箱根駅伝歴代優勝校回数ランキング2026|総合・往路・復路の記録を徹底比較
2026年1月に開催された第102回箱根駅伝は、青山学院大学が大会新記録の10時間37分34秒で総合優勝を果たし、3年連続9回目の頂点に立ちました。では、箱根駅伝の歴史全体で最も多く総合優勝している大学はどこなのでしょうか。往路と復路の優勝回数にも、総合優勝とは異なる学校ごとの特徴が表れています。
日本テレビの箱根駅伝番組公式サイトや東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイトの記録をもとに、第102回大会終了時点の歴代優勝校、総合優勝回数ランキング、往路・復路の最多記録を整理します。1920年の第1回大会を制した東京高等師範学校と現在の筑波大学につながる歴史、近年の青山学院大学の躍進、区間記録の注目点まで、学校別の実績を比較します。
📌 この記事の重要ポイントまとめ - 総合優勝回数の歴代1位は中央大学の14回。 早稲田大学が13回、日本大学が12回で続きます。 - 往路優勝の最多は中央大学の15回、復路優勝の最多は早稲田大学の16回。 総合優勝とは異なる記録が残っています。 - 第102回大会(2026年)は青山学院大学が総合・往路・復路を制覇。 総合優勝9回となり、3連覇を達成しました。
【2026年最新】第102回箱根駅伝の優勝校は青山学院大学
第102回箱根駅伝は2026年1月2日・3日に開催され、青山学院大学が総合10時間37分34秒の大会新記録で優勝しました。往路は5時間18分08秒、復路は5時間19分26秒で、両方の区間でもトップに立っています。
青山学院大学が総合優勝するのは3年連続9回目。2015~2018年の4連覇に続き、2024~2026年にも3連覇を達成しました。同大学の公式発表では、箱根駅伝史上初となる「2度目の3連覇」という記録も紹介されています。
第102回大会の総合上位校を見ると、青山学院大学に続いたのは國學院大學、順天堂大学、早稲田大学、中央大学でした。中央大学は総合5位で、優勝回数の歴代最多校でありながら、2026年も新たな総合優勝を加えることはできませんでした。
この結果は、歴代の優勝回数と現在の競技力を分けて考える必要性を示しています。通算記録は長い歴史の積み重ねであり、直近の順位はその年のチームの実力を示すものです。
【歴代優勝校回数ランキング】中央大学が14回でトップ
第102回大会終了時点で、箱根駅伝の総合優勝経験がある学校は17校です。最多は中央大学の14回。早稲田大学、日本大学、順天堂大学、日本体育大学と続き、青山学院大学は9回で6位につけています。
以下は、日本テレビの歴代優勝校一覧や各大会の記録をもとに整理した、総合優勝回数のランキングです。
| 順位 | 大学・学校名 | 総合優勝回数 | 最後の総合優勝 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 中央大学 | 14回 | 1996年 |
| 2位 | 早稲田大学 | 13回 | 2011年 |
| 3位 | 日本大学 | 12回 | 1974年 |
| 4位 | 順天堂大学 | 11回 | 2007年 |
| 5位 | 日本体育大学 | 10回 | 2013年 |
| 6位 | 青山学院大学 | 9回 | 2026年 |
| 7位 | 駒澤大学 | 8回 | 2023年 |
| 8位 | 明治大学 | 7回 | 1949年 |
| 9位 | 東洋大学 | 4回 | 2014年 |
| 9位 | 大東文化大学 | 4回 | 1991年 |
| 11位 | 山梨学院大学 | 3回 | 1995年 |
| 12位 | 神奈川大学 | 2回 | 1998年 |
| 13位 | 東海大学 | 1回 | 2019年 |
| 13位 | 亜細亜大学 | 1回 | 2006年 |
| 13位 | 専修大学 | 1回 | 1939年 |
| 13位 | 慶應義塾大学 | 1回 | 1932年 |
| 13位 | 東京高等師範学校 | 1回 | 1920年 |
集計基準:第102回大会(2026年)終了時点。東京高等師範学校は、現在の筑波大学につながる歴史的な前身校として知られています。
中央大学・早稲田大学・日本大学が築いた歴史
ランキング上位3校は、いずれも戦前から優勝実績を積み上げてきた伝統校です。
中央大学は1959~1964年に6連覇を達成しました。6年連続の総合優勝は、歴代最長の連覇記録です。14回という最多優勝回数は、こうした長期にわたる強さを象徴しています。
早稲田大学は1920年代から優勝を重ね、1984・1985年には連覇を達成。2011年にも総合優勝し、通算13回で歴代2位を維持しています。
日本大学は1935~1938年に4連覇を達成し、1974年までに総合優勝12回を記録しました。最後の優勝から長い年月が経過しているものの、歴代ランキングでは今なお3位に位置しています。
一方、青山学院大学は2015年以降に優勝回数を急速に伸ばした大学です。2026年の9回目の優勝によって、駒澤大学の8回を上回りました。
このように、歴代優勝回数は長期間にわたる競技力の蓄積を示す一方、近年の勢力図は別の視点で捉える必要があります。
【往路・復路の優勝回数】中央大学と早稲田大学の記録を比較
箱根駅伝では、往路と復路それぞれの優勝校も記録されます。総合優勝回数の多い大学が、必ずしも往路・復路の両方で最多記録を持っているわけではありません。
往路優勝は中央大学が15回で最多
往路は、東京・大手町から神奈川県箱根町の芦ノ湖までを走る前半5区間です。往路優勝の歴代最多は中央大学の15回。早稲田大学と日本大学が13回で続きます。
中央大学は総合優勝14回に加え、往路でも歴代最多を記録しています。1950年代から1960年代にかけての強さが、往路の優勝回数にも反映されています。
ただし、往路優勝は総合優勝を保証するものではありません。2021年の第97回大会では創価大学が往路を制したものの、総合優勝は駒澤大学でした。往路で築いたリードを復路で守り切れるかどうかが、最終順位を左右します。
復路優勝は早稲田大学が16回で最多
復路は芦ノ湖から大手町へ戻る後半5区間です。復路優勝の歴代最多は早稲田大学の16回で、中央大学が14回、日本大学が13回で続きます。
早稲田大学は総合優勝回数では歴代2位ですが、復路では歴代1位です。総合優勝13回、往路優勝13回、復路優勝16回という記録からも、各区間の優勝実績が大学ごとに異なることが分かります。
一方、駒澤大学は復路優勝11回に対して往路優勝4回と、復路に強みを持つ学校として知られています。こうした数字を比較すると、総合順位だけでは見えにくい各校の歴史的な特徴を読み取れます。
往路・復路の両方を制する「完全優勝」
往路・復路・総合のすべてを同じ大学が制することは、一般に「完全優勝」と呼ばれます。第102回大会では青山学院大学がこれを達成し、総合タイムだけでなく両日の走りでも強さを示しました。
過去102大会を通算すると、往路優勝校が総合優勝も果たしたのは70回、復路優勝校が総合優勝も果たしたのは69回です。完全優勝は46回に達しています。
往路・復路の優勝回数を調べるときは、総合優勝回数と混同せず、それぞれの記録を分けて確認することが大切です。
【第1回箱根駅伝】東京高等師範学校と筑波大学につながる歴史
箱根駅伝の第1回大会は1920年に開催され、東京高等師範学校が総合優勝しました。総合記録は15時間05分16秒です。現在の筑波大学につながる歴史的な前身校として知られ、箱根駅伝の歴史を語るうえで欠かせない存在です。
第1回大会では、総合優勝した東京高等師範学校が復路も制しました。一方、往路優勝は明治大学でした。現在の大会でも起こり得る「往路優勝校と総合優勝校が異なる」という状況が、すでに初回から見られたことになります。
東京高等師範学校は、1920年の総合優勝に加え、往路・復路でもそれぞれ2回の優勝記録を残しています。ただし、これは当時の学校名で記録された実績です。現在の筑波大学が同じ学校名で総合優勝したという意味ではなく、学校の沿革を踏まえて理解する必要があります。
筑波大学の箱根駅伝に関する歴代記録を調べる際には、学校名の変遷や、前身校の記録をどのように扱っているかを確認すると、誤解を避けられます。
箱根駅伝の歴史は、1920年の東京高等師範学校から、中央大学・早稲田大学・日本大学などの伝統校による優勝争い、そして青山学院大学の近年の躍進へと続いています。優勝校の名前を追うだけでも、大学駅伝の勢力図が時代とともに変わってきたことが分かります。
【優勝回数だけでは分からない】出場回数・区間記録・連覇の価値
総合優勝回数ランキングは、歴代の強豪校を知るための基本的な指標です。しかし、箱根駅伝の実績を比較するなら、出場回数や連覇記録、区間記録も合わせて確認する必要があります。
出場回数では中央大学が最多
第102回大会終了時点で、中央大学の箱根駅伝出場回数は99回に達しています。歴代最多の出場実績であり、長年にわたって本戦に出場してきた伝統を示しています。
ただし、出場回数が多いことと、総合優勝回数が多いことは同じ意味ではありません。出場回数は継続的な競技力や予選突破の実績を表し、優勝回数は最終的に大会を制した回数を示します。それぞれの指標が測るものは異なります。
連覇記録が示すチームの継続的な強さ
歴代の連覇記録にも、大学ごとの特色があります。
- 中央大学:1959~1964年の6連覇
- 日本体育大学:1969~1973年の5連覇
- 日本大学:1935~1938年の4連覇
- 順天堂大学:1986~1989年の4連覇
- 駒澤大学:2002~2005年の4連覇
- 青山学院大学:2015~2018年の4連覇
1回の優勝には、その年の選手層やレース展開などが影響します。一方、連覇は複数年にわたって優勝争いを続ける必要があり、選手の入れ替わりを含めたチームづくりの継続性が問われます。
2024~2026年の青山学院大学による3連覇も、こうした継続的な強さを示す実績です。
区間記録の歴代ランキングは総合記録と分けて考える
箱根駅伝の区間記録は、各区間でどれだけ速く走ったかを示す個人・区間別の記録です。大学の総合優勝回数とは異なる視点から、選手の能力やレースの特徴を分析できます。
第102回大会では、総合優勝タイムが10時間37分34秒、往路優勝タイムが5時間18分08秒、復路優勝タイムが5時間19分26秒と、いずれも大会新記録になりました。
区間賞の記録でも、2026年大会では1区の青木瑠郁選手(國學院大學)が1時間00分28秒、2区のキムタイ選手(城西大学)が1時間05分09秒で、それぞれ区間新記録を樹立しました。5区では青山学院大学の黒田朝日選手が1時間07分16秒、8区では同大学の塩出翔太選手が1時間03分45秒、10区では駒澤大学の佐藤圭汰選手が1時間07分31秒を記録し、区間新が生まれています。
区間記録を歴代ランキングで比較するときは、総合記録や区間賞の回数と混同しないことも重要です。また、コースや区間距離などの条件が異なる大会の記録を比較する際には、記録の成立条件も確認する必要があります。
【箱根駅伝歴代優勝校回数】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:箱根駅伝の歴代優勝回数が最も多い大学はどこですか?
A1:第102回大会(2026年)終了時点では、中央大学が14回で歴代1位です。早稲田大学が13回、日本大学が12回で続きます。
Q2:箱根駅伝の往路・復路で最も優勝回数が多い大学はどこですか?
A2:往路は中央大学の15回、復路は早稲田大学の16回が歴代最多です。総合優勝回数のランキングと、往路・復路のランキングは必ずしも一致しません。
Q3:第102回箱根駅伝(2026年)の優勝校はどこですか?
A3:青山学院大学です。総合タイム10時間37分34秒の大会新記録で、3年連続9回目の総合優勝を達成しました。往路と復路も制しています。
Q4:第1回箱根駅伝の優勝校はどこですか?
A4:1920年の第1回大会は東京高等師範学校が総合優勝しました。現在の筑波大学につながる歴史的な前身校として知られています。
Q5:箱根駅伝の優勝回数が多い大学は、現在も強いのですか?
A5:必ずしもそうとは限りません。中央大学は総合優勝14回で歴代最多ですが、最後の優勝は1996年です。一方、青山学院大学は2026年に9回目の総合優勝を果たしました。歴代の実績と直近の競技力は、分けて評価する必要があります。
まとめ:【プロの結論】総合・往路・復路の記録を分けて見る
第102回大会終了時点の箱根駅伝歴代総合優勝回数は、中央大学が14回で最多、早稲田大学が13回、日本大学が12回と続きます。往路では中央大学が15回、復路では早稲田大学が16回で最多を記録しています。
2026年の第102回大会では、青山学院大学が大会新記録で3連覇を達成し、総合優勝回数を9回に伸ばしました。歴代ランキングの上位校と、近年の優勝校を比較すると、箱根駅伝の勢力図が時代とともに変化していることが分かります。
歴代記録を調べる際の判断基準は、何を比較したいのかを明確にすることです。長期的な実績を知りたいなら総合優勝回数、各日の強さを知りたいなら往路・復路の優勝回数、選手の能力を知りたいなら区間記録、チームの継続性を知りたいなら連覇記録や出場回数が参考になります。
1920年の東京高等師範学校から2026年の青山学院大学まで、箱根駅伝の歴代優勝校の記録は、大学駅伝の長い歴史そのものです。次回の大会を観戦する際も、単に優勝校を追うだけでなく、総合・往路・復路の記録や過去の連覇実績を合わせて見ることで、各大学の戦いをより深く楽しめます。 (出典: 箱根 駅伝 歴代 優勝 校 回数(Yahoo!ニュース))