新潟4区はどこ?2026年最新の区割り・歴代議員・衆院選の変遷を徹底解説
新潟4区はどこを対象とする選挙区なのか。2026年10月現在、衆議院の新潟県第4区は、長岡市、柏崎市、小千谷市、見附市、三島郡、刈羽郡を対象とする小選挙区です。2022年の区割り改定によって新潟県内の選挙区数が6から5に減り、従来とは異なる地域構成になりました。
新潟4区を理解するには、1994年の公職選挙法改正による選挙制度の転換、旧5区・旧2区などからの区域変更、そして2024年と2026年の衆院選を分けて見る必要があります。2024年は米山隆一氏が当選し、2026年は鷲尾英一郎氏が議席を獲得しました。同じ「4区」という名称でも、過去の選挙区と現在の選挙区が同じ範囲とは限りません。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 対象地域:長岡市・柏崎市・小千谷市・見附市・三島郡・刈羽郡の6市町村です。
- 区割りの経緯:1994年の制度改革で小選挙区制が導入され、2022年の改定では新潟県の小選挙区が6区から5区に再編されました。
- 最新の選挙結果:2024年は米山隆一氏、2026年2月8日の衆院選では鷲尾英一郎氏が新潟4区で当選しました。
【まず結論】新潟県第4区はどこ?現在の対象地域を一覧で解説
新潟県第4区の現在の対象地域は、新潟県選挙管理委員会が公表する小選挙区一覧で確認できます。2026年の衆議院議員総選挙でも、次の区域が第4区として扱われました。
- 長岡市
- 柏崎市
- 小千谷市
- 見附市
- 三島郡(出雲崎町)
- 刈羽郡(刈羽村)
ポイントは、市だけでなく、出雲崎町と刈羽村も選挙区に含まれることです。「新潟4区は長岡市や柏崎市を中心とする地域」と覚えるだけでは、投票先を確認するときに見落としが生じる可能性があります。
また、新潟県第4区は新潟市の行政区を対象とする選挙区ではありません。新潟市内の各区は、別の小選挙区に割り当てられています。市町村名が似ている、あるいは隣接しているという理由だけで、同じ衆院選の選挙区になるわけではありません。
実際に投票する際は、居住する市町村だけでなく、引っ越し後の選挙人名簿への登録状況や投票所の案内も確認する必要があります。選挙区の境界と、個人が実際に投票できる場所は、関連していますが別の情報です。

【2022年の区割り改定】新潟4区が再編された経緯とは
現在の新潟4区を理解するうえで、大きな転換点となるのが2022年の衆議院小選挙区の区割り改定です。
新潟県選挙管理委員会の公表資料によると、一票の格差を是正するために公職選挙法が改正され、新潟県内の小選挙区は従来の6区から5区に減りました。全国では25都道府県の140選挙区が改定対象となり、いわゆる「10増10減」の一環として実施されています。
改正法は2022年11月28日に公布され、同年12月28日に施行されました。新しい区割りは、施行後に初めて公示される衆議院議員総選挙から適用され、2024年10月の衆院選では新しい区割りで投票が行われました。
旧5区・旧2区・旧4区との関係
報道では、新4区について「旧5区の魚沼地域以外と旧2区南部」を軸に説明されることがあります。これは再編の方向性を理解するうえでは参考になりますが、現行の区域を正確に再現するには、それだけでは不十分です。
実際の区割り変更では、旧5区に含まれていた長岡市や小千谷市などの区域に加え、旧2区側の柏崎市・出雲崎町・刈羽村、旧4区側の見附市なども関係しました。長岡市についても、旧区割りでの区域と現在の長岡市全域を対象とする区割りとでは、扱いが異なります。
したがって、「旧5区から魚沼地域を除いたものがそのまま新4区になった」と理解するのは正確ではありません。旧区の番号を手掛かりにしつつも、最終的には現在の市町村単位の区割りを確認することが大切です。
区割りはどのように決まるのか
衆議院の選挙区は、自治体が独自に決めるものではありません。衆議院議員選挙区画定審議会による調査・審議や勧告などを経て、法律に基づいて区割りが定められます。
人口の均衡が重要な基準となる一方、行政区域、地理的条件、交通事情なども考慮されます。人口の変動に合わせて区割りを見直す必要があるため、選挙区は一度決まったら永久に変わらないものではありません。
新潟県第4区の再編も、単なる名称変更ではありません。県内の選挙区数そのものが減少し、隣接する選挙区との境界や、各候補者が向き合う有権者の構成が変わった点に意味があります。
【年表で整理】新潟県第4区の歴代議員と区割りの変遷
「新潟県第4区の歴代議員」を調べる際には、1994年の制度改革より前に存在した中選挙区の第4区と、それ以降の小選挙区の第4区を区別する必要があります。同じ番号が使われていても、選挙制度も区域も同一ではありません。
小選挙区制が始まった1996年以降は、栗原博久氏、菊田真紀子氏、金子恵美氏、米山隆一氏などが第4区で当選してきました。ただし、過去の区割り改定により、各選挙で同じ地域の有権者が投票してきたわけではありません。
| 時期 | 制度・当選者 | 主なポイント |
|---|---|---|
| 1947年~1993年 | 旧・中選挙区の新潟県第4区 | 1947年の第23回衆院選から設置。1983年までは定数3、廃止時の定数は2。 |
| 1994年~1996年 | 公職選挙法改正と小選挙区制への移行 | 小選挙区比例代表並立制が導入され、1996年に新制度での衆院選が実施された。 |
| 1996年・2000年 | 栗原博久氏 | 小選挙区制での初期の当選者。2000年も第4区で当選。 |
| 2003年・2005年・2009年 | 菊田真紀子氏 | 民主党所属で3回連続当選。 |
| 2012年・2014年 | 金子恵美氏 | 自民党所属で当選。菊田氏は2012年・2014年には比例代表で当選した。 |
| 2017年・2021年 | 菊田真紀子氏 | 2017年は無所属、2021年は立憲民主党所属で当選。 |
| 2022年12月 | 区割り改定 | 新潟県の小選挙区が6区から5区に減少。次の衆院選から新しい区割りを適用。 |
| 2024年10月27日 | 米山隆一氏 | 新区割りでの衆院選に当選。93,764票を獲得。 |
| 2026年2月8日 | 鷲尾英一郎氏 | 最新の衆院選で当選。107,128票を獲得し、現職議員となった。 |
この年表から分かるのは、新潟4区の政治的な歴史を、ひとりの議員の在任期間だけで説明するのは難しいということです。選挙制度の変更、候補者の所属政党、区割りの改定が重なり、同じ第4区でも選挙の前提が変化してきました。
なお、表中の当選者は各時期の「新潟県第4区」という選挙区番号に基づく整理です。過去の選挙結果を現在の区域にそのまま当てはめることはできません。

【衆院選2024】泉田裕彦・鷲尾英一郎・米山隆一の三つ巴を検証
2024年10月27日投開票の第50回衆議院議員総選挙は、新しい区割りで実施された新潟4区の政治状況を知るうえで重要な選挙でした。立候補したのは、米山隆一氏、鷲尾英一郎氏、泉田裕彦氏の3人で、いずれも前職でした。
NSTなどの報道では、3人の前職による競争として紹介されました。候補者はそれぞれ異なる政治的立場から支持を求め、新しい選挙区の有権者に対して政策や政治姿勢を訴えました。
2024年の得票結果
- 米山隆一氏(立憲民主党):93,764票
- 鷲尾英一郎氏(自由民主党):71,672票
- 泉田裕彦氏(無所属):43,396票
米山氏が最多得票で当選し、新しい区割りでの議席を獲得しました。鷲尾氏は小選挙区で敗れ、比例復活もできませんでした。泉田氏も及ばず、無所属での議席獲得はなりませんでした。
泉田裕彦氏が「新4区」を念頭に活動した背景
泉田氏は旧5区を地盤としてきた政治家で、2024年には自民党の公認を得られず、無所属で新潟4区に出馬しました。新潟日報の取材に対しては、「これまで通り新4区を念頭に政治活動を続ける」と述べたことが報じられています。
この動きは、区割り改定によって選挙区の境界が変わると、政治家がこれまで活動してきた地域と、次の選挙で競う地域との関係も変わることを示しています。旧5区での活動実績だけでなく、新たに加わった地域でどのように支持を広げるかが課題になりました。
ただし、泉田氏の2024年の出馬を、現在の新潟4区における現職の地位と混同してはいけません。2026年の衆院選では候補者構成が変わっており、現時点の議席は別の選挙結果によって決まっています。
【2026年最新】現在の新潟4区の議員は鷲尾英一郎氏
2026年10月現在、新潟県第4区の衆議院議員は、自由民主党の鷲尾英一郎氏です。2026年2月8日に投開票された第51回衆議院議員総選挙で、鷲尾氏が小選挙区の議席を獲得しました。
新潟県選挙管理委員会が公表した選挙結果によると、2026年の新潟4区では4人が立候補しました。結果は次のとおりです。
- 鷲尾英一郎氏(自民党):107,128票、当選
- 米山隆一氏(中道改革連合):62,446票
- 野村泰暉氏(国民民主党):15,842票
- 大矢寿乃氏(参政党):14,613票
選挙当日の有権者数は347,604人、投票者数は203,155人で、投票率は58.44%でした。鷲尾氏の得票は107,128票で、候補者4人のうち最多となりました。
2024年から2026年にかけて何が変わったのか
2024年の選挙では米山氏が93,764票で当選し、鷲尾氏は71,672票で敗れました。ところが、2026年の選挙では鷲尾氏が107,128票を獲得して当選し、米山氏は62,446票となりました。わずか約1年4か月の間に、同じ小選挙区で当選者が入れ替わったことになります。
ただし、この変化を区割りだけで説明することはできません。2024年と2026年では候補者の構成や所属政党、全国の政治状況も異なります。選挙結果を比較する際には、得票数だけでなく、候補者の顔ぶれや政党の状況も合わせて見る必要があります。
また、2026年の当選者が鷲尾氏であることと、過去の新潟4区で鷲尾氏がどのような選挙を経験したかは別の論点です。選挙区の歴史を追う場合は、各選挙の区割りと当選結果を対応させて確認することが重要です。

【中選挙区と小選挙区の違い】同じ「第4区」でも仕組みは別物
新潟県第4区には、現在の小選挙区とは別に、かつて中選挙区としての第4区が存在しました。中選挙区時代の新潟県第4区は1947年の第23回衆議院議員総選挙から設置され、廃止時の定数は2でした。1983年の第37回衆院選までは定数3だったとされています。
中選挙区制では、ひとつの選挙区から複数の議員を選びました。一方、1994年の制度改革で導入された小選挙区比例代表並立制では、小選挙区ごとに原則1人を選び、比例代表選挙も並行して実施します。
1994年の公職選挙法改正が持つ意味
1994年の公職選挙法改正などによって、衆議院の選挙制度は従来の中選挙区単記投票制から小選挙区比例代表並立制へ移行しました。小選挙区300議席、比例代表200議席という制度が導入され、最初の総選挙は1996年に行われています。
その後、定数や区割りは複数回見直され、2026年現在は衆議院465議席のうち、小選挙区289議席、比例代表176議席となっています。
この変更によって、選挙区での競争の仕組みも変わりました。中選挙区では同じ政党の候補者同士が同じ選挙区で競うこともありましたが、小選挙区では各選挙区で最多得票を得た候補者が議席を獲得します。比例代表での当選もあるため、小選挙区で敗れた候補者が必ずしも国会議員になれないわけではありません。
旧中選挙区の第4区と現在の第4区を混同しない
検索で「新潟県第4区(中選挙区)」と「新潟県第4区(小選挙区)」が並んで表示されることがありますが、これは同じ地域を同じ制度で選び続けてきたことを意味しません。
中選挙区時代の第4区は複数の議席を選ぶ制度上の選挙区であり、現在の第4区は市町村単位で定められた小選挙区です。1994年の制度改革は選挙制度そのものを変え、2022年の区割り改定は現在の選挙区の境界を変えました。この2つの出来事を分けて理解することが、歴史を正確に読むうえでの基本になります。
【プロの結論】新潟4区の情報を読み違えないための3つの視点
新潟4区を調べる際に押さえておきたいのは、「現在の区域」「制度が変わった時期」「最新の選挙結果」の3点です。この3つを分けて確認すれば、古いニュースや選挙データを現在の状況と取り違えるリスクを減らせます。
- 現在の区域を知りたい人:新潟県選挙管理委員会が公表する最新の小選挙区一覧を確認し、長岡市・柏崎市・小千谷市・見附市・出雲崎町・刈羽村が対象になっていることを確かめてください。
- 歴代議員や過去の選挙を知りたい人:1996年以降の小選挙区の結果と、1947年から1993年までの中選挙区時代の記録を分けて調べることが重要です。
- 2026年現在の議員を知りたい人:2024年の選挙結果だけではなく、2026年2月8日に実施された第51回衆院選の確定結果を確認してください。
特に注意したいのは、古い記事に記載された「新潟4区」の地域名を、そのまま現在の区域だと考えてしまうことです。区割りが変われば、同じ自治体の一部が別の選挙区へ移ったり、複数の旧選挙区から区域が集まったりすることがあります。
また、候補者の当選歴を見るときも、当選回数と選挙区の歴史を切り分ける必要があります。過去に第4区から当選したという事実は確認できても、その議員が現在の第4区と同じ範囲の有権者から選ばれたとは限りません。
【新潟4区】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:新潟4区はどこの市町村が対象ですか? A1:2026年現在は、長岡市、柏崎市、小千谷市、見附市、三島郡の出雲崎町、刈羽郡の刈羽村が対象です。新潟県選挙管理委員会の小選挙区一覧で確認できます。
Q2:新潟県第4区の現在の衆議院議員は誰ですか? A2:2026年2月8日の衆院選で当選した、自由民主党の鷲尾英一郎氏です。107,128票を獲得し、米山隆一氏ら3人を上回りました。
Q3:新潟4区はなぜ再編されたのですか? A3:主な背景は、一票の格差を是正するための2022年の区割り改定です。新潟県内の小選挙区数は6区から5区に減り、現在の第4区は旧区割りとは異なる地域構成になりました。
Q4:2024年の新潟4区の選挙では誰が当選しましたか? A4:2024年10月27日の衆院選では、立憲民主党の米山隆一氏が93,764票を獲得して当選しました。その後、2026年2月の衆院選では鷲尾英一郎氏が当選しています。
Q5:中選挙区時代の新潟4区と現在の新潟4区は同じですか? A5:同じではありません。中選挙区時代の第4区は複数の議席を選ぶ選挙区でしたが、現在の第4区は1人を選ぶ小選挙区です。区域についても、現在までに複数回の改定が行われています。
まとめ:新潟4区の現在と今後の動向を正しく把握するには
新潟県第4区は、長岡市、柏崎市、小千谷市、見附市、出雲崎町、刈羽村を対象とする衆議院の小選挙区です。1994年の公職選挙法改正による選挙制度の転換を経て、2022年の区割り改定で現在の区域が形成されました。
2024年の衆院選では米山隆一氏が当選しましたが、2026年2月8日の衆院選では鷲尾英一郎氏が107,128票を獲得して当選しました。2026年10月現在の新潟4区を知るうえでは、この最新の選挙結果が基準になります。
一方、旧5区の魚沼地域以外や旧2区南部との関係を調べる場合には、旧4区側の区域変更も含めて確認する必要があります。さらに、1947年から1993年まで存在した中選挙区時代の第4区は、現在の小選挙区とは別の制度です。
選挙区の情報は、制度改正や人口の変化によって更新されます。歴代議員、候補者の動向、現在の区割りを正しく理解するためには、過去の報道だけで判断せず、最新の選挙管理委員会の公表資料と各選挙の結果を照らし合わせることが大切です。 (出典: 新潟 4 区(Yahoo!ニュース))