で王馬が首謀者を名乗ったことは、第6章の真相と照らし合わせる必要があります。彼の発言は、周囲を欺き、運営側に揺さぶりをかけるための策略でした。第6章で明らかになる首謀者の存在やコロシアイの仕組みを踏まえると、王馬が語った自己紹介をそのまま事実として扱うことはできません。
王馬は本当の首謀者そのものではなく、首謀者の正体を探り、コロシアイの仕組みを破壊しようとした人物として理解するのが適切です。もちろん、彼が実行した計画のすべてが正しかったわけではなく、その行動がほかの生徒に与えた被害も無視できません。
王馬小吉の最後の目的とは
王馬の最後の目的を考えるうえで、最も重要なのは第5章の計画と、第6章で利用される証拠を切り離さないことです。彼はコロシアイを通常のルールで継続できない状況を作ろうとし、その過程で自分の命を計画に組み込みました。そして死亡後も、残された資料や発明品が学園の真相を探るための材料となります。
このことから、王馬が単なる破壊者ではなく、ゲームの仕組みを内側から崩そうとした人物だったことがわかります。ただし、彼の行動には他人を欺き、利用し、傷つける側面もありました。彼の目的が何であったとしても、手段まで正当化されるわけではありません。
王馬の魅力は、最後まで本心を完全には明かさないところにあります。彼の死後に残された情報は、彼が何を考えていたのかを推測する材料になりますが、すべての疑問に明確な答えを与えるものではありません。プレイヤーが彼の言葉と行動を照らし合わせる余地が残されているのです。
【プロの結論】王馬小吉の物語上の役割と本当の魅力
王馬小吉の物語上の役割は、事件を複雑にするトリックスターにとどまりません。彼は、コロシアイを成立させているルール、学級裁判で真実を確定する仕組み、そして登場人物たちが信じる情報そのものを揺さぶる存在です。
通常の推理ゲームでは、プレイヤーは証拠を集め、矛盾を見つけ、正しい犯人を特定することで事件を解決します。しかし王馬は、その推理の前提となる情報を操作し、犯人と被害者を確定すること自体が困難な状況を作り出します。第5章の計画は、このゲームの基本構造に対する挑戦として機能しています。
王馬の嘘は、物語全体のテーマとつながっている
『ニューダンガンロンパV3』では、嘘と真実の境界が繰り返し問い直されます。学級裁判では、嘘を利用して真相を明らかにする場面があり、登場人物たちの記憶や自己認識にも疑問が投げかけられます。
王馬は、このテーマを最も極端な形で体現する人物です。彼自身が嘘つきであるため、プレイヤーは彼の発言を疑います。しかし、物語が進むと、彼の嘘の中にも目的や一貫した行動原理が存在していたことが見えてきます。彼は嘘を通じて、何が真実なのかを考えるようプレイヤーに促すのです。
「本当は善人だった」という解釈だけでは足りない
王馬を理解するために、彼の行動をすべて仲間思いの策略だったと解釈する必要はありません。DICEの理念や第5章の計画から、彼がコロシアイを止めようとしていた可能性は読み取れます。しかし、第4章で獄原を巻き込んだことや、周囲を欺くために危険な状況を作り出したことも事実です。
王馬の本当の性格を考える際には、目的と手段を分けて評価することが重要です。彼が何を守ろうとしたのかという問いと、そのためにどのような犠牲を生んだのかという問いは、同時に考える必要があります。
王馬小吉の魅力を読み解く3つの視点
第一に、言葉と行動を照らし合わせること。王馬は発言だけでは本心をつかみにくい人物です。誰に何を言ったのかだけでなく、その発言によって状況がどう変化したかを追うと、彼の意図を推測しやすくなります。
第二に、計画と結果を区別すること。王馬が何を狙っていたのかと、実際に何が起きたのかは必ずしも一致しません。第4章では周囲の生徒が悲劇的な結果に巻き込まれ、第5章では彼自身も計画の犠牲になります。失敗や想定外の結果も含めて考えることが大切です。
第三に、彼の嘘をすべて同じものとして扱わないこと。相手をからかうための嘘、反応を観察するための嘘、計画を隠すための嘘は、同じ言葉でも役割が異なります。嘘をついたという事実だけでなく、その場面で何を達成しようとしたのかを考えると、王馬の人物像はより立体的になります。
王馬小吉は、単純に善悪を判断できるキャラクターではありません。嘘つきでありながら、嘘を使ってコロシアイの仕組みに挑み、自分の命をも計画に組み込む。その矛盾した姿こそが、物語の中で彼が強い印象を残す理由です。
【王馬小吉】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:王馬小吉の正体は何ですか?
A1:王馬小吉は『ニューダンガンロンパV3』の「超高校級の総統」です。第6章までの展開を踏まえると、単なる悪の総統ではなく、コロシアイの首謀者を探り、その仕組みを崩そうとした人物として理解できます。ただし、本人が多くの嘘をつくため、内面のすべてが明確になっているわけではありません。
Q2:王馬小吉が嘘をつく理由は何ですか?
A2:相手の反応を観察して情報を集め、自分の計画を隠し、周囲の判断を操作するためです。嘘は彼にとって心理戦の手段であり、本心を知られないための防御にもなっています。
Q3:DICEは本当に悪の秘密結社なのですか?
A3:序盤では大規模な悪の秘密結社として語られますが、第6章で明らかになる実態は、いたずらや笑える犯罪を楽しむ少人数の組織です。人を殺さないという理念があり、王馬が語る組織のイメージとは大きな違いがあります。
Q4:王馬小吉は第5章で誰に殺されたのですか?
A4:第5章では、王馬と百田解斗が協力し、プレス機を利用して犯人と被害者の特定を困難にする計画を実行します。王馬の死はこの計画の一部であり、学級裁判では百田が犯人として特定されます。
Q5:王馬小吉の最後の目的は何だったのですか?
A5:第5章の計画からは、コロシアイの判定ルールを破綻させ、運営側がゲームを継続できない状況を作ろうとしたことが読み取れます。第6章では、残された証拠や発明品も学園の真相を探るために役立ちます。ただし、王馬の本心のすべてが明言されるわけではありません。
まとめ:王馬小吉の正体は嘘と真実の境界を揺さぶる存在
王馬小吉は、『ニューダンガンロンパV3』において、嘘と策略によって周囲を翻弄する「超高校級の総統」です。DICEの実態は本人の誇張された説明とは異なり、第4章では入間美兎と獄原ゴン太をめぐる事件に関わり、第5章では百田解斗と協力して、コロシアイの判定ルールそのものを崩そうとします。
第6章で明らかになる学園とコロシアイの真相は、王馬の嘘を単なる性格上の特徴ではなく、物語全体のテーマにつながる要素として位置づけます。彼が残した証拠や発明品は、死後も最原たちの推理を支え、学園の謎を解き明かすための手がかりとなります。
王馬を理解するうえで大切なのは、彼を単なる悪人とも、すべてを仲間のために行った善人とも決めつけないことです。発言の真偽、計画の目的、実際に生じた犠牲を分けて考えることで、彼の矛盾した人物像が見えてきます。
最後まで本心を完全には明かさない王馬小吉。その魅力は、嘘の裏にひとつの正解が隠されているという単純な構造ではなく、プレイヤー自身に「何を信じるべきか」を問い続けるところにあります。第4章から第6章までの行動を振り返ることは、王馬というキャラクターだけでなく、『ニューダンガンロンパV3』が描く真実と虚構の境界を理解することにもつながるのです。 (出典: 王 馬 小吉(Yahoo!ニュース))