チッケムとは?意味・ファンカムとの違い、種類と視聴方法を2026年版で徹底解説
K-POPの動画を見ていると、「チッケム」「ファンカム」「ペイスケム」といった言葉を目にすることがあります。いずれもアイドルのパフォーマンスを楽しむ際によく使われる用語ですが、撮影方法やカメラの映し方によって、動画の内容は大きく異なります。
チッケムとは、K-POPを中心に親しまれている、特定のメンバーに焦点を当てた「推しカメラ」動画のことです。韓国語の「직캠(チッケム)」に由来し、韓国の音楽番組が公開する公式映像から、コンサート会場でファンが撮影した映像まで、幅広い動画がこの言葉で呼ばれています。この記事では、語源やファンカムとの違い、種類ごとの特徴、KBS・SBS・M2での視聴方法、BTSやBLACKPINKの人気動画まで、2026年の視聴環境に合わせて解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 意味:チッケムは韓国語の「직캠」に由来する言葉で、特定のメンバーを追いかける個人フォーカス映像を指す。
- 違い:チッケムとファンカムは意味が重なる言葉。公式の個人カメラ映像も、ファンが撮影した動画も存在する。
- 視聴方法:KBS Kpop、SBSKPOP X INKIGAYO、M2などの公式YouTubeチャンネルで、メンバー名や曲名と組み合わせて検索するのがおすすめ。
【意味と語源】チッケムとは?韓国語の직캠から生まれたK-POP用語
チッケムは、韓国語で「직캠」と表記します。韓国語の「직접(直接)」と「캠(カメラ、カムコーダーに由来する略語)」を組み合わせた言葉で、直接撮影した映像を意味する表現に由来します。韓国語の語釈資料でも、「직캠」は「직접 캠코더로 찍은 영상」、つまりカメラで直接撮影した映像の略として説明されています。
K-POPのファン文化では、グループ全体を映す通常のステージ映像とは異なり、特定のメンバーを中心に撮影したパフォーマンス動画を指す言葉として定着しました。日本語では「チッケム」「推しカメラ」「個人フォーカス映像」などと表現されます。
例えば、5人組グループのステージ映像では、メンバー全員のダンスやフォーメーションを確認できます。一方、特定のメンバーのチッケムでは、その人の表情、手足の動き、視線、振り付けの細部などを継続して観察できます。
ここで押さえておきたいのは、チッケムが必ずしも「ファンが撮影した動画」を意味するわけではないという点です。現在のK-POPでは、放送局や制作会社が専用カメラで撮影し、公式チャンネルから公開する個人フォーカス映像も一般的です。語源に含まれる「直接撮影」という意味と、現在のファンダムでの使われ方には幅があります。
また、チッケムは単なる動画形式の名称にとどまりません。ファンが特定のメンバーの魅力を発見し、パフォーマンスを繰り返し楽しみ、SNSで共有するためのコンテンツとしても機能しています。

【違いを比較】チッケムとファンカム、公式映像とファン撮影は何が違う?
チッケムとファンカムは、厳密に別々の映像ジャンルを指す言葉ではありません。韓国語の「직캠」が日本語圏で使われるようになったのがチッケムで、英語の「Fancam(ファンカム)」も、特定の人物に注目した映像やファンが撮影した映像を表す言葉として使われます。
ただし、動画のタイトルや投稿者によってニュアンスが異なるため、言葉だけで撮影者を判断するのはおすすめできません。
特に注意したいのが、公式映像とファン撮影の違いです。KBS、SBS、Mnetなどの放送局・制作側が公開するチッケムは、番組収録用のカメラや編集環境を活用した映像です。一方、ファン撮影のファンカムは、コンサートやイベントの客席などから個人が撮影した映像を指す場合があります。
公式映像は、被写体の追従や画質、音声が比較的安定していることが特徴です。ファン撮影の映像は、撮影位置や機材によって見え方が変わるものの、ステージを観客目線で楽しめる点に魅力があります。
両者を見分ける際は、次のポイントを確認しましょう。
- 投稿チャンネル:放送局や制作会社の公式チャンネルから公開されているか。
- 動画タイトル:番組名、放送日、メンバー名、公式企画名などが記載されているか。
- 映像の特徴:カメラの追従、画質、音声、撮影位置などにどのような傾向があるか。
- 公開元の説明:公式のステージ映像なのか、個人による撮影なのかが説明欄などで確認できるか。
ただし、画質がよいから必ず公式、手ブレがあるから必ずファン撮影、という判断はできません。ファンが高性能な機材で撮影することもあれば、公式映像でも演出上のカメラワークが大きく動くことがあります。最も確実なのは、動画の公開元と説明欄を確認することです。
【種類と特徴】ペイスケム・タンドクシャッケム・サイドカムの違い
チッケム関連の動画には、撮影対象やカメラワークを示すさまざまな呼び方があります。日本語ではカタカナ表記に揺れがあるため、韓国語の表記や英語のタイトルも併せて覚えると、目的の動画を探しやすくなります。
以下は、K-POPの動画タイトルやファンの間で使われる主な用語を整理したものです。番組や制作企画によって表記や運用方法が異なる場合があります。
| 種類・表記 | 意味・特徴 | おすすめの視聴目的 |
|---|---|---|
| チッケム(직캠) | 特定のメンバーや出演者に焦点を当てた映像。ファン撮影の動画を指す場合もある。 | 推しのパフォーマンス全体を見たいとき |
| ファンカム(Fancam) | チッケムと意味が重なる表現。英語の動画タイトルにも広く使われる。 | 海外向けの動画を検索したいとき |
| ペイスケム(페이스캠/FaceCam) | 顔や表情に注目した映像。通常の個人フォーカスよりも表情を細かく見せる構成が多い。 | 表情管理や目線、笑顔を楽しみたいとき |
| タンドクシャッケム(단독샷캠) | 韓国語の「단독샷(単独ショット)」を含む呼称。制作企画によって、出演者やグループをワンテイクで捉える映像などに使われる。 | カメラの切り替えが少ない映像や、パフォーマンスの流れを見たいとき |
| サイドカム(Side Cam) | ステージの側面など、通常の正面映像とは異なる角度から撮影した映像を指す場合がある。 | ダンスの立体感や隊形、横から見た動きを確認したいとき |
| フルカム(FullCam) | メンバー個人ではなく、ステージ全体やグループの動きを広く捉える映像。 | フォーメーションや振り付け全体を見たいとき |
ペイスケムは「フェイスカム」とも理解できる映像形式です。韓国語の「페이스캠」は英語のFaceCamに相当し、顔の表情を中心に楽しむための映像を指します。個人チッケムが全身の動きを追うことが多いのに対し、フェイスカムでは顔や上半身が中心になる場合があります。
「タンドクシャッケム」は、SBSの公式動画タイトルなどで見られる「단독샷캠」という表記です。具体的な撮影方法は企画ごとに異なりますが、単独ショットやワンテイクのように、カメラの切り替えを抑えた映像を探す際の手掛かりになります。
一方、「サイドカム」は、チッケムやフェイスカムのように撮影対象を示す呼び方とは異なり、カメラの位置や角度に注目した表現です。名称だけで必ず同じ撮影方式になるとは限らないため、サムネイルや動画の内容も確認しましょう。

【人気の理由】チッケムがK-POPファンを引きつける3つの魅力
チッケムが支持される大きな理由は、グループ全体の映像では見逃しやすい個々のメンバーの魅力を、じっくり味わえることです。歌やダンスだけでなく、表情、動作の精度、ステージ上での存在感まで、視聴者が注目したいポイントを自分で選べます。
1つ目は、推しのパフォーマンスを細部まで見られること。グループのステージでは、カメラが別のメンバーや全体のフォーメーションに切り替わることがあります。個人フォーカス映像なら、推しが歌っていない場面の動きや、振り付けのつなぎ、表情の変化まで確認しやすくなります。
2つ目は、同じ曲でも新しい発見があること。フルカムで振り付け全体を確認した後に、メンバー別のチッケムを見比べると、同じ振り付けでも手の角度や体の使い方、表情の作り方に違いがあることが分かります。ダンスを学びたい人にとっても、動きを観察する教材として活用できます。
3つ目は、動画を通じて新しい推しに出会えること。楽曲やグループを知ったばかりの人でも、個人カメラ映像を見れば、それぞれのメンバーの魅力を把握しやすくなります。ステージ上の表現がきっかけとなって、別の楽曲や過去の活動へと関心が広がることもあります。
また、チッケムはSNSで共有しやすいコンテンツでもあります。印象的な表情やダンスの瞬間が短い切り抜きとして紹介されると、元の動画を知らなかった視聴者にも届く可能性があります。ただし、短い切り抜きだけではパフォーマンス全体の魅力が分からない場合もあるため、気になる場面を見つけたら元動画も視聴すると楽しみが広がります。
【視聴方法】KBS・SBS・M2の公式チッケム動画を探すコツ
チッケムを探すなら、まずは韓国の音楽番組や制作会社が運営する公式YouTubeチャンネルを確認する方法がおすすめです。公式チャンネルでは、放送されたステージの映像に加え、メンバー別の個人カメラや、企画ごとに異なるカメラワークの映像が公開されています。
KBS Kpopは、韓国放送公社KBSの音楽関連チャンネルです。「K-Fancam」や「K-Choreo」などの名称を手掛かりにすると、個人フォーカス映像やグループ全体の振り付け映像を探しやすくなります。
SBSKPOP X INKIGAYOは、SBSの音楽番組「人気歌謡(Inkigayo)」などの公式映像を公開するチャンネルです。動画タイトルには「직캠」「FaceCam」「FullCam」「단독샷캠」などの表記が使われることがあり、見たい映像の種類を絞る際に役立ちます。SBSKPOP ZOOMでも、個人フォーカス映像やフェイスカムなどを探せます。
M2は、Mnet関連のK-POPコンテンツを公開する公式チャンネルです。「MPD직캠」や「입덕직캠(入덕직캠)」といった企画名で知られ、M COUNTDOWNのステージを中心に、メンバー別のパフォーマンス映像を視聴できます。「입덕」はファンになることを意味する韓国語で、入덕직캠は新たなファンを引きつけるような魅力的な瞬間を楽しめる企画名として親しまれています。
検索するときは、グループ名だけでなく、メンバー名・曲名・番組名・映像の種類を組み合わせるのがコツです。
- グループ名+メンバー名+직캠
- アーティスト名+曲名+FanCam
- メンバー名+FaceCam
- グループ名+KBS Kpop+K-Fancam
- グループ名+SBSKPOP+Inkigayo
- アーティスト名+M2+MPD직캠
日本語で検索して見つからない場合は、韓国語の「직캠」や英語の「FanCam」「FaceCam」を加えると、検索対象が広がります。動画の公開時期や公開対象は番組・企画によって異なるため、最新のステージ映像がすべて同じタイミングで公開されるとは限りません。
また、公式チャンネルに動画が見当たらない場合でも、必ずしも映像が存在しないとは限りません。公開対象や配信状況が異なる可能性があるため、番組名や放送日を加えて検索すると見つけやすくなります。

【人気動画と再生数】BTS・BLACKPINKのチッケムは何が注目されている?
BTSやBLACKPINKのチッケムを探す際は、グループ全体の映像とメンバー個人の映像を分けて見ると、好みのパフォーマンスにたどり着きやすくなります。M2の公式チャンネルには、BTSのメンバー別チッケムやBLACKPINKのステージ映像など、過去の活動を振り返れる動画が公開されています。
BTSの例として挙げられるのが、M2が2019年4月26日に公開したVの「Boy With Luv」の入덕직캠です。公開ページの表示では、再生数は約1億4,500万回に達しています。同じく2019年4月26日公開のJUNGKOOK版も、約6,260万回再生と表示されています。いずれも、個人フォーカス映像が長期間にわたって視聴されることを示す具体例です。
BLACKPINKでは、M2が2016年11月10日に公開した「Playing with Fire」のグループ版直캠が一例として挙げられます。同動画の公開ページでは、約483万回の再生が表示されています。メンバー個人に焦点を当てた映像を探したい場合は、JISOOなどのメンバー名と曲名を組み合わせると、個人版のチッケムも見つけやすくなります。
ただし、これらの数字は各動画の公開ページに表示される再生数の例であり、2026年の最新ランキングを意味するものではありません。再生数は時間とともに変動し、公開からの経過年数や楽曲の知名度、ファン層、動画の種類なども影響します。
そのため、「M2のチッケム再生数ランキング」を調べる際は、集計日、対象チャンネル、個人版かグループ版か、対象期間が明示されているかを確認しましょう。公式チャンネル全体の再生数ランキングと、特定のメンバーだけを対象にしたランキングでは、順位が異なる場合があります。
人気動画を探すときは、再生数だけでなく、自分が見たい要素を基準にするのもおすすめです。表情を重視するならフェイスカム、ダンスの全体像を知りたいならフルカム、特定のメンバーのパフォーマンスをじっくり見たいなら個人チッケムというように、目的に応じて選ぶと満足度が高まります。
【プロの結論】チッケムを楽しむために知っておきたい注意点と判断基準
チッケムは、推しの魅力を発見するだけでなく、K-POPのパフォーマンスをより深く理解するための映像コンテンツです。一方で、検索結果やSNSで見つけた動画が、すべて公式に公開された映像とは限りません。快適に楽しむためには、動画の内容と公開元を確認する習慣が大切です。
特に、コンサートやイベントのファン撮影動画には、会場ごとの撮影ルールが関係します。撮影禁止の公演やエリアもあるため、現地で撮影する場合は主催者の案内に従いましょう。また、他人が撮影した動画を再投稿したり、無断で切り抜いて公開したりする行為は、権利や利用規約上の問題につながる可能性があります。
視聴者としては、公式チャンネルの映像を優先し、ファン撮影の動画については投稿者や公開条件を確認すると安心です。動画をSNSで紹介する場合も、元動画の公開元が分かる形で共有し、権利者が定める利用条件を守ることが望まれます。
チッケムの楽しみ方は、推しの表情をじっくり見たい人、ダンスの技術を観察したい人、グループのステージ全体を研究したい人によって異なります。特定のメンバーを追うだけでなく、フルカムや別メンバーの映像と見比べることで、グループ全体のパフォーマンスへの理解も深まります。
【チッケムとは】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:チッケムとファンカムは同じ意味ですか?
A1:基本的には意味が重なります。どちらも特定のメンバーや出演者に焦点を当てた映像を指す場合がありますが、ファンカムはファン撮影の動画を意味することもあります。動画のタイトルだけで撮影者を判断せず、投稿チャンネルや説明欄を確認しましょう。
Q2:チッケムはどこで見られますか?
A2:KBS Kpop、SBSKPOP X INKIGAYO、SBSKPOP ZOOM、M2などの公式YouTubeチャンネルで探せます。グループ名やメンバー名に「직캠」「FanCam」「FaceCam」などを加えて検索すると、目的の動画を見つけやすくなります。
Q3:ペイスケムと通常のチッケムは何が違いますか?
A3:ペイスケム(페이스캠/FaceCam)は、顔や表情を中心に捉えた映像です。通常の個人チッケムは全身の動きや振り付けを追う構成も多く、見せたい部分によってカメラの画角が異なります。
Q4:タンドクシャッケムは個人チッケムのことですか?
A4:「단독샷캠」は単独ショットを含む映像タイトルの表現です。制作企画によって撮影方法は異なり、必ずしも特定メンバーだけを映す動画とは限りません。ワンテイクやカメラの切り替えを抑えた映像を探す際の手掛かりになります。
Q5:チッケムの再生数ランキングはどこで確認できますか?
A5:M2などの公式チャンネルで個々の動画の再生数を確認できます。ランキングを参照する場合は、集計日や対象動画の範囲を確認してください。グループ全体の映像とメンバー別の映像を混在させたランキングでは、単純な比較が難しくなります。
まとめ:チッケムの意味を知ればK-POPの楽しみ方が広がる
チッケムとは、K-POPを中心に使われる「직캠」に由来する言葉で、特定のメンバーに焦点を当てた推しカメラ映像を指します。ファンカムと意味が重なる一方、公式チャンネルが制作する個人フォーカス映像と、ファンが撮影した動画は区別して考える必要があります。
ペイスケム、タンドクシャッケム、サイドカムなどの呼び方も、映像の撮影対象やカメラワークを理解する手掛かりになります。KBS Kpop、SBSKPOP X INKIGAYO、M2といった公式チャンネルを活用し、グループ名・メンバー名・曲名・動画形式を組み合わせて検索すれば、見たいパフォーマンスを効率よく探せます。
チッケムを選ぶときの判断基準は、再生数の多さだけではありません。推しの表情を楽しみたいのか、ダンスの技術を見たいのか、グループ全体の構成を知りたいのか。目的に合った映像を選び、公式情報や公開元も確認することで、K-POPのステージをより深く、安心して楽しめます。 (出典: チッケム と は(Yahoo!ニュース))