堀瑞輝の現在は?2026年最新成績・年度別成績と武器のスライダーを徹底解説
堀瑞輝(ほり・みずき)投手は、北海道日本ハムファイターズに所属する左投左打のリリーフ投手です。広島県呉市出身で、2016年のドラフト1位で日本ハムに入団。2021年にはパ・リーグの最優秀中継ぎ投手賞を獲得し、鋭いスライダーと独特の投球フォームを武器にブルペンを支えてきました。
2025年は一軍登板がわずか2試合だった一方、二軍では防御率1.65を記録。そして2026年は一軍で43試合に登板し、防御率2.60、19ホールド、1セーブをマークしました。日本野球機構(NPB)の年度別成績をもとに、堀瑞輝の現在地、通算成績、投球スタイル、そして今後の評価を左右するポイントまで詳しく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年の成績:一軍43登板、4勝1敗、防御率2.60、19ホールド、1セーブと救援陣で存在感を示した。
- 投球の特徴:サイド気味のフォームから繰り出すスライダーと直球のコンビネーションが持ち味。2021年には最優秀中継ぎ投手賞を獲得している。
- 今後の注目点:2025年の一軍2登板から2026年に登板数を大きく伸ばした。今後は好成績の継続と、勝負どころでの安定感が焦点になる。
【堀瑞輝の現在】2026年は一軍43登板、防御率2.60で復調
2026年の堀瑞輝を評価するうえで、まず押さえたいのが一軍での登板数と防御率です。NPB公式サイトの2026年シーズン終了時の記録では、43試合に登板し、4勝1敗、防御率2.60、19ホールド、1セーブを記録しています。投球回は34回2/3、奪三振は53個でした。
救援投手の働きを見る際には、勝敗だけでなく、ホールド数や登板数も重要です。堀は2026年に19ホールドを挙げ、救援でリードを守る役割を担えることを数字で示しました。34回2/3で53三振を奪った点も見逃せません。短いイニングを中心に登板する投手として、三振を奪う能力が表れたシーズンです。
対照的だったのが2025年です。一軍では2試合、投球回は1回2/3、防御率16.20にとどまりました。一方、二軍では33試合に登板し、32回2/3を投げて防御率1.65、38奪三振を記録しています。
つまり、2025年はファームで結果を残しながら、一軍では登板機会が限られたシーズンでした。二軍で防御率1.65を記録したことは投球内容を評価する材料ですが、二軍と一軍では対戦打者のレベルや試合状況、起用される場面が異なります。ファームの成績が良ければ、必ずしも一軍で同じ結果を出せるわけではありません。
その点、2026年は登板数が2試合から43試合へと増え、防御率も16.20から2.60へ改善しました。前年の数字だけで現在の実力を判断するのではなく、直近シーズンの実績を重視することが、堀瑞輝の現状を理解するうえで大切です。

【経歴・年度別成績】広島新庄高からドラフト1位、2021年に初タイトル
堀瑞輝は1998年5月10日生まれ。広島県呉市出身で、広島新庄高校から2016年のドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団しました。球団が公表したドラフト指名時の選手評では、最速150キロの左サイドハンドで、切れのある直球と鋭いスライダーを操る投手として紹介されています。
プロ入り後は救援を中心に経験を積み、2019年には53試合、2020年には45試合に登板しました。そして2021年、60試合登板、防御率2.36、39ホールド、42ホールドポイントという成績を残し、パ・リーグ最優秀中継ぎ投手賞を初受賞。左のセットアッパーとして大きく評価を高めました。
その後は一軍成績が低迷した時期もありましたが、2026年には再び40試合を超える登板を記録しています。以下はNPB公式の個人年度別成績を中心に整理した、一軍での主な成績です。
| 年度 | 登板 | 防御率 | 主なポイント |
|---|---|---|---|
| 2017年 | 4試合 | 3.38 | プロ1年目 |
| 2018年 | 10試合 | 5.86 | 一軍で経験を積む |
| 2019年 | 53試合 | 5.22 | 登板数を大きく伸ばす |
| 2020年 | 45試合 | 4.19 | 救援での経験を重ねる |
| 2021年 | 60試合 | 2.36 | 39ホールド、42HP。最優秀中継ぎ投手賞 |
| 2022年 | 41試合 | 5.82 | 5セーブを記録 |
| 2023年 | 5試合 | 9.00 | 登板機会が減少 |
| 2024年 | 10試合 | 8.64 | 一軍で苦戦 |
| 2025年 | 2試合 | 16.20 | 二軍では防御率1.65 |
| 2026年 | 43試合 | 2.60 | 19ホールド、1セーブ |
| 通算 | 273試合 | 4.53 | 17勝17敗、9セーブ、89ホールド |
この年度別成績から読み取れるのは、堀が一度きりの好成績で評価された投手ではないということです。2021年に実績を残した一方、2023~2025年には登板数や防御率が厳しい数字となりました。そして2026年には43登板、防御率2.60まで持ち直しています。
年度別成績を読む際には、登板数と防御率を組み合わせて見る必要があります。登板数はチームから任された仕事量を、防御率は失点を抑える結果を示す指標です。2026年は両方の数字が改善しており、過去の実績を再び一軍で生かせた点に意味があります。
【投球フォームとスライダー】左腕・堀瑞輝の武器はどこにある?
堀瑞輝の投球を特徴づけるのが、サイド気味のフォームとスライダーです。スポーツナビの選手紹介でも、サイド気味のフォームから投げ込むスライダーを武器とする左腕と説明されています。球団のドラフト指名時の評価でも、直球の切れと鋭いスライダーが強みとして挙げられていました。
サイド気味のフォームは、一般的なオーバースローとは異なる角度からボールをリリースするため、打者にとって球筋やタイミングを捉えるうえで特徴的な要素になります。そこに横方向への変化が大きいスライダーを組み合わせることで、打者のバットの芯を外したり、空振りを狙ったりする投球が可能になります。
ただし、スライダーの曲がり幅だけで投手の実力が決まるわけではありません。直球との球速差、リリースの見え方、制球、カウントごとの使い分けなどが組み合わさって、初めて球種の持ち味が生きてきます。堀の場合も、スライダー単体ではなく、直球とのコンビネーションに注目するのが適切です。
2026年は34回2/3で53奪三振を記録しました。奪三振はアウトを直接取る能力を示すため、短いイニングで結果を求められるリリーフ投手にとって重要な指標です。この数字は、堀が打者を打たせて取るだけでなく、三振を奪う選択肢を持っていることを示しています。
一方、投球フォームの印象だけで制球力やコンディションまで判断することはできません。実際の評価では、登板ごとの球の走り、四球数、被安打、失点の推移を合わせて見る必要があります。2026年の成績が示すのは、特徴的なフォームと球種を持つ左腕が、一軍で結果を残す機会を再び増やしたという事実です。

【中継ぎとしての評価】2021年のタイトルと2026年の復調を比較
堀瑞輝のキャリアを語るうえで欠かせないのが、2021年の最優秀中継ぎ投手賞です。NPBの表彰記録によると、堀は42ホールドポイントで同賞を初受賞しました。シーズン成績は60登板、防御率2.36、39ホールド。勝ちパターンの一角を担う左腕として、実績を残した年です。
ホールドポイント(HP)は、ホールドと救援勝利を合算した指標です。救援投手の働きを評価する際、単純な勝敗だけでは見えにくい貢献を把握する助けになります。2021年の堀は39ホールドに加えて3勝を記録し、合計42HPに到達しました。
一方、2026年は43登板、防御率2.60、19ホールド、23ホールドポイント、1セーブです。2021年の60登板には届いていませんが、2025年の一軍2登板から大きく前進し、救援投手として再び一定の出場機会を確保しました。
2021年と2026年を比較すると、評価のポイントは異なります。2021年は年間を通して多くの試合に登板し、タイトルを獲得したシーズンでした。2026年は低迷期を経て登板機会を取り戻し、防御率2点台でシーズンを終えたことが大きな意味を持ちます。
中継ぎ投手は、先発投手と比べて一度の登板で投げるイニングが短い一方、試合展開に応じて登板場面が変わりやすいポジションです。僅差のリードを守る場面、同点の場面、走者を背負った場面など、状況に応じた対応力が求められます。そのため、防御率に加えてホールド数や登板数を確認することで、チーム内での役割をより具体的に把握できます。
2026年の堀は19ホールドを記録しており、救援陣の中で役割を果たしたことが数字に表れています。ただし、2021年のタイトル実績だけを根拠に現在も同じ地位にあると判断するのではなく、シーズンごとの成績を基準に評価することが重要です。
【NPB通算成績】数字から見える堀瑞輝の強みと課題
NPB公式の年度別成績では、堀瑞輝の通算成績は273登板、17勝17敗、9セーブ、89ホールド、104ホールドポイント、防御率4.53、303奪三振です。投球回は278回1/3となっています。
通算成績は、プロ入りから積み重ねてきた実績を把握するための基礎資料です。堀は2019年から2022年にかけて登板機会を多く得ており、2021年には防御率2.36を記録しました。その一方、2023年以降には一軍登板数が少なく、防御率も高い年が続いたため、通算防御率は4.53となっています。
ここで注意したいのは、通算防御率が高いからといって、2026年の投球内容まで同じように評価するのは適切ではないという点です。通算防御率は過去の成績をすべて含む累積的な数字です。直近の状態を知るには、2026年の防御率2.60や43登板といった当該シーズンの記録を優先して確認する必要があります。
また、ホールド数は単独で投手の実力を完全に表すものではありません。チームがリードした状態で登板する機会や、監督・コーチによる継投方針にも左右されます。防御率、奪三振、四球、被本塁打、WHIPなど複数の数字を組み合わせることで、より立体的な評価ができます。
2026年の堀は、53奪三振に対して与四球9、WHIP1.10を記録しました。WHIPは1イニングあたりに許した安打と四球の合計を示す指標で、数値が低いほど走者を出す頻度が少ない傾向があります。これらの数字は、2025年の一軍成績からの改善を確認するうえで参考になります。

【今後の注目点】2026年の復調を来季につなげられるか
2026年の成績を踏まえると、堀瑞輝の今後を判断するうえで注目したい点は大きく3つあります。第一は、登板機会を継続して確保できるかどうかです。2025年は一軍2登板でしたが、2026年は43登板まで増えました。今後も一軍のブルペンで役割を担い続けられるかが、最初の評価軸になります。
第二は、防御率と走者を出す頻度を維持できるかです。2026年の防御率2.60、WHIP1.10は、前年の一軍成績と比べて大きく改善しています。この水準を次のシーズンでも保てれば、安定した救援投手としての評価を強める材料になります。反対に、四球や被本塁打が増える場合は、成績の変化を細かく見る必要があります。
第三は、ホールドが付くような重要な場面でどれだけ起用されるかです。登板数が多くても、登板する場面や試合展開によってチームへの貢献の形は変わります。僅差の試合や終盤の局面で任される機会が増えるかどうかは、首脳陣からの信頼や役割を読み解く手がかりになります。
ただし、2026年の好成績だけを根拠に、翌シーズンの登板数やタイトル獲得を断定することはできません。救援投手の評価には、年間を通じた状態の維持、チーム内の競争、起用方針など複数の要素が関わります。過去のタイトル実績と直近の成績を両方踏まえながら、次のシーズンの実績を確認するのが妥当です。
【堀瑞輝】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:堀瑞輝は現在何歳ですか?
A1:1998年5月10日生まれで、2026年10月23日時点では28歳です。広島県呉市出身で、北海道日本ハムファイターズに所属する左投左打の投手です。
Q2:堀瑞輝の2026年最新成績は?
A2:NPB公式の2026年シーズン終了時の記録では、一軍43登板、4勝1敗、防御率2.60、19ホールド、1セーブ、53奪三振です。投球回は34回2/3でした。
Q3:堀瑞輝の二軍防御率1.65はいつの成績ですか?
A3:2025年の二軍成績です。33試合に登板して32回2/3を投げ、防御率1.65、38奪三振を記録しました。同年の一軍登板は2試合でしたが、2026年には一軍43登板、防御率2.60と成績を改善しています。
まとめ:堀瑞輝の現在地は2026年の数字で判断する
堀瑞輝は、広島新庄高校からドラフト1位で日本ハムに入団し、2021年に最優秀中継ぎ投手賞を獲得した左腕です。サイド気味の投球フォームと鋭いスライダーを武器に、救援投手として実績を積んできました。
2025年は一軍2登板にとどまったものの、二軍では防御率1.65を記録。そして2026年には一軍43登板、防御率2.60、19ホールド、1セーブという成績を残しました。通算防御率4.53という数字だけでは見えにくい、直近シーズンの改善が確認できます。
今後の評価では、過去のタイトルや一時期の不振だけに引きずられず、登板数、防御率、ホールド、奪三振、WHIPなどを組み合わせて見ることが大切です。2026年に取り戻した一軍での存在感を継続できるか。堀瑞輝の次のシーズンは、左腕リリーフとしての安定感と、重要な場面を任される機会に注目したいところです。 (出典: 堀 瑞 輝(Yahoo!ニュース))