メッシのバロンドールは何回?歴代8回の受賞年と2026年9回目の可能性を徹底解説
リオネル・メッシのバロンドール受賞回数は、通算8回。1956年に創設された世界的なサッカー個人賞で、メッシは歴代最多の受賞記録を保持している。2位はクリスティアーノ・ロナウドの5回で、両者の差は3回だ。
メッシは2009年から2012年にかけて4年連続で受賞し、その後も2015年、2019年、2021年、2023年に栄冠を手にした。2023年の受賞を決定づけた大きな要因は、アルゼンチン代表を2022年ワールドカップ優勝に導いた実績だった。2024年はロドリ、2025年はウスマン・デンベレが受賞し、2026年もメッシは候補30人に名を連ねている。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 受賞回数:メッシは歴代最多の8回。クリスティアーノ・ロナウドの5回を上回る。
- 受賞の背景:年間91ゴールの記録、バルセロナでの通算672得点、アルゼンチン代表のW杯制覇など、個人とチーム双方の実績が評価を支えてきた。
- 2026年の最新情報:メッシは候補30人に選出された。授賞式は10月26日に予定されており、9回目の受賞が実現するかはまだ決まっていない。
【受賞回数を一挙解説】メッシは何回受賞した?歴代8回の年表
メッシのバロンドール受賞回数は8回で、男子部門の歴代最多記録だ。受賞年は2009年、2010年、2011年、2012年、2015年、2019年、2021年、2023年。10年以上にわたって世界最高峰の個人賞を獲得し続けたことが、メッシのキャリアを象徴している。
UEFAが公開する歴代受賞者一覧と、フランス・フットボールの公式パルマレス(受賞者記録)でも、この8回の受賞が確認できる。特に注目すべきなのは、初期の4連覇と、クラブや代表での環境が変わった後にも受賞している点だ。
| 受賞年 | 当時の主な実績 | 受賞を理解するポイント |
|---|---|---|
| 2009年 | バルセロナで国内リーグ、国内カップ、欧州チャンピオンズリーグを制覇 | 欧州三冠を支え、世界的スターとしての地位を確立 |
| 2010年 | バルセロナで高い得点力を発揮 | 個人能力と継続的な得点生産が評価された |
| 2011年 | バルセロナがリーグと欧州チャンピオンズリーグを制覇 | 攻撃の中心として欧州最高峰の舞台で活躍 |
| 2012年 | 公式戦で年間91ゴールを記録 | 年間得点記録を塗り替える圧倒的な個人成績 |
| 2015年 | バルセロナで再び国内リーグ、国内カップ、欧州CLを制覇 | ネイマール、ルイス・スアレスらと強力な攻撃陣を形成 |
| 2019年 | バルセロナでリーグ優勝、ラ・リーガ得点王を獲得 | 長年にわたる得点力と試合への影響力を証明 |
| 2021年 | アルゼンチン代表でコパ・アメリカ優勝 | 代表タイトル獲得と大会での個人パフォーマンスが評価された |
| 2023年 | アルゼンチン代表で2022年W杯優勝 | W杯制覇と大会最優秀選手賞が大きな評価材料になった |
4年連続受賞を達成したのは、2009年から2012年までの期間だ。2010年から2012年は、バルセロナの強力なチーム力を背景にしながらも、メッシ自身が試合を決定づける存在であり続けた。
その後、2015年には再び欧州三冠を達成。2019年には個人の得点能力が際立ち、2021年にはアルゼンチン代表で悲願のコパ・アメリカ優勝を経験した。2023年の受賞は、クラブでの長年の実績に加えて、代表での最大の目標を達成した後の栄冠だった。
なお、2020年は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、バロンドールそのものが授与されなかった年だ。メッシが2020年に受賞しなかったのは、通常の選考で別の選手に敗れたという事情とは異なる。

【歴代受賞者ランキング】メッシとC・ロナウドの受賞回数を比較
バロンドールの受賞回数でメッシに次ぐのは、クリスティアーノ・ロナウドだ。ロナウドは2008年、2013年、2014年、2016年、2017年の計5回受賞している。両者は2000年代後半から2020年代にかけて世界のサッカー界を牽引し、長期にわたって個人賞を争ってきた。
歴代最多記録を整理すると、メッシの8回が突出していることが分かる。
- 1位:リオネル・メッシ — 8回
- 2位:クリスティアーノ・ロナウド — 5回
- 3位タイ:ミシェル・プラティニ — 3回
- 3位タイ:ヨハン・クライフ — 3回
- 3位タイ:マルコ・ファン・バステン — 3回
プラティニは1983年から1985年まで3年連続で受賞し、クライフは1971年、1973年、1974年、ファン・バステンは1988年、1989年、1992年に受賞した。いずれも各時代を代表する名選手だが、受賞回数ではメッシとロナウドが大きく上回る。
ただし、受賞回数だけで選手の優劣を完全に決めることはできない。バロンドールは毎年の評価対象期間や投票環境、選手のポジション、チームの成績などに左右されるからだ。守備的な役割を担う選手と、得点やアシストで直接的な結果を残す選手では、評価される材料も異なる。
その点を踏まえても、メッシの記録には特別な意味がある。攻撃の起点となるパス、ドリブルによる局面打開、得点力、決定機の創出という複数の能力を、長期間にわたって高い水準で発揮し続けたためだ。
【8回受賞の理由】年間91ゴールとバルセロナ通算672得点が示す実力
メッシが8回もバロンドールを受賞できた理由は、単にゴールを量産したからではない。得点者としての能力に加え、チームの攻撃全体を組み立て、試合の流れを変え、重要な試合で結果を残してきたことが大きい。
2012年の年間91ゴールという記録
メッシの代表的な記録が、2012年の年間91ゴールだ。FCバルセロナの公式記録によると、この年の内訳はバルセロナで79ゴール、アルゼンチン代表で12ゴール。ギネス世界記録も、公式戦における暦年の最多得点として91ゴールを記録している。
当時の記録は、1972年にゲルト・ミュラーが記録した年間85ゴールを上回るものだった。しかも、91ゴールはクラブだけの数字ではない。代表戦を含めた年間の公式戦で積み上げた結果であり、異なるチームや大会でも得点力を発揮したことを示している。
ただし、年間91ゴールは暦年の記録であり、シーズン単位の成績とは区別する必要がある。現在のバロンドールは原則としてシーズン単位で評価されるため、2012年の記録をそのまま別の受賞年の選考基準に当てはめることはできない。
バルセロナ通算672得点というクラブ記録
FCバルセロナの公式選手記録によると、メッシは2003年から2021年まで同クラブに在籍し、公式戦で672ゴールを記録した。出場数は778試合。単一クラブでの通算得点記録として、ギネス世界記録にも掲載されている。
この672得点は、長期間にわたってトップレベルを維持したことの証拠だ。若手時代の突破力、得点能力が完成した時期の決定力、そしてキャリア後半におけるゲームメークまで、プレースタイルを進化させながらチームへの貢献を続けてきた。
バロンドールの評価では、得点数だけでなく、選手がチームの勝利にどの程度影響を与えたかも重要になる。メッシは自らゴールを決めるだけでなく、味方の得点機会を生み出す能力にも優れていた。その総合力が、複数の時代にわたる受賞を支えたと考えられる。
個人記録だけでは説明できないチームへの影響力
2009年と2015年の受賞時には、バルセロナが国内リーグ、国内カップ、欧州チャンピオンズリーグを制覇した。メッシの個人能力が、チームのタイトル獲得に結びついたことが分かりやすい形で示された時期だ。
一方、2019年や2021年の受賞は、単一のタイトルだけでは説明できない。得点力や創造性を継続して発揮したことに加え、2021年にはアルゼンチン代表のコパ・アメリカ優勝という重要な成果も得た。個人の能力とチームへの貢献が複合的に評価されている。

【2023年受賞の経緯】W杯優勝がメッシの8回目を後押しした理由
メッシの8回目のバロンドール受賞を語るうえで欠かせないのが、2022年カタール・ワールドカップだ。アルゼンチン代表は決勝でフランス代表を破り、世界王者に輝いた。メッシは大会で7ゴールを挙げ、決勝でも2ゴールを記録。大会最優秀選手に贈られるゴールデンボールも獲得した。
2023年のバロンドールは、2022年のW杯での活躍を含む評価対象期間を踏まえて選考された。つまり、2023年の受賞は、単に過去の名声に対する表彰ではなく、世界最高峰の舞台で決定的な結果を残したことへの評価だった。
もっとも、受賞争いは一方的だったわけではない。マンチェスター・シティで圧倒的な得点力を示し、国内リーグや欧州チャンピオンズリーグなどのタイトル獲得にも貢献したアーリング・ハーランドも有力候補だった。最終的にはメッシが1位、ハーランドが2位、キリアン・エムバペが3位となった。
ここで重要なのは、バロンドールが得点数だけで決まる賞ではないという点だ。ハーランドはクラブでの得点力とタイトル獲得を強くアピールした一方、メッシにはW杯優勝という代表キャリア最大級の成果があった。選考では個人の活躍とチームの成績が総合的に評価されるため、国際大会の結果が大きく影響する年もある。
メッシにとって2023年の受賞は、2009年から続く長いキャリアの中でも特別な意味を持つ。クラブで数々のタイトルを獲得してきた一方、代表ではW杯優勝が大きな目標として残っていた。その目標を達成した翌年に、歴代最多となる8回目の栄冠を手にしたのである。
【選考基準を解説】フランス・フットボールは何を評価するのか
バロンドールは、フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」が1956年に創設した個人賞だ。現在はフランス・フットボールとUEFAが授賞式を共同開催している。2022年からは評価対象が暦年からシーズン単位へ変更され、受賞者の選考方法を理解するうえで、この違いが重要になった。
2026年版の公式規則では、評価対象期間は2025年8月3日から2026年7月19日まで。男子部門では、主に次の3つの基準が優先順位に沿って示されている。
- 個人のパフォーマンス:選手自身の活躍、試合を決定づける力、印象的なプレー。
- チームの成績:所属クラブや代表チームでのタイトル、競技上の成果。
- 品格とフェアプレー:スポーツマンシップや競技者としての姿勢。
この基準に照らすと、メッシの強みが見えてくる。年間91ゴールやバルセロナ通算672得点は個人のパフォーマンスを裏付ける記録であり、欧州チャンピオンズリーグやコパ・アメリカ、W杯の優勝はチームの成果を示す材料だ。異なる評価項目で高い実績を残したことが、受賞回数の多さにつながっている。
一方、選考基準が同じでも、各年の競争環境は異なる。2024年はマンチェスター・シティのロドリが受賞した。ロドリはプレミアリーグ優勝に貢献し、スペイン代表としてEURO 2024でも優勝。大会最優秀選手にも選ばれた。
2025年はパリ・サンジェルマンのウスマン・デンベレが受賞した。UEFAの発表によると、デンベレは2024-25シーズンに欧州チャンピオンズリーグ初優勝を経験し、国内タイトル獲得にも貢献。公式戦で37ゴール、15アシストを記録したシーズンが評価された。
ロドリやデンベレの受賞は、メッシの記録の価値を下げるものではない。むしろ、バロンドールは特定の選手が永久に独占する賞ではなく、その評価対象期間における個人の活躍とチームの成果によって受賞者が変わることを示している。

【2026年最新情報】メッシは候補入り、9回目の受賞はあるのか
2026年10月23日時点で、メッシは2026年の男子バロンドール候補30人に選出されている。UEFAの公式発表によると、候補者は9月8日に公表され、授賞式は10月26日に英国ロンドンのロンドン・パラディウムで開催される予定だ。2026年はバロンドール創設70周年に当たる。
メッシは1987年6月24日生まれで、2026年の授賞式を迎える時点では39歳。インテル・マイアミでプレーする現在も候補に残ったことは、長年にわたる評価と世界的な存在感を示している。ただし、候補入りと受賞決定は別の段階であり、8回という記録が9回に更新されたわけではない。
2026年の候補には、メッシのほか、ハリー・ケイン、ラミン・ヤマル、キリアン・エムバペ、ロドリ、そして前年の受賞者であるデンベレらが名を連ねている。過去の受賞者だけでなく、クラブや代表で際立った成績を残した選手が競い合う構図だ。
9回目の受賞が実現する条件
メッシが9回目の受賞を果たすには、評価対象期間における個人の活躍が、他の候補者を上回ると投票者に評価される必要がある。2026年版ではW杯を含む国際大会も評価対象期間に入るため、代表での実績や大舞台での貢献も選考材料となる。
一方、年齢や過去の受賞回数だけで、受賞の可能性が決まるわけではない。選考では過去の栄光ではなく、対象期間内の実績が中心となる。メッシが候補に入ったことは事実だが、それだけを根拠に9回目が有力だと断定することはできない。
10月下旬の各社の直前予想では、ケインやヤマルらが有力候補として挙げられており、メッシは本命視されている状況ではない。とはいえ、授賞式前の予想と公式結果は異なる。2026年10月23日時点では受賞者はまだ発表されておらず、9回目の実現可能性を最終的に判断するには、10月26日の結果を待つ必要がある。
なお、2026年の受賞者を確認する際には、2025年のデンベレ、2024年のロドリ、そしてメッシが受賞した2023年を混同しないことが大切だ。検索結果の見出しに「最新」や「9回目」と書かれていても、候補入りのニュースなのか、受賞決定のニュースなのかを区別すれば、誤った情報に振り回されずに済む。
【バロンドールメッシ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:メッシのバロンドール受賞回数は何回ですか?
A1:通算8回です。受賞年は2009年、2010年、2011年、2012年、2015年、2019年、2021年、2023年で、男子部門の歴代最多記録を保持しています。
Q2:メッシとクリスティアーノ・ロナウドでは、どちらが多く受賞していますか?
A2:メッシが8回、クリスティアーノ・ロナウドが5回です。メッシが3回上回っており、歴代3位タイのプラティニ、クライフ、ファン・バステンはいずれも3回です。
Q3:メッシが2023年に受賞した理由は何ですか?
A3:2022年カタールW杯でアルゼンチン代表を優勝に導き、大会最優秀選手にも選ばれたことが大きな要因です。大会で7ゴールを挙げ、決勝でも2得点を記録しました。
Q4:2026年にメッシが9回目のバロンドールを受賞する可能性はありますか?
A4:可能性はありますが、2026年10月23日時点では候補入りが確認されている段階です。授賞式は10月26日に予定されており、受賞者はまだ決まっていません。
Q5:メッシの年間91ゴールとは、どのような記録ですか?
A5:2012年に記録した暦年の公式戦91ゴールです。内訳はバルセロナで79ゴール、アルゼンチン代表で12ゴール。ギネス世界記録にも掲載されている歴史的な記録です。
Q6:2024年と2025年のバロンドール受賞者は誰ですか?
A6:2024年はスペイン代表とマンチェスター・シティで活躍したロドリ、2025年はパリ・サンジェルマンで欧州チャンピオンズリーグ優勝などに貢献したウスマン・デンベレです。
まとめ:メッシの8回は記録だけでなく、長期的な実力の証明
メッシのバロンドール8回という記録は、歴代最多という数字だけでは語り尽くせない。2009年から2012年までの4連覇、年間91ゴール、バルセロナ通算672得点、そして2022年W杯での優勝。個人の圧倒的な能力と、チームを勝利へ導く力の両方を長期間にわたって示した結果だ。
クリスティアーノ・ロナウドの5回も歴史的な記録だが、現時点ではメッシが3回上回っている。2023年の受賞は、代表での大きな目標を達成した後に獲得した8回目の栄冠であり、メッシのキャリアを象徴する出来事となった。
2026年は候補30人に選ばれ、9回目の受賞に挑む。ただし、候補入りと受賞は同じではない。評価対象期間の実績、チームのタイトル、国際大会での活躍、そして公式の投票結果を確認することが、最新情報を正しく理解するための判断基準となる。
10月26日の授賞式でメッシが歴史を更新するのか、それとも新たな受賞者が誕生するのか。8回の受賞歴を押さえたうえで2026年の結果を見れば、バロンドールが評価する「その時代を代表する選手」の意味も、より明確に理解できるはずだ。 (出典: バロン ドール メッシ(Yahoo!ニュース))