豊昇龍休場の理由は?右膝靱帯手術から2026年九州場所復帰の見通しまで徹底解説
大相撲の横綱・豊昇龍が2026年秋場所を初日から全休した理由は、名古屋場所で悪化させた右膝のけがと、7月下旬に受けた靱帯修復手術による調整の遅れです。2025年春場所の右肘関節内遊離体・頸椎捻挫に始まり、2026年には春から夏にかけても休場が続き、秋場所まで3場所連続の休場となりました。
一方、2026年10月20日には師匠の立浪親方が九州場所への出場方針を明言。秋巡業では相撲を取る稽古も再開し、復帰に向けた動きが具体化しています。この記事では、日本相撲協会の星取表や報道各社の情報をもとに、豊昇龍の休場理由、右膝の手術、休場歴、復帰後の成績、そして2026年11月の九州場所に向けた最新状況を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 休場の主な理由:2025年春場所の右肘・頸椎の負傷に加え、2026年名古屋場所で右膝内側側副靱帯を損傷し、7月29日に修復手術を受けた。
- 休場記録:2026年7月場所までに休み34日・不戦敗9番。9月の秋場所は初日から全休し、3場所連続の休場となった。
- 復帰の最新情報:10月20日、師匠の立浪親方が九州場所への出場を明言。秋巡業で実戦形式の稽古を重ねている。
【豊昇龍休場の理由】秋場所を全休したのは右膝の手術と稽古不足
2026年9月の秋場所で豊昇龍が休場した直接的な理由は、右膝内側側副靱帯損傷の手術後、十分な稽古を積めなかったことです。日本相撲協会は9月11日の取組編成会議で初日・2日目の取組を決めましたが、豊昇龍の名前はありませんでした。これにより、秋場所の初日から休場することが確定しました。
日刊スポーツなどの報道によると、豊昇龍は7月の名古屋場所で右膝を悪化させ、14日目から途中休場。帰京後の7月29日に靱帯を修復する手術を受け、約1週間入院しました。
8月19日に報道陣の取材に応じた際には、手術しなければ復帰まで1年かかると医師から説明されたことを明かしています。本人にとっても、当初の想定以上に深刻なけがだったことがうかがえます。
9月4日の横綱審議委員会による稽古総見では、四股やすり足などの基本動作を行い、関脇・熱海富士に胸を出す場面もありました。しかし、自ら相撲を取る稽古は再開できていませんでした。師匠の立浪親方も、十分な稽古を積めていないことを説明していました。
日刊スポーツが伝えた9月11日の報道では、休場は3場所連続10度目で、横綱在位10場所のうち5度目。2018年初場所の初土俵以来、初日からの休場は初めてでした。
ここで押さえておきたいのは、秋場所の休場が単に手術直後だったからというだけではない点です。横綱の本場所出場には、歩行や基礎運動ができることに加え、立ち合い、踏み込み、投げの動作、相手との接触に耐えられる状態まで回復している必要があります。基本運動ができても、15日間の本場所を戦える状態とは限りません。

【時系列で検証】2025年春場所の負傷から2026年秋場所全休まで
豊昇龍の休場を理解するには、2025年春場所の右肘・頸椎の負傷と、2026年の右膝の手術を分けて考える必要があります。負傷する部位も休場に至る経緯も異なり、2026年の長期離脱は右膝の手術とその後の調整が中心です。
| 時期 | 出来事・診断 | 成績・その後の経緯 |
|---|---|---|
| 2025年3月・春場所 | 日本相撲協会に右肘関節内遊離体・頸椎捻挫の診断書を提出。約2週間の加療が必要とされた。 | 9日目まで5勝4敗。10日目から休場し、成績は5勝5敗5休。 |
| 2025年5月・夏場所 | 春場所の休場後に復帰。 | 12勝3敗。復帰場所で高い競争力を示した。 |
| 2025年7月・名古屋場所 | 1勝4敗となった段階で途中休場。 | 1勝4敗10休。9月場所は13勝2敗で、再び好成績を残した。 |
| 2026年5月・夏場所 | 右ハムストリングス損傷と報じられ、2日目から休場。 | 0勝2敗13休。7月場所で再び土俵に戻った。 |
| 2026年7月・名古屋場所 | 右膝内側側副靱帯の損傷が悪化。7月29日に靱帯修復手術を受けた。 | 7勝7敗1休。14日目から途中休場し、夏巡業も休場した。 |
| 2026年9月・秋場所 | 手術後の回復と稽古が間に合わず、初日から全休。 | 0勝0敗15休。3場所連続の休場となった。 |
| 2026年10月・秋巡業 | 10日から巡業に合流し、14日以降は相撲を取る稽古を再開。 | 18日には18番取って12勝6敗。20日には師匠が九州場所出場の方針を明言した。 |
2025年春場所の診断内容は、スポニチや日刊スポーツが報じています。右肘は2025年初場所の千秋楽に痛めており、春場所前からサポーターを装着していました。場所中の高安戦で状態が悪化し、9日目の取組後に師匠と相談して休場を決断したと伝えられています。
注目すべきは、2025年の休場明けには好成績を残していることです。春場所を途中休場した後の夏場所は12勝3敗、7月場所を途中休場した後の9月場所は13勝2敗でした。負傷から復帰した豊昇龍には、再び優勝争いに加われる力があることを示す結果でした。
しかし、2026年は状況が異なります。5月場所の右ハムストリングス損傷に続き、7月場所では右膝の靱帯を手術する事態になりました。秋場所は出場に向けた準備期間そのものが不足し、回復を優先せざるを得なかったのです。
【休場歴一覧】休み34日・不戦敗9番と3場所連続休場の重み
豊昇龍の休場歴は、十両時代の2020年三月場所から2026年九月場所まで計10場所に及びます。相撲の星取表をもとに休場記録を集計した資料では、2026年7月場所までの9場所で休み34日、不戦敗9番。さらに9月場所は15日間すべてを休みました。
日本相撲協会の公式星取表では、休みは「や」、不戦敗は「■」で区別されます。不戦敗は通常の成績表示では敗に含まれるため、休場日数と不戦敗の数は同じものではありません。両方を確認することで、実際に土俵に上がれなかった日数と、取組が成立したうえで敗戦扱いになった番数を区別できます。
2026年9月場所の全休15日を加えると、休みの日数は合計49日となります。横綱昇進後に限っても、2025年春場所・名古屋場所、2026年夏場所・名古屋場所・秋場所の5場所で休場しました。横綱在位10場所のうち半分に当たるため、復帰後の成績だけでなく、継続して出場できる状態を取り戻せるかが大きな課題です。
休場の回数だけを見て、すべてを同じ理由によるものと考えるのは正確ではありません。2025年春場所は右肘と頸椎、2026年5月は右ハムストリングス、同年7月以降は右膝の靱帯損傷が中心です。日本相撲協会の星取表は休場の事実や勝敗を記録するものであり、休場理由そのものは診断書や当時の報道で補う必要があります。
また、休場前の成績が振るわなかった場所もありますが、成績だけで休場の理由を断定することはできません。負傷の診断、休場を決めた日、師匠の説明、休場後の回復状況を分けて見ることが、豊昇龍の休場の実態を理解するうえで重要です。

【2026年最新】豊昇龍の現在は?右膝の回復と九州場所復帰の見通し
2026年10月23日時点では、豊昇龍の本場所復帰に向けた動きが進んでいます。大きな転機となったのは、秋巡業への合流と相撲を取る稽古の再開、そして10月20日に師匠の立浪親方が九州場所への出場方針を明言したことです。
共同通信などの報道によると、豊昇龍は10月10日の長野県松本市での秋巡業から参加しました。14日の岐阜県高山市では横綱・大の里と10番取って7勝3敗。16日の京都市では計19番を取り、大の里との稽古は6勝8敗でした。
18日の兵庫県姫路市では、平幕の湘南乃海、平戸海を相手に連続で18番取り、12勝6敗を記録しています。稽古後には「順調。感覚を早く戻したい」と話したとスポニチが報じました。右膝の回復に手応えを示す一方、相撲の感覚や体力を取り戻す段階にあることもうかがえます。
10月20日には、立浪親方が「九州(場所)から復活します」との方針を示しました。九州場所は11月8日に福岡国際センターで初日を迎えます。秋場所を全休した豊昇龍にとって、出場が実現すれば7月の名古屋場所以来の本場所となります。
ただし、師匠が出場方針を示したことと、15日間を戦い抜ける状態に達したことは別です。巡業で相撲を取れるようになったのは前向きな材料ですが、実戦形式の稽古での勝敗は本場所の成績を保証しません。相手の圧力を受けながら右膝を踏ん張れるか、連日稽古をしても腫れや痛みが出ないか、終盤まで体力を維持できるかが、復帰を判断するうえでの重要なポイントです。
現段階では、九州場所への復帰は具体的な目標から出場方針へと進んでいます。最終的には、場所前の稽古量と患部の状態がどこまで整うかが焦点になります。
【休場明けの成績】豊昇龍は復帰後に結果を残せる横綱なのか
豊昇龍の休場明けの成績を振り返ると、負傷による離脱の後でも高い勝率を残した場所があります。2025年春場所後の夏場所は12勝3敗、同年7月場所後の9月場所は13勝2敗でした。いずれも、休場が続いたからといって、すぐに力士としての競争力が失われたわけではないことを示しています。
一方、2026年5月場所後の7月場所は7勝7敗1休でした。右ハムストリングスの負傷から復帰したものの、続く名古屋場所では右膝の状態が悪化して途中休場に至っています。過去に好成績で復帰した実績があるからといって、今回も同じ経過をたどるとは限りません。
横綱の評価では、単に一場所で何勝したかだけでなく、安定して出場できるか、優勝争いに加われるか、相手の圧力に対して本来の相撲を取れるかが問われます。豊昇龍は2025年初場所で優勝して横綱に昇進しましたが、昇進後は2026年秋場所まで優勝がありません。休場の長期化は、出場機会の減少だけでなく、横綱として結果を残す機会を失うことにもつながっています。
九州場所で見るべきなのは、初日から勝ち星を重ねるかだけではありません。立ち合いで右膝を十分に使えているか、投げや切り返しの動作に不自然さがないか、連戦のなかで動きが落ちないかという点も大切です。序盤の勝敗とともに、15日間を通じた動きの安定性に注目すると、復帰の実態が見えやすくなります。

【プロの結論】豊昇龍の休場の真相と、横綱復帰を判断する3つの基準
豊昇龍の休場をめぐる最大の論点は、けがが治ったかどうかだけではなく、本場所で横綱として戦える水準まで戻ったかどうかです。2025年の休場明けには12勝、13勝という成績を残した一方、2026年は複数の負傷が重なり、右膝の手術を経て3場所連続の休場となりました。過去の実績と現在の回復状況は、分けて評価する必要があります。
復帰の判断では、次の3点が重要です。
- 右膝の機能:歩行や四股ができるだけでなく、立ち合いの踏み込み、押し合い、投げの動作に耐えられるか。
- 稽古量と連戦への対応:1日だけ相撲が取れる状態ではなく、複数日続けて稽古を重ねても患部の状態が悪化しないか。
- 本場所での相撲内容:勝敗に加え、足の運び、体勢の安定性、終盤の体力などに回復の進み具合が表れているか。
これらは、医師の診断や本人・師匠の説明、実際の取組内容を照らし合わせて判断すべき項目です。巡業での好成績だけを見て完全復活と決めつけるのも、休場回数だけで横綱としての力を否定するのも適切ではありません。
横綱は番付上の地位が高い分、休場が続けば厳しい評価を受けます。しかし、手術後の回復を急いで再び負傷すれば、さらに長い離脱につながる可能性があります。豊昇龍に求められるのは、早く土俵に戻ることと、戻った後に安定して戦えることの両立です。
【豊昇龍休場】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:豊昇龍が2026年秋場所を休場した理由は何ですか?
A1:2026年7月の名古屋場所で右膝内側側副靱帯を損傷し、7月29日に修復手術を受けたためです。秋場所までに十分な稽古を積めず、9月13日初日の秋場所を初日から全休しました。
Q2:豊昇龍は2026年の九州場所に復帰しますか?
A2:10月20日、師匠の立浪親方が九州場所への出場方針を明言しました。秋巡業では相撲を取る稽古を再開し、10月18日には18番取って12勝6敗を記録しています。11月8日初日の九州場所への復帰が目標となっていますが、患部の状態と稽古の進み具合も重要です。
Q3:豊昇龍の休場は何回で、休みは何日ですか?
A3:休場歴は2020年三月場所から2026年九月場所まで計10場所です。休場記録の集計資料では、2026年7月場所までに休み34日・不戦敗9番。9月場所は15日間すべてを休み、休みの日数は合計49日となりました。
まとめ:豊昇龍の復帰は九州場所が焦点、右膝の回復と本場所の内容に注目
豊昇龍の休場は、2025年春場所の右肘関節内遊離体・頸椎捻挫から始まり、2026年の右ハムストリングス損傷、右膝内側側副靱帯の手術へと続きました。秋場所を初日から全休したことで、3場所連続の休場となり、横綱として安定して出場できる状態を取り戻すことが大きな課題になっています。
その一方で、2026年10月の秋巡業では実戦形式の稽古を再開し、10月20日には師匠が九州場所への出場方針を明言しました。現時点で復帰に向けた動きは具体化していますが、稽古で相撲が取れることと、本場所で15日間を戦えることは同じではありません。
豊昇龍の今後を判断するうえでは、復帰の有無だけでなく、右膝の状態、連日の稽古に耐えられるか、そして本場所で本来の相撲を取り戻せるかを確認することが大切です。2026年11月の九州場所は、横綱としての巻き返しと、けがからの本格復帰の両方が問われる場所になりそうです。 (出典: 豊昇 龍 休場(Yahoo!ニュース))